力なく落下する助手のワシミミズクをすかさずヒグマが受け止めた、幸い気を失っているだけで、外傷も大したことは無いようだ、しかし助手を攻撃した影は姿を捉える間も無く林の奥に隠れ次の攻撃の機会を伺っている
シンゴジ(クロ)「…グルルルァ!」
林の奥に潜む気配にクロがいち早く威嚇をする、平常時はうっすらと赤い光を放つ全身のスリットが攻撃態勢の薄紫色に変化する
シンゴジ(クロ)「ウガァッ!!」
ビュアアアァァッ!!
林の奥の気配に向けて尾の先端から熱線が放たれた、しかし手応えは無い、クロは続けざまに気配に対して半自動攻撃を行うが、素早すぎる相手には先読みも必要だ、林に隠れ見えない相手ではコントロールのしようが無い
ヒグマ「くっ、こっちは連戦だってのに…キンシコウ、リカオン!陣形を取れ!次が来るぞっ!」
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