今日はローメンの日
【かばんと学ぶローメン】
ローメンとは、羊の肉と蒸した固めの中華麺を独特のスープで煮込んだもので、長野県伊那市の名物
4コマスレより続き
博士「そもそも何故ローメンが誕生したのです?」
かばん「ローメンは伊那市にある中華料理店【萬里】の主人が1955年に考案したんです、当時は冷蔵庫が一般的では無く、生麺の保存に苦慮していた主人は地元の製麺所と共に生麺を一度蒸して乾燥させる事で日持ちするローメン独特の麺を開発したんです」
助手「なるほど、それで麺に独特な風味と食感があるのですね」
かばん「この麺と当時地元で安く手に入った羊肉とキャベツを組み合わせたのが【萬里】の元祖ローメンです」
博士「スープに浸った焼きそばのような見た目なのです」
かばん「ローメンには大きく分けて二種類あって【萬里】のような汁有り(醤油ベースの味付けが多い)と焼きそばみたいな見た目の汁無し(ソースベースの味付けが多い)があります、これは【萬里】の主人が地域発展の為にローメンの名称を自由に使って良いとした事で、他のお店にもローメンが広まっていく過程でバリエーションが増えたんです」
汁有り
汁無し
博士「お店によって違うのですか?」
かばん「はい、ローメンは蒸し麺を使う事が共通ですが味付けや汁の有無など、お店によって少しずつ違うんですよ
【萬里】のローメンには羊肉が使われてますが、食べやすいよう牛肉や豚肉を使うお店もあります」
博士「【テーブルクッキング】も独特なのです」
かばん「そうですね、ローメンは食べる人が好みの味に出来るようベースを薄味にしている事も多いですからね、調味はウスターソース、七味、酢、ニンニク、ゴマ油あたりが王道でカレー粉やマヨネーズをかけて食べる事もあるそうです」
博士「私はソース、ニンニク、ゴマ油でこってり頂くのです」
助手「私はソースと酢、風味付けに七味をふってあっさり頂くのです」
かばん「自分だけの味付けを研究するのも楽しいんですよ」
博士「しかし、60年以上前からあるにしては知名度がイマイチなのです」
かばん「テレビや雑誌に取り上げられる事もありますが地元以外にはなかなか広がっていかないですね」
助手「現地でしか食べれない、まさにソウルフードなのです」
かばん「最近の主張が強いラーメンや焼きそばに馴れた人には薄味で少しクセのあるローメンはなかなか馴染めないかもしれませんが、興味を持って頂けたら嬉しいですね」
味に関しては羊肉の風味が主張するので人を選ぶ食べ物ですね、「自分は好きだけど……」と前置きを付けたくなる微妙な感じです
自分は汁有りのローメンにソースと酢を入れてさっぱり食べたい派ですねー
帰省の度に食べる……程ではありませんがまたに食べると変わらない味に安心します、間違いなく地元で愛されるご当地グルメですとフォローしておきます
おいしそう…ジュルリ
初めて聞きました。
各店が味を追求するんじゃなくて、客が追求するんですね。
店ごとのこだわりも有りますがさらに客ごとのこだわりも乗っかります
人の味つけにケチをつけないのが暗黙のルールらしいです
ローメン食った事あるけど私は結構好きですよ、確かにちょっとクセある感じだけど…
こんな時間に飯テロを食らってしまった
ここに食べた事ある人がいるとは思いませんでしたw
自分ももちろん好きですよ、子供の頃は正直美味しいもんじゃないと思ってたけど今は見たら食べたくなるんですよね、自分も上のレス書きながらセルフ飯テロでした