たべないでください⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾
tabenaiyo
2018/03/04 (日) 18:38:21
第12話で印象深いのはリカオンが別のボスを見つけるシーンです。
かばんとサーバルは瞬時に別の個体であることを認識しました。
どうしてでしょうか?
初めて出会った時の挨拶を彼がしたことで、自分たちの記憶がないことを察知し、別の個体と判断したのだと推測します。
皆さんは自我同一性に関して悩んだことはありますか?年齢により回答の期待値が変わってきますが、悩んだことがある人は少なくないでしょう。
さて、自分が自分であることを保証するものの一つは記憶であると考えられています。
かつての自分をよく覚えているからこそ今の自分も自分だと思えるのですね。
それでは記憶を移植した機械はあなたですか?
もっと苦しんでもらいましょう。あなたの全データを移行した複製人間はあなたですか?
この話も関連する話題です。あなたから分子を一個取り払っても別人になることはないでしょう。
一体どれだけ取り払えば私じゃ無くなるのか。
私は私に決まっているだって?
物質的にはあなたの肉体は新陳代謝によりどんどん入れ替わっていますよ。
連続した意識があるという主張もありますね。
毎晩眠っている時に古いあなたは死に、同一の記憶を持った新しい人間に乗っ取られているかもしれませんねえ。
定義が難しいんですよね。定量的な評価ができない。定量化したところでそれが尤もなのかわからない。
だからこそ、哲学的ゾンビなる思考実験ができるわけです。
前回、裏テーマをクオリアとしましたが、今回の裏テーマは哲学的ゾンビでした。
自分以外の全人間はNPCなのでは…?と疑ったことがある諸君に嬉しい概念ですよ。
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哲学的ゾンビって面白い概念ですよね。
思いっきり「我思うゆえに我あり」を疑っていく感じがいい。
哲学的ゾンビといえば「スワンプマン実験」が有名ですが
そういえば、最終話の海に沈んだラッキーさんのシーンとかなり似通ってますね
このSSはホラー仕立てですが
うまく書けば感動モノにもできそう……
>> 73
感動させる作品を作るには技量が要りそうですね。
私は今まで全く作品を作ったことがなかったので、問題提示ぐらいしかできませんね〜。
言われてみればスワンプマンと同じ流れでしたね。スワンプビースト。
犬だったら、顔や匂いの変わったご主人様を判断できるのかな?何を基準にご主人と判断するのだろう。
人間は魂という概念を作り出して、肉体的死を乗り越えて自我同一性を見出すのが面白いですね。
輪廻の概念がその話ですし、けものフレンズっぽく言うならば星の記憶ですかね。
最後の一文はマジのマジで私みたいな人に響くからやめるのだ…グハッ
ラッキービーストの記憶について、お手元のガイドブック4巻29ページで触れてますね
「これは、ボクの記念すべき誕生日のときの写真だよ。でも、ボクらは通信で繋がって、情報を共有するので、このボクが、ボクとはかぎらないんだ。」
「壊れてもまた別のボクがかけつけるよ。」
本来はこのように同期するのかもしれませんね
ボスの詳細な記録・経験まで全個体に共有していたならば、12話ではボスの違いにボス含め誰も気づけていなかったのかな
自分が自分であることを保証するものが記憶であるなら、その場合ボスの個体間の区別はなくなり、かばん達は「ラッキービースト」というデカいネットワークと対話していたということになるのかな?
うーん…ぜんぜんわからん!