けものフレンズBBS NEO

某作者のSSスレ / 104

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名無しのフレンズ 2019/03/17 (日) 13:45:25 f2808@d7aa5 >> 102

プリンセス
「どうしよう・・・」

早速時間を持て余してしまった...
戻るのも気まずいし、自主練をする気分にもなれなかった。

💡
そうだ、かばんの所に行こう。
相談したいことがあったのだ。
今どこに居るかは分からないが、としょかんで博士たちに聞けば分かるだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

!?
あれは?
森を抜けると、としょかんからコウテイが出てくるところだった。
中から かばんが出てきてコウテイを呼び止める。
コウテイは振り返ると照れくさそうに何かを受け取った。
かばんは いくつかのボスウォッチを手渡すと、中に戻っていった。
コウテイはそれを大事そうに抱えて、みずべちほーの方に帰っていった...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は、少し時間をおいて としょかんを訪れた。

プリンセス
「こんにちは。 かばんは居る?」

博士「我々を差し置いて、かばんに用事ですか?」
助手「我々は忙しいので、些細なことは かばんにでも訊けばいいのです」

かばん
「いらっしゃい。 何でしょう?」

プリンセス
「あなたも忙しいでしょうに。 ごめんなさい」

かばん
「構いませんよ。 調べものは いつでも出来ますから。
 今はサーバルちゃんもお昼寝中ですし」

プリンセス
「あの・・・ ね…」

いざとなると何から話していいものやら、言葉が出てこない。
かばんも急かすことなく、こちらの言葉を待っている。

博士「まったく、お見合いで2人きりにされた若い者同士ですか」
助手「これでも飲んで落ち着くのです」
かばん「ありがとうございます」

!?
博士と助手が紅茶を淹れて持ってきたのだ!

博士「何か珍しいですか?」
助手「我々が飲みたいから、ついでに淹れてやっただけなのです」

プリンセス
「でも『りょうり』もしない博士たちがそんなことを...」

博士「客を相手にしているかばんを働かせるほど、我々は鬼ではないのです」
助手「そもそもアルパカに紅茶の淹れ方を教えてやったのは我々なのです」

かばん
#高い所からお湯を注ぐのが良いんですよね」

博士
「紅茶を淹れるのが得意なフレンズ、右京もそう言ってますね」

助手
「右京は推理もそこそこ出来るのですよ」

プリンセス
「・・・」

まあ、ゆっくりしていくのです。
そう言い残すと博士たちは別室に行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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