タイリク
「・・・」
アリツ
「どうしました?
まさか具合でも・・・」
タイリク
「いや、カッコ悪いな、と思ってね。
博士たちに迷惑を掛け、キミたちにも迷惑を掛け、私だけが こんなに守られて・・・」
かばん
「それを言うなら、『僕も勝手』です。
『タイリクオオカミさんの好き』を楽しみにしている1人として、
それを失いたくなくて、こうしているんですから。
博士たちは『フレンズの皆さんの好き』を守るために。
他の皆さんは『タイリクオオカミさん』を守るために動いているのに・・・」
アリツ
「実は私も・・・
アミメキリンさんもそうだと思いますよ」
タイリク
「アリツさんが言っていたのは、そういうことか・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこへ・・・
サーバル
「かばんちゃん!?」
アミメ
「先生!」
続いて博士たちも部屋に飛び込んでくる。
博士「!? 2人だけですか?」
助手「ムーンライトハウンドは?」
アミメ
「先生! 怪我をされたんですか!?」
タイリク
(そう言えば、捕獲作戦でのアリバイが崩れた私に誰も気付かない・・・
ーなんてことが、果たしてあり得るのだろうか…?)
~to be continued~
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