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文藝誌 ジャパリ文學(SS総合投稿スレ) / 184

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亡き人 2018/06/17 (日) 14:39:44

前回>> 183

未確認なスーパーヒーロー 第7話
〈黄金の夜〉

(推定OP・Great Days)

〜7日後〜

スナネコ「また……行っちゃいましたか……」

窓を見上げる。
現在時刻、午前1時13分。

夜が来る。

[着地地点を確認。パラシュートを開きます]

ここ、ゴーストタウンにて、

[パラシュートを展開]

またの悪を確認。

ツチノコ「うおぉぉ!こえぇ!」

空に輝く、義手と義足の光。
空に浮かぶパラシュート。
またまた、天井をぶち破る気である。
右手から放たれたパラシュートは、水玉で可愛らしかった。

ツチノコ「ジドの野郎……こんなん乙女でもつけないわ……」

[着地地点との距離が近くなりました。ブーストを起動します]

それはつい2日前のこと、怪しい男を見かけ、尾けるとなんとセルリアンの商売屋だったらしい、どうせだからその取引のところで凸ってみたら……
と、いう計画になったわけ、

天井が崩れ落ちる。
大規模だったため電気が消え、あたりは暗闇に包まれた。

[暗視ゴーグル、リードします]

ツチノコ「いや、結構」

俺にピット器官がある。
俺はそれに頼り見える限りの人をボコボコにした。
殴るは蹴るわなんでもあり、男だろうと女だろうと構わずうめき声が響き渡った。
中には必死に俺にしがみつく奴もいたが、もちろん悪は悪だ。
こんなことやってるやつの戯言なんざ、聞く気は
さらさらない。

ツチノコ「無機物反応は?」

[3つの無機物反応をサーチしました。二つはケースの中に入れられてます]

ツチノコ「じゃあ、もう一つは?」

[コアを確認。背後にいます]

コア!!??
俺はとっさに後ろを見た。
(コアとは、へしの事である)
無数の触手が蠢きあっていた。

???「……なんのつもりだ…お前……!!」

シャ…シャベッタ-!!

[人型セルリアン、又はセルリアンを移植した人の可能性があります]

ツチノコ「なるほどな…まずい……これはまずい」

後ずさりながら、どう逃げるか考えていた。

???「逃すか!!」

触手が俺の方に伸びる。
俺はそれを避けるが、触手が地面に刺さり、それと同時に急接近してきた。
殴られる、飛ばされる。
奴が近づいて来る。

やばい、死んだ。

奴は飛ばされた逆方向に俺を蹴った。
又飛ばされ、倒れこむ。
すると、そいつが何か硬いものを投げてきた。
地面に落ちた音は軽いのか重いのかわからなかったが、何かまずいものということは察せれた。

???「全く、期待させといてすぐ負ける。もういい、今回はずらからせてもらう。」

ツチノコ「く……そうは……させない……!!」

必死に足掻くが無念。
奴は窓から飛び降り、
爆弾は爆破した。

[フック、起動]

???「な!?なぜ!?」

ツチノコ「ははは……考えが甘かったようだな……」

俺の腕には沢山の機能が付いている。
すなわち、その腕を伸ばすことだって可能。
いろんな意味でね。
俺の腕がワイヤーで伸ばされ、やつの服をつかんでいた。
その時にはもう、警察のヘリが到着していた。

ヘリ操縦士1「ツチノコ確認。謎の男も確認。」

ヘリ操縦士2「了解」

ヘリ操縦士1「待ってください……」

ヘリ操縦士2「ん?どうした」

ヘリ操縦士1「道路上に……!車椅子の一般市民が!!」

そう……それは……

スナネコ「待ってて下さい……!!ツチノコ!今行きますから!!」

第8話へ続く……

アンケートと募集の方が本日で、締め切りとされていただきます。
このままだと再々アンケートになってしまいます。
投票、お願いします!!

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