私は絶句した。
何でもいい。 いつものように言い返したかったが、言葉が出ない…
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まるで時間が止まったかのようだった…
動き出す気配もない。
居たたまれなくなって、思わず楽屋を飛び出した。
「❗ プリンセス!?」
コウテイの声を背中で聞きながら、私は走った。
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逃げちゃダメだ!
逃げてどうなるものでもない。
そんなことは頭では分かっていても止まれなかった。
コウテイが次に口にするかもしれない『決定的なセリフ』を聞きたくなかったのかもしれない。
そのまま建物の外に飛び出す。
そこにはジャパリバスが停まっていた。
かばん「あ、プリンセスさん。 タイリクさんを連れてきたんd…」
目の前にバスのボディーが迫る!
💥
時間が飛んだ。
次の瞬間、私は地面に横たわっていた。
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