しばらくバスが走っていると・・・
画面にフラッシュが走り、エンカウントSEが流れる。
またバトルか・・・
ーと思ったら、例のコミカルなBGMだ。
アライ
「ふははは」
今度は画面左端にアラフェネが現れる。
アライ
「バックアタックなのだ」
カラカル
「ちょっとは考えてきたみたいね」
サーバル
「ホントだ! 右からセルリアンが現れたら『はさみうち』になっちゃう」
確かに・・・
ロイヤル
「って踏み潰されて、カートゥーンのようにペラペラになってたはずよね?
どうやって3次元に戻ったのよ!?」
フェネ
「アライさんは回復力もバケモノ級なのさ~」
ロイヤル
「まるっきりバケモノじゃない!」
アライ
「さあ、変身なのだ! フェネック」
♪~ 出番キターーー(゚∀゚)ーーー!とばかりに、
同じ流れを繰り返す。
違いはサーバルに加え、カラカルまで居眠りしていることぐらいだ。
ロイヤル
「さっきと同じじゃない!」
アライ
「よく見るのだ。 髪のボリュームとか、ブーツの形状とか・・・
BGMも違うのだ!」
ーと、フェネックが何かを察し、画面中央寄りに移動する。
~♪
コミカルなBGMが終わりを告げる。
アライ
「・・・のだ?」
今度はアライさんも警戒して左右を見回す。
ーが、
ミライ
「いやぁぁぁーーー!」
再度トラウマを抉られたミライさんの運転するバスが画面下から入ってくると、アライさんを轢いてしまう。
アライ
「ゔっ!」
アライさんは一撃で戦闘不能になった。
♪~ BGMがバトル用に切り替わる
と同時に、画面右端からセルリアン御一行が待ってましたとばかりに登場する。
ミライ
「第一種戦闘配置!」
サーバルたちは戦闘モードに入る。
背後では、フェネックが
ズルズルと引き摺って左端から退場する。
フェネ
「またね~」
ツッコミを入れたかったが、『今そこにある危機』に対処するのが先決だ。
イワビー
「スターダストロックキック!」
ぱっかーん ぱっかーん!
てってれ~
バトルシーン自体は呆気なく、イワビーの『技』によるワンパンで終わった。
相変わらず、経験値もドロップアイテムも無かった。
バトルシーンの手抜きも露骨になってきていた…
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