かばん
「僕はまだ、いろいろ準備しないといけないことがあるので、これで失礼します。
以降は、お渡ししたボスウォッチを通しての指示となります。
作戦決行の夕方までは時間がありますので、お茶でも飲んで、ゆっくりなさってて下さい」
コウテイ
「世話になった、かばん」
イワビー「サンキュー!」
ジェーン「ありがとうございます」
フルル「ありがと~」
プリンセス「ありがと…」
そんなお礼を背中に受けながら僕は部屋を出た。
賽は投げられた。
もう後戻りはできない。
鬼が出ようが蛇が出ようが、やり遂げるしかないのだ。
あの子は・・・と・・くしには懐いてくれていました。
形はどうあれ恩人ですからね。
フレンズの輪の中には入りづらいでしょうからね。
地下の廊下を歩いていると、声が聞こえてきた。
電気が切れているのか、先の方は薄暗い。
カバ
「・・・なので、ヒトがパークを去ってしまった後は、かなり荒れていました」
博士
「また見捨てられた、と思ったのでしょう」
助手
「そう考えると『ヒトの帰り』を人一倍待ちわびていたのは、あの子かもしれませんね」
かばん
「皆さん、こんなところで何を…?」
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