名無しのフレンズ
2018/01/22 (月) 17:23:04
cd330@d8b86
クロ「グルルルラ…」
リカオン「さっきからずっとこの調子ですね。助手さんを迎撃しなければ良いんですけど…」
ワシミミズク「噂をされたから、来てやったのですよ」
リカオン「うわっ!?」
ヒグマ「おう、遅かったな助手」
ワシミミズク「かばん達と会って、少し時間を取られたのです。博士から呼び出されたので、早く図書館に来るのですよ…で、クロは一体何をしているのですか」
キンシコウ「さっきからずっと、火山の方角を見て唸ってるんです。何か良からぬ事が起こっているんでしょうか?」
ワシミミズク(クロは、今回の件の異常性に気付いているというのですか?まあ、その事について考えるのは後にしますか)
ワシミミズク「では、私が先導するのです。後からしっかりついて来るのですよ」
ヒグマ「図書館の場所くらい分かってるよ」
その言葉を聞いて、助手が浮上したその時だった。
クロ「 グ ラ ァ ッ ! 」
今思えば、それは“警告”だったのだろう。
待て、と。彼女はそう告げたかったのだろう。
だが、少し遅かった。
遅過ぎたのだ。
黒い影が、飛翔したばかりの助手を跳ね飛ばしたのはその瞬間だった。
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