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未確認なスーパーヒーロー 第4話
〈あるべきもの〉
(推定OP・Great Days)
モブ2「ぐぅ……!!グハッ!」
バタッ....
ツチノコ「なんだ、1発だけか…」
モブ3「うらぁぉ!!死ねぇ!」
俺は右足で蹴りを入れる。
だが、モブはそれをつかんだ
モブ3「ははっ!!つかんだぞ!」
ツチノコ「……それはよかったな」
[ブースト 起動]
残念ながら俺の義足、義手にはいろんな機能がある。
そのうちの一つが《ブースト》だ。
足裏から強力な空気砲を放ち、足を浮かせる。
又は加速させる。
この場合は少し足を浮かせてからのブーストであったため、そのモブの頭に鉄の塊がぶつかるのである。
ゴンッ!!
モブ3「グビッ……」
俺は勢いのあまり一回転した後、見事に着地した。
ツチノコ「え……と…例の物は……」
ガバッ!
何かと思えば、誰かが俺をつかんだらしい。
目の前にアタッシュケースが見えた。
たぶんそれが例の物だろう。
モブ4「大人しくするんだな!殺されたくなかったら……」
ツチノコ「ウルセェ!さっさと離せよ!」
なぜ義手義足があるのにここまで足掻くのかというと、流石にガスや銃弾にも限りがある。
今日はたまたま通りかかっただけなもんだからそこまで補充してないんだ。
パシュッ!!
モブ4「へっ……なん……で……?」
モブの頭が誰かに撃たれる。
それが誰の仕業なのか、俺はすぐにわかった。
俺はアタッシュケースを持って窓の方に行くと、そこにはハシビロコウがスナイパーライフルを構えて、こっちに親指を立てていた。
ツチノコ「何がナイスだ……」
俺はアタッシュケースの中身を確認した。
しばらく中身を拝見してると、モブが軍団で押し寄せてきたっぽい。
モブ5「おいゴルァ!なんだこれは!?」
モブ6「おい!オメェか!ゴルァ!!」
モブ7「チッ!ざけんじゃねぇぞ!!」
モブ8「殺すぞ!ゴルァ!」
モブ9「さっさとやっちまおうぜ!ゴルァ!」
モブ10「ゴルァ!」
俺はそれを見て鼻で笑い。
ツチノコ「モブは10人くらいにしとけ……」
モブ7「あぁん!?誰がモブじゃ!ゴルァ!」
ツチノコ「じゃあ、答えを言おうか……
・
・
・
・
今から死ぬやつみーんなモブだ!!」
俺はなんかの塊を投げた。
ん?それはなんだって?
これはな……
なんとな……
《爆弾だよ》
ドゴ----ン!!!
パリ--ン!!
アタッシュケースの中には、セルリアンと爆弾が仕組まれてた。
俺はそれを、拝見してるときに取り外し、今投げたんだ。
俺は窓から放り出され、道路の方へと飛んで行った。
第5話へ続く……
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