図書館に着いた一向は、ヒグマ等の重傷者や気絶者を治療班に任せて、セルリアンハンター本部から来たハゲワシ達と共に博士の元へ集められた。そこで博士は、こう言った。
博士「今起こっている異変の、大まかな原因が分かったかも知れないのです」
かばん「ほ、本当ですか!?」
ハゲワシ「早く教えてくれ。このままじゃ、またヒグマのように大きな傷を負うものが出るかも知れないぞ」
タイガーマスク「たァーッ!(俺達はいつでも戦えるぞ)」
博士「血気盛ん過ぎるのです。少し落ち着くのです」
セルミミズク「先程、私と博士が話し合って出した即席の結論に過ぎないのです。今から、それを元に今後の行動を考える為の集会なのです」
博士「そしてその原因と思われるのが、コレなのです」
博士が取り出したのは、かばんが少し前に発動した“セルリアンメモリ”によく似た物体だった。違うのは、書かれている文字がセルリアンの“C”ではなく“P”である事。
博士「先程、私が拾ったモノなのです。興味本位で起動してみたところ、“パスト(過去)”という音声が流れ、それと同時間帯に過去と思われる世界からそこのフレンズ達が来たという報告をセルミミズクから受けました」
セルミミズク「コレと同種の物がパーク内に散らばり、異変を引き起こしている可能性があるのです。先程の偽かばん爆発の際にも、似たような物体を爆発跡から見つけましたが、コレは壊れていました」
キャシャーン「つまり、それを探して壊せば良いって事かァーっ!」
博士「はい。ですが、注意するのですよ。また偽かばんのような奴が現れるかも知れないのです」
ハクトウワシ「Of course、大将を介してハンター全員に通達するよ」
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