???
「歌はやめてくれないか?」
プリンセス
「誰!?」💢
???(CV:石田彰)
「う… 美しい... じゃなくて・・・ 僕のパートナーになってもらえましぇんか?」
プリンセス ( ゚Д゚)ハァ?
「ヘタクソか!
大事なプロポーズシーンを しどろもどろな上に噛むなんて。
コウテイの方がよっぽど・・・
あ、ごめんなさい。 今、お芝居の練習中で・・・」
???「あぅぅ…」
???「ちょっとアンタ! ・・・てペパプのプリンセスさん?」
???「こんな近くで初めて見ちゃった」
???「アイドルまで手玉に取ろうなんて」
???「そこに痺れる憧れるぅ」
また別の娘たちが現れた。
なんだろう? この集団は・・・
プリンセス
「誰よ? あなたたち」
最初に声を掛けてきた「トリの子」がキラキラオーラを振り撒きながら自己紹介をする。
<僕の名前は「アナツバメ=王子様」今、婚活中なんだ。 だから君も…
プリンセス (デリケートな話題すぎて、突っ込みにくいkrkrネームね...)
\キャーキャー/
また周りの鳥巻き 取り巻きたちがピーチクパーチク騒ぎだす。
プリンセス(・・・ん?)
今度は取り巻きたちが...
「ヒメアリクイのヒメです… どう? このポーズ。 ワイルドでしょ?」
「ボクは#ヒメイカだよ。
#ダイオウイカ様くらい大きくなるために、この申し出を受けたんだ」
「ヒメアルマジロのフェアリーです。
アナツバメさんに幸せを運びたいです。 まず集めるところからですけど…」
「ヒメウォンバットよ アンタばかぁ?」
ーと、自己紹介した。
こっちもツッコミどころがあり過ぎるが、一番気になったのは、
『パートナー候補が なんで飛べない子ばかりなんだろう?』だった。
私も含めて、だけど・・・
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いくつか疑問が浮かんだが、無難なところから取り敢えず訊いてみたることにした。
プリンセス
「アナツバメって一夫多妻なの?」
アナツバメ
「原作を持ち出す子こと自体ナンセンスだよ。
ヒトの認識にだって誤りはある。
たとえば#オシドリは毎年パートナーを替えたりするし、イクメンでもないらしいじゃないか」
プリンセス
「へー そうなんだ…」
アナツバメ
「だから僕に何人パートナーがいても、奥さん同士きっと仲良くできるさ」
プリンセス
「そんなわけないわよ!」
アナツバメ
「ヒッ!」
ーと、また周りが騒ぎ出す。
「私のアナツバメさんにツッコミを入れるなんて」
「私だってまだツッコミ入れたことないのに、羨ましい」
「私はむしろ突っ込まれたい」
「アンタばかぁ?」
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アナツバメ
「お近付きの印にコレを・・・」 💎
めげないなぁ。
訪問販売の得意なフレンズなんだろうか?
プリンセス
「容姿で靡かないなら、モノで釣ろうっていうこと?」
アナツバメ「せれぶな暮らしを約束するよ? 必死にアイドルごっこなんてしなくても…」
プリンセス「こっちは遊びでやってんじゃないわよ!」 (# ゚Д゚)/
アナツバメ「ヒェッ!」 ((((゚Д゚))))!
ざわ ざわ…
プリンセス
「私は何を言われても構わないけど、大切な仲間をバカにするような人とだけは付き合ってられないわ。
さよなら!」
「歌はいいでしょ?」
「PPPの歌は心を潤してくれる…」
「歌はフレンズの生み出した文化の極みなのよ!」
「アンタばかぁ?」
アナツバメ「あぅぅ…」
あっさり掌を返す取り巻きたちと、慌てるアナツバメを尻目に、私はその場を去った。
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