~ 数分後 ~
コツメカワウソ「あとは……結んで」ギュッ
コツメカワウソ「よし!手当て完了!」
ジャガー「りょーかい!それじゃ1,2,3で離れるぞ」グググ
コツメカワウソ「わかった!123!」ササササッ
ジャガー「早くないか!?」ササササッ
虎「……」グッタリ
ジャガー「え?」
コツメカワウソ「あ、あれ!?さっきより元気ないよ!?ジャガー倒しちゃったの!?」
ジャガー「いや…弱ってたし…きっとお腹が空いてるんだ!」
コツメカワウソ「そうゆうことか!虎ってなにが好物なのかな?」
ジャガー「肉…かな」
コツメカワウソ「にく…?にくってどんな食べ物だったっけ?」
ジャガー「え…えと、それは……」
ラッキービースト「………」ポヨポヨポヨ
ジャガー「あ、ボス!!いいところに!」ダッ
コツメカワウソ「ボスーゥ!じゃぱりまんちょーだーい!」ダッ
虎「ガツガツ」パクパク
コツメカワウソ「あはっ!じゃぱりまん食べてくれてる!」
ジャガー「へぇー、フレンズじゃなくても食べるんだね」
虎「パクパク」ガツガツ
コツメカワウソ「元気になってよかったー!」
ジャガー「もう平気だね。さて、いこっか」スタスタ
コツメカワウソ「あ、うん!帰ろうっ」スタスタ
ジャガー「ふぅ~。一件落着~」
コツメカワウソ「そうだねー…」スタスタ
コツメカワウソ「……」チラッ
虎「ムシャムシャ…」
コツメカワウソ「またねっ!」
・・・・
・・・
・・
・
~~ 川の近く ~~
ジャガー「よし、あとはこの川に沿って進めば元の
コツメカワウソ「わあああんっ!怖かったよジャガー!!」ダキッ
ジャガー「うおおっ!?」
コツメカワウソ「食べられちゃうかと思ったぁよぉお!」グスン
ジャガー「泣くほど怖かったのかぁ、無茶するから」
コツメカワウソ「あの時助けてくれてありがとぉお!」
ジャガー「どういたしまして……でも、良かったのか?」
コツメカワウソ「ふぇ?なにが…?」
ジャガー「マントだよ。結構貴重なものだったんじゃないか?」
コツメカワウソ「あっ、言われてみれば!必死だったから忘れてたよ!」
ジャガー「そうだな…カワウソ震えてたもんなぁ。見てるこっちまでハラハラしたよ」
コツメカワウソ「あはは、恥ずかしいなぁ。カッコ悪いとこ見せちゃったよ~」
ジャガー「いや、かっこよかったぞ?」
コツメカワウソ「…え?」
ジャガー「怖いのに頑張って手当しているカワウソの姿、とてもカッコよかったよ!」
コツメカワウソ「ほ、ほんとぉ?」
ジャガー「ああ!少し分かったよ!きっとあーゆーのをヒーローっていうんだね!」
コツメカワウソ「……えへ…えへへ…へへっ♪じゃがあ~♪」ダキッ
ジャガー「ははっ、泣いたり笑ったり忙しいなぁカワウソは」
ぐぅうう~
ジャガー「おっ?」
コツメカワウソ「あ……お腹すいちゃった!」
ジャガー「そういえば自分達の分、貰うの忘れてたね」
コツメカワウソ「うーん…近くにボスいないかなぁ………」キョロキョロ
ドンブラコ…
コツメカワウソ「……あれ?ねぇ、ジャガー」ジー
ジャガー「ん?どうした?」
コツメカワウソ「あれさ…ジャガーのじゃないかな?」
ジャガー「へ?」チラッ
ドンブラコ…
ドンブラコ…
ジャガー「ええっ!?イカダが流されてる!?」
コツメカワウソ「あのままじゃどこかいっちゃうよ!」
ジャガー「それは困るぞ!?早く捕まえないと!カワウソ、手伝ってくれる?」
コツメカワウソ「もちろん!まかせてよジャガー!」
ジャガー「ありがとう!よし、いこうっ!」ダッ
コツメカワウソ「わーい!いくぞー!」ダッ
ツルンッ
コツメちゃんはやりたい放題
~コツメちゃんはヒーロー~ おわり
ジャガー「そういえばカワウソ」
コツメカワウソ「ん?」
ジャガー「あのマントってどこで見つけたんだ?」
コツメカワウソ「あれはね!SSプリンターで出てきたの!」(※)
ジャガー「いや…わからん」
※2018年5月31日現在。けものフレンズぱびりおんにマントのようなアイテムはありません。