再び10月28日 新月
―ろっじー
タイリク
「・・・なのに彼らは、私を庇って『月の瞳を持つけもの』の正体を隠し通そうとしている。
私は真実を白日の下に晒すべきではないだろうか?」
アリツ
「私が思うに、先生は今までどおりでいいんじゃないでしょうか」
タイリク
「!?
皆に甘えて、私『だけ』好きなことをしていろ、と?」
アリツ
「それは少し違うと思います。
皆さんにとっては、先生の『好き』を守ることが
自分の『たーのしー』に繋がっているだけなのだと思いますよ。
でしたら、皆さんの想いに報いるために先生がするべきことは・・・」
タイリク
「!」
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