_人人人_
>ルール<
 ̄Y^Y^Y ̄
・クロスオーバーはしてもいいが、できるのは誰もが1度は聞いたことのある有名なテレビ番組や書籍のみとする。(誰も知らないのだとグダグダになってしまうため。)
・オリフレは性格などを細かく分末に描いてくれれば出してもいいです。
・自分で描いた絵、BGMなどはご自由にお出し下さい。(ただしBGMはしっかりと取ってきた場所を明記してね!)
・行数は皆が多すぎ!と思わないぐらいでお願いしたい。
・オリジナル設定はあり、だけど強さは強すぎないようにお願いします。
・戦闘はOK、ただしグロテスクになるのはダメ、あとそればっかりになるのもダメです。
・その他過激な描写はおやめください
・舞台がジャパリパークじゃなてもいいが、これもしっかりと設定を入れること。
ルールを守って楽しくSS!!!
というわけなので最初なのでその導入を置いておきます。
ここは動物達の楽園、ジャパリパーク、それがまだ開園してた頃…………………………
とある飼育員菜々も着々と1飼育員として成長していき、今ではそこそこのフレンズと分け隔てなく対応できるようになった
そんなある日、1人の新人飼育員が入ってきた。ミライさんが挨拶に現れ、こう言い放った
ミライ「あなたは、けものがお好きですか?」
その新米飼育員の名前は「美々 」
これから始まる物語は、動物が苦手なのにこのジャパリパークの一人前飼育員になりたいと奮闘する一人の新米飼育員の物語である…
美々「えーっと………その…………」
ミライ「大丈夫、はっきりいっちゃってください!」
美々「実は…どちらかと言うと苦手なんです。」
ミライ「そうなの。でも大丈夫、飼育員の中には動物が苦手だけどやりたいって言った人がほかにもいたわ。あなただけではないんですよ!」
美々「私、しっかりとやってけるでしょうか………」
ミライ「ふふふっ、私も、最初の頃はドジを踏んだりして皆に迷惑をかけてしまいました。でも、そうやって学んでいくことも大切だと私は思いますよ。」
美々「はい!私もミライさんのような立派なパークガイドになります!」
ミライ「その意気よ!じゃあ明日あなたの担当のフレンズとご対面だから、楽しみに待っててね!それじゃあ失礼するわね、この後耳ハムタイムがあるから!」
美々「あっはい、ありがとうございます!(耳ハムタイムってなんだろう………)」
美々「まぁいいか。ミライさんって人、とってもステキな感じのお姉さんだったし、きっと何か大事な事なのよね!」
今日は初日で色々とパークの説明や、雇用契約、あと制服や備品の受け渡しだけで帰宅する事となった
家に戻り、さっそく渡された制服を身に着けて鏡の前に立つ美々
美々「ふんふふ~ん♪すごい!わたし、ジャパリパークの制服を着てるわ!」
初めて袖を通すパークの制服にウキウキだったが、すぐに不安が頭をよぎった
美々「…でも、大丈夫かな… わたしって、動物が苦手だから、パークでうまくやっていけるかな…」
美々「ううん!考えたってしょうがないわよね!明日に備えて今日は早く寝ちゃおう!」
美々は明かりを消し、布団の中でゆっくりと眠りについた。
そんな彼女は夢を見ていた。
そこでの美々は幼少期の姿だった。
動物が苦手なはずの彼女が1匹の猫型の動物を連れて歩いていた
美々「見て見て!花が咲いてるよ!」
ステップを踏みながら元気な声で言った。
幸せな夢が続くと思ったその時、周りがいきなり暗雲へと変わっていった!
美々「ど、どうしたんだろう・・・?雨かな・・・?」
猫型の動物「フーーーーーーッ!!フーーーーーーッ!!」
一緒に連れていたネコ型の動物はさっきまでの穏やかな表情とはうってかわって、今にも飛びかかってこんばかりの形相に豹変していた
美々「・・・なによ、どうしちゃったの!?ほら、早く帰りましょう!おいで!」
美々は手を差し伸べる・・・・がしかし!!
猫型の動物「フーーーーーーッ!!フミャーーーー!!」
さっきよりも体が大きくなったような気さえするネコ型の動物が、美々に飛びかかってきたのだ!
美々「キャーーーーーーッ!」
とっさにしゃがんで回避したが、向き直ってこちらに走ってくる!
美々「こ、怖い!!やめて、こっちにこないで!!」
そしてそのネコ科の動物が美々にとびかかる……!!
美々「きゃっ……………………………!!!?」
………………ベットから飛び起きる。
美々「はぁ…………はぁ…………またあの夢か………」
時計を見る…………まだ言われたその時間までには余裕がある。
美々「…………先に準備しよっと……」
歯を磨きながらさっき見た夢のことを思い出していた
美々(あの夢・・・しばらく見なかったから忘れていたけれど、どうしてこのタイミングでまた・・・)
ガラガラガラガラ・・・・、ぺっ
カーテンをシャっとあけると、まぶしい朝日が差し込んでくる
美々「さあ、今日からわたしの新しい生活が始まるんだわ!がんばらなくっちゃ!」
一方少し時間を巻き戻して場所は美々宅。
美々を送った夫婦はテーブルの椅子に腰掛け向かい合った。
母「本当に美々をジャパリパークに行かせて良かったのかしら…あの日からずっと動物恐怖症なのに…」
父「元々美々は動物が大好きだった。この街なら誰よりも。だから、その時を思い出して欲しいんだ」
母「だからって…無理矢理トラウマを掘り返させるようなことをしなくても!」
父「決めた時に言っただろう。美々は父さんと母さんの子で強い子だ。それにパークには僕の研究で度々助言をいただいたカコ博士がいる。だから、大丈夫」
父は母を慰める。そして、庭を眺めた。庭のある木の下に動物の墓と夢に出てきた猫型の動物の遺影が置かれていた
父「クオン(久遠〕…美々を見守ってくれ」
家族は美々が無事にパークでやっていけることを願った。
そして時間を戻す。
美々「よし、準備は出来た!ここからはそんなに遠くは離れていみたいだし徒歩で行くのね!」
美々は元気良く部屋を飛び出した。
〜〜15分後、言われた場所〜〜
美々「ふう、早めにつけたわね。」
ミライ「あっ、美々さん、丁度10分前に来ましたね」
ミライは来た飼育員の欄にチェックをつけている。既に何人か来ているようだ。
ミライ「美々さん、ほかの皆さんにも挨拶をしてくるのはどうでしょうか。」
美々「そうですね、ではやってきます!」
美々は何人か同じ服を着た飼育員に挨拶に行った。
美々「初めまして、美々と申します!同じ新人飼育員としてよろしくお願いします!」
??「ああ、よろしく、僕は大神って言うんだ。」
美々「よろしくお願いします!えっと、あ、初めまして!美々と申します!よろしくお願いします!」
大神との挨拶が済むと、次は大神の横にいる女性に目がとまった
美々よりもやや年上なくらいの年齢で、長身でどこか近寄りがたいオーラを出した目付きの鋭い女性だ
美々「は、初めまして!美々と申します!よろしくお願いします!」九尺 よ」
??「・・・・」
美々「あ、あの・・・」
??「・・ん ああ・・・よろしくね。」
美々「はい!・・・・・あ、あの?」
??「なに?」
美々「お、お名前を・・・・」
??「ああ・・名前ね。
美々「くじゃくさん・・・ですね。よろしくお願いします!」
美々(ちょっと怖そうな人だな・・・)
そうして美々はほかの人にも挨拶をしてゆく………
ミライ「ごっほん!それではここに集まった皆さんはこれからジャパリパークの飼育員としてフレンズ達の世話をしていただきます!しかし、大なり小なり動物との経験はあるかもしれませんが、相手はフレンズです!そこで、戸惑うことやわからないことが多くなると思います!」
今回のジャパリパークの新人は共に理解しようという試みや先輩飼育員からの助言などを聞きやすくするという名目で
3人1組でチームを組み、チームリーダーとして1人の先輩飼育員が就くという内容だった。
ミライ「チームメイトはこちらの方でバランスなどを考慮して決めています!」
ミライさんは紙を取り出し、チームメンバーを発表していった。
美々は聞き漏らさないように熱心に聞いている……
美々「私は……大神さんと九尺さんとですか」
大神「お、いたいた」
美々「えっと改めましてよろしくお願いします!」
大神「おう、こちらこそよろしく」
美々「大神さんって背が高いですね。」
大神「いや、それほどでもないよ、男の中ではどっちかと言うと真ん中の方だし……」
大神はメガネをかけ直す。
九尺「ああ・・・集まるのが早いわね」
美々「九尺さんも…改めましてよろしくお願いします!」
九尺「ああ・・・よろしくね」
美々「となるとあとはフレンズさん達とチームリーダーですね。」
大神「2人は担当の子はどの子がいいとかあるの?僕は絶滅種の子がいいなーって」
九尺「…うーん? 私は、モフモフの…(ボソ
美々「?何ですか?」
九尺「…なんでもないわ。強いて言うなら猫科かしらね。」
大神「猫科。かわいいですよね~、猫科は。」
九尺「鳥類の子でもいいけどね。こう、ぽわぽわしてるところを、モフっと…」
大神「…うーん、なるほど…」
美々(猫科… 猫…)
大神「美々さん、どうかしたんですか?」
美々「な、なんでもない・・・です。」
大神「?」
九尺「で、あなたはどうなの?ご希望のフレンズはあるの?」
美々「うーん・・・どうでしょう・・・うさぎちゃんとか?(噛まれたりすることはないだろうし)」
大神「うさぎちゃんですか~ いいですね。お好きなんですか?」
美々「お好きっていうか、なんていうか・・・・」
九尺「・・・・?」
ミライ「皆さん、チームの皆さんとご挨拶は住みましたか~?次はチームリーダーとなる先輩飼育員の方々の割り当てを発表していきますよ~」