グリフォン「何だあいつらは?!俺が『けんきゅうじょ』に居たときはあんなのいなかったぞ!」
ヒポグリフ「知らないのも無理無いわ、あなたが『けんきゅうじょ』から居なくならなった後でスフィンクスが誕生させたのよ!」
キマイラ「お前がグリフォンか、スフィンクスから聞いてるぜ、『けんきゅうじょ』から逃げたした腰ぬけだってな!」
グリフォン「んだとぉ!」
ヒポグリフ「やめてキマイラ!あなた達はスフィンクスに騙されてるのよ!」
キマイラ「おうヒポグリフ、そっちに居るってことはつまり…どう言うことだ?オルトロス?」
オルトロス「はあ…、戦闘以外は本当にポンコツですね…キマイラ姉さんは…」
呆れ顔でオルトロスがぼやいた。
キマイラ「おう、戦闘なら任せろ!」
オルトロス「……はいはい、今のヒポグリフは額の目が除去されている…つまりもうNEO体の呪縛から逃れている…元に戻ってしまったようですね」
キマイラ「あたしらを裏切ったって事か…!まあ、遊ぶ相手が多いに越したことはねぇ!」
キマイラは首を捻ると嬉しそうに笑う。
キマイラ「いい加減『けんきゅうじょ』のセルリアンどもと遊ぶのも飽きたところだ。さあて誰から相手してやろうか、何なら一度に全員でもいいぜ!」
ヒポグリフ「みんな気を付けて!抜けてるように見えてもとんでもない力の持ち主よ!!」
不敵な笑みを浮かべながらキマイラはグリフォン達に向かって一気に突進した。
グリフォン「うわっ!」上空に避ける
キマイラ「ちょっ……上はなしだぞ!」
勢い余ってキマイラは転ぶ。
オルトロス「姉さん…………」
オルトロスは呆れ顔だ。
ヒポグリフ「弱点は二人とも飛べない事ね………」
キマイラ「…………」
オルトロス「…………」
グリフォン「この戦い………勝てない訳ではなさそうだな………すまんが倒させてもらうぞ…!」
キマイラ「そう簡単に倒されはしないぞ!」
*喧嘩が始まった。
グリフォン「おらっ!」ボコッ
キマイラ「やったな!クソがっ!」ボコッ
グリフォン「いってー!このやろっ!」ボコッ
ヒポグリフ・オルトロス「えぇ………」
──────────────────────────────────────
ライオン「吹雪いてきた…………」
ハクトウワシ「まだ何匹かセルリアンがいそうだから探そう。」
ライオン「そうだねー」
ギンギツネ「私たちも手伝うわ!」
ヌートリア「頑張るよ!」
この子達は別行動するようだ………
──────────────────────────────────────
キマイラ「くそっ!こんな馬鹿みたいな奴にあたしが苦戦するとは……!!」ボコスカ
グリフォン「なかなか手強い……!!こんなに阿呆みたいな奴なのに………!」ボコスカ
ヒポグリフ「このままじゃあ勝負がつかない………」
オルトロス「………………行きな!」
オルトロスは空を飛ぶヘリコプターのセルリアンを出した……
ヒポグリフ「!?!?」
そのセルリアンはヒポグリフに銃口を向けて……発射した。ヒポグリフは突然の出来事に動けない。
ヒポグリフ「んっ………………!!!」
…………………?
ヒポグリフ「あれ?……私は撃たれたはず……」
ヒポグリフの真ん前、セルリアンがいる方角に見知らぬフレンズがいた。
??「……………………有害なセルリアンめ……消えろ!」
さっき撃ったと思われる弾が今度はセルリアンに発射された。その弾はセルリアンを貫通し、へしを砕く。
セルリアン「!?!?」パッカーン!!
オルトロス「お前は…………誰だ………?!」
??「私か、私は真西方守護者(仮)風使いの窮奇だ!私の守護地を破壊する行為、許せん!成敗してくれる!」
オルトロス「守護者がなによ!お前達!潰してやりな!」
セルリアン軍団「!!!!」
*本当の戦いが始まった。
オルトロス「あの数のセルリアンをものともしないなんて…何て奴…!」
オルトロスに呼び出されたヘリ型セルリアンの半数が既に窮奇によって倒されていた、ヘリ型セルリアンより発射される弾丸はまるで見えない壁に弾かれるように軌道逸れ窮奇を捉える事なく四方に消える。
オルトロス「そんな馬鹿な…一体どうなってる…!」
キマイラ「ちっ、どいつもこいつも頭の上をヒラヒラ飛びやがって…!目にもの見せてやる!どいてろオルトロス!」
オルトロス「キマイラ姉さん、あれを使うのか!?」
キマイラの警告に咄嗟に後ろへ下がるオルトロス、次の瞬間大きく開かれたキマイラの口から鉛をも溶かす灼熱の火炎が放射された。
火炎は舞い降る雪を一瞬で蒸発させながらグリフォン、更にはその後方の窮奇にも迫る。
グリフォン「うおぉ危ねえっ?!なんだありゃあ?!」
グリフォンは咄嗟に急上昇し火炎をやり過ごす、だが窮奇は避ける素振りすら見せない。
窮奇「ほう…炎か面白い…、ならばこちらも答えるとしようか!」
言うより早く窮奇を中心にして周囲の雪が渦を巻くように舞い上がった。
それを見たオルトロスはようやく何が起きているのかを理解した。
オルトロス「…風使いの窮奇…!姉さん!まずい!!」
窮奇は自在に操る風を纏うとに迫り来る火炎を絡め取る、火炎は更に燃え上がり荒れ狂う炎の大蛇となってキマイラとオルトロスに襲いかかった。
キマイラ「なっ?!ぐわあぁああーーーっ!!!」
オルトロス「うわあぁああーーーっ!!!」
だが、炎の大蛇は二人を飲み込む寸前で一気に燃え上がるとそのまま掻き消え、周囲の地面を焼き尽くした跡だけが残った。
キマイラとオルトロスはその場で動けずに立ち尽くす。
窮奇「お主ら、退くなら追わぬが…さあ、どうする?」
キマイラ「くっそぉ…舐めやがって…!」
オルトロス「キマイラ姉さん、ここは退くべきです!あいつは余りに底が知れない…!」
キマイラ「ちっ、お前がそこまで言うならしょうがねぇ…!一旦退くぞ!」
オルトロスとキマイラは残ったヘリ型セルリアンに掴まるとその場から飛び去ろうとする。
グリフォン「あっ、こら!待ちやがれ!」
グリフォンが逃がすまいと追おうとするがキマイラの吐き出した火炎に遮られ近付く事が出来ない。
キマイラ「グリフォン、てめぇとの勝負はひとまずお預けだ!あばよ!」
そう言い残しキマイラとオルトロスは山から涌き出る温泉より立ち上る湯気の奥へと消えて行った。
しばらくして建物の裏手側からライオン達が戻ってきた。
ライオン「お~い!向こうは片付いたよ~」
ハクトウワシ「こっちはどうなっている?」
ヌートリア「……うえ~寒いよ~…凍えちゃうよ~」
グリフォン「お、そっちも終わったみたいだな」
ギンギツネ「窮奇さん!無事だったのね!良かった!」
グリフォン「何だ、知り合いなのか?」
ギンギツネ「ここの温泉によく来てくれるのよ、今日も朝から温泉に入っていたの…そこにさっきのセルリアン達が襲ってきて…そうだわ!キタキツネがまだ建物の中に…!!」
ギンギツネの顔色が青ざめる。
窮奇「心配には及ばぬ、ギンギツネよ、キタキツネはカピバラと供に安全な場所に避難させておいた」
その言葉に一同はホッと胸を撫で下ろす。
窮奇「やれやれ…せっかくの湯浴みが台無しだ…さて、気を取り直してもう一風呂浴びるとしよう」
建物内に入る一行
グリフォン「へー これが温泉…?で、温泉ってなんなんだ?」
ライオン「温かい水の中に入って身体を温めるんだよ。気持ちいいんだーこれが」
ヒポグリフ「なんだかちょっと楽しそうね…」
ギンギツネ「キタキツネー!カピバラー!もう大丈夫よー!」
窮奇「騒がんでもよい。こっちだ。」
案内されたのは食堂だった
ギンギツネ「あ、安全な場所ってここ?」
窮奇「ここならば閉鎖された空間だし、中から施錠もできよう。」
ギンギツネ「キタキツネー!もう終わったから出てきても大丈夫よー!」
……
ヌートリア「反応ないですね…」
ギンギツネ「しっ…!静かに…」
グリフォン「…?何だ、どうしたんだ」
…ズズー ズズー…
ギンギツネ「ま、まさか!キタキツネ!カピバラ!開けなさい!」
ドンドンと食堂の戸を叩くギンギツネ
グリフォン「なんだなんだ?大丈夫なのか?」
しばらく間が空いてガチャっと鍵の開く音が響くと、勢いよく戸をあけるギンギツネ
ギンギツネ「あーっ!!や、やっぱり!」
グリフォン「????」
ギンギツネ「ふっくら 食べてるー!!ダメでしょ、こんな時間に食べちゃ!晩御飯が食べられなくなっちゃうわよ!」
キタキツネ「…だから食べ終わるまで閉めといてっていったのに…」
カピバラ「ぎんぎつねに心配かけるのも申し訳ないよよよ…ズルズル おあげが美味しいんだよよよ…」
緊張状態が続いていた一行の緊張が一気にほぐれる
ライオン「あの食べてるものは何なの?」
グリフォン「なんかよくわからんが大丈夫そうだな…ハァー 腹が減った」
窮奇「さて、湯冷めしてしまったのでもう一風呂頂いていくぞ、ギンギツネよ。」
ヌートリア「カピバラさん!しばらくぶりで~す!」
ハクトウワシ「私たちも少し休憩していくかい?」
ヒポグリフ「温泉…ちょっと入ってみたいな~」
ギンギツネ「じゃあ、ご飯の前に行ってみる?」
ヒポグリフ「やった!」
ののののののののののののののののののののののの
[大浴場]
窮奇「さあ、ここが雪山名物雪山温泉大浴場だ。」
窮奇に案内された大浴場はスーパー銭湯のような雰囲気の温泉であった。
グリフォン「ここが…………温泉………」ゴクリ
窮奇「ここでこの服を脱ぐ」
窮奇は自分の衣服を脱いでいる
ヒポグリフ「これって取れるのですか!?」
窮奇「最近の奴らは知らんやつが多いが、ここに人が沢山いた頃はみんなそうしてたんだぞ」
ギンギツネ達も脱いでいる、窮奇は頭にタオルを乗せた。
グリフォン「なんか変な気分だな……」
ヒポグリフ「そうだね………」
全員が入る準備が出来たようだ。
グリフォン「よっしゃ!」タタタッ
カピバラ「あっ……」
グリフォン「アベッ!?………痛ったぁ〜!」
グリフォンが派手にすっ転ぶ。
カピバラ「滑るから気をつけるんだよよよ…」
ヒポグリフ「ふぅ………………暖かい………」
ヌートリア「ぬくぬく…………♪♪」
グリフォン「なるほど…」パシャ
皆それぞれ好きな所で入浴している。
グリフォン「なあ窮奇、お前さっき人間が沢山いる頃って言ってたけどさ、窮奇はここがまだ開園していた時から居たのか?」
窮奇「そうだぞ、開業していた時はアンインの自然公園でゆるりと生きてたな、いやー懐かしい。」
ヒポグリフ「なるほど…しかしそこから結構経ちますけど、よく生きれましたね?」
窮奇「まあ偶然と偶然が重なったからな……寿命は普通のフレンズは120歳そこらだと言うが私ら神様系はセルリウムがなんとかかんとかで………」
グリフォン「セルリウム!?」
窮奇「と言ってもどうもセルリウムには2種類あるようで、名前は……呼ぼえていないが私はアリウムとナシウムって呼んでいる。」
ヒポグリフ「2種類?ということはセルリアンも2種類がいると?」
窮奇「ああ、セルリアンも1型と2型がいる。1型セルリアンは有機物に反応してセルリアン化する。私達神様系フレンズにも同様のアリウムが少しある。だから化身を出せるんだよ。2型セルリアンは無機物に反応してセルリアン化する。その姿は1つ目の独特な形状ってわけだ。ヒポグリフのその第3の目は恐らく無理やりナシウムを打たれてアリウムの部分を乗っ取ったのかもしれないな。」
グリフォン「俺も前はついてたぞ…ということは……」
ヒポグリフ「つまり…………」
窮奇「グリフォンの寿命は普通のフレンズと同じぐらいで、二人とも化身を出せないっていうこったな。……………アリウムは神様系フレンズの中以外はほとんど消えちまったからな、お主らが化身になるのは諦めるしかないようだな………」
グリフォン「化身かーっ!よくわかんないけどなってみたかったなー!」
ヒポグリフ「ですねー」
窮奇「長々と話に付き合わせちまったな、代わりに今日の晩飯は私がラーメンを作ってあげよう。私が作るラーメンは自慢じゃないが美味いぞ。」
長風呂は続く………
はらはらと雪が舞い落ちる中、グリフォン達は白銀に覆われた山々を眺めながらの露天風呂を堪能していた。
グリフォン「ふい~、こりゃいいや…」
ヒポグリフ「お湯に浸かってる所は温かいのに顔はひんやりなんて不思議な感じね…」
窮奇「どうだ、景色を楽しみながら風呂に浸かる、これが露天風呂の醍醐味よ、なかなか良いものであろう?」
ハクトウワシ「ふ~これは疲れが取れるね~」
キタキツネ「ギンギツネー、早く上がって『げえむ』したいよー…」
ギンギツネ「ダーメ、キタキツネあなた今入ったばっかりでしょ!」
ヌートリア「は~温泉最高~、苦労してここまで来たかいがあったよ~」
カピバラ「何度入ってもやっぱり最高だよよよ」
ライオン「気持ちよくて眠くなっちゃうな~ぐ~ブクブク…」
キタキツネ「ライオン…お風呂で寝たら死んじゃうよ…」
それぞれが思い思いに温泉を楽しむ中グリフォンは窮奇の会話にあった【ヒト】と【人間】と言う言葉が気になっていた。道中に出会ったツチノコやスナネコも話して居たのを思い出したのだ。
グリフォン「なあ窮極、さっきのヒトだの人間だの何の事だなんだ?」
窮奇「何だ?知らないのか?」
そこに二人の会話を聞いていたヒポグリフが割って入った。
ヒポグリフ「グリフォン、あなた何言ってるのよ、ヒトなら『けんきゅうじょ』に大勢いたじゃない?!」
グリフォン「なに?!あそこには『けんきゅうしゃ』っていう全身が白い毛皮の奴らが居ただけだろ?!」
ヒポグリフ「あれがヒトなのよ!」
グリフォン「な、そうなのか?!ヒポグリフお前、何でそんな事を知ってるんだ?!」
ヒポグリフ「スフィンクスがまだ普通だった頃に話してくれたでしょ?聞いてなかったの?」
グリフォン「んんんー、難しくて途中から聞いてなかったかもしれん…」
窮奇「ふむ、どうやら疑問は解決 したようだな、因みに人と人間は同じ意味だ」
グリフォン「でもよ、途中で会ったスナネコの奴はヒトは俺達みたいな耳や尻尾も無くてツルツルしてるって言ってたんだぞ?」
窮奇「今の私達に元動物だった頃の尾も耳や羽が無いのを思い浮かべれば良いのだ、何せフレンズと言うものは動物がヒト化したものらしいからな」
ヒポグリフ「…グリフォン、ちゃんと聞いてるの?」
グリフォン「お、おうよ!バッチリだぜ!」
各々が温泉での談笑をして過ごす内に陽は傾き、雪に覆われた山々もうっすらと夕日を帯びて茜色に染まり始めていた
ヒポグリフ「うーん、なんだか頭がクラクラしてきたわ。まだ体力が戻らないのかしら。」
カピバラ「それは、のぼせたんだよよよ・・・」
ヒポグリフ「のぼせた?どういうこと?」
カピバラ「お湯に長く浸かっていると、身体が暖まりすぎてボーっとしてくるんだよよよ・・・そういう時は、一度上がって身体を冷ましてからまた入るんだよよよ・・・」
ヒポグリフ「へぇー、あなた物知りなのね。それじゃ、一度上がろうかしら。グリフォンはどうする?」
グリフォン「俺は何ともないから、もうちょっと入ってるぞ」
ライオン「わぁ~たしも上がろうかなぁ~アハハ」
ぎんぎつね「ライオン、顔が真っ赤よ!大丈夫なの!?」
ヒポグリフ「ライオンさん、一緒に上がりましょう。」
フラフラのライオンの肩を支えて上がるヒポグリフの後を追うようにカピバラがザバっと立ち上がる
カピバラ「どれ・・・いい場所を案内するよよよ・・・」
ヒポグリフ「いい場所?」
身体をよく乾かした2人は、カピバラに連れられて温泉施設の一室に導かれる
そこは畳が敷かれ、その上にはマットレスのようなものの上に布団が敷かれていた
ヒポグリフ「ここは何なんですか?」
カピバラ「御休処おやすみどころっていうんだよよよ・・・ここで少し休んで、また入りたくなったら温泉に入るといいよよよ・・・」
早速横になる二人・・・
ライオン「グガ~ 💤」
ヒポグリフ「な、なるほど・・・これは・・ハマるわね・・・うーん 💤」
ピポグリフとライオンと一緒に戻ってきた。
ヒポグリフ「なになに?食堂にいますって。」
ライオン「寝たらお腹も空いたしいこうよ〜」
既に他のみんなは食堂にいってしまったようだ。
グリフォン「おう、ヒポグリフ、もうそろそろラーメンとやらが出来るらしいぞ」
ヒポグリフ「たのしみですね!」
窮奇「みんな並んでー」
グリフォン「どんなのなんだ……?」
隣の調理室からはいい匂いが立ちこめる…
最初に並んだグリフォンにラーメンがプレートと一緒に渡される
ギンギツネ「落とさないようにね?」
グリフォン「お、おう」
グリフォン(これがラーメンか………にしてもいい匂いだな……)
その後みんな席に座る。
窮奇「では日本式で行かせてもらうぞ、知らん人は聞いてね、こうやって手を合わせて、いただきますって言うんだよ。じゃあ行くぞ!いただきます!」
全員「「「いただきます!!」」」
グリフォン「ズルル………美味い!」
ヒポグリフ「ほんとね!」
窮奇「おう、それなら良かったよ。作ったかいがあるってもんさ」
グリフォン「だけどどうやって作るんだ?」
窮奇「ラッキービーストが持ってくるジャパリまんってあるだろ?その中身を包んでる外側の部分がこの細長い麺と同じ材料で作られてるんだよ。その余ったのを荒野って細長くして作ってるんだよ。」
ヒポグリフ「手間がかかりそうですね…」
窮奇「だけどこうやってジャパリまん以外のものを食べるのも乙なもんだろ?」
窮奇は隣に置いてあるコーヒー牛乳を飲む。
キタキツネ「今日はもう夜だからさー泊まってく?」
ギンギツネ「あいつらも夜間に外に出るのは暗くて控えるだろうしね、セルリアンも夜は活動しないみたいだし……」
グリフォン「ヒポグリフ、どうするか?」
ヒポグリフ「お言葉に甘えましょう!」
グリフォン「そうだな。」
グリフォン一行は温泉に泊まることになった……