グレ爺「ん?ここは…?」
サーバル「ここはジャパリパーク!わたしはサーバルキャットのサーバルだよ!」
そのとき地平線の彼方から300人のスパルタ兵のフレンズが大挙して押し寄せた!
サーバル「みんみぃ」
ーーみんみーー
その一言によって軍勢は脆くも敗れたのである
サーバルによって救われたのだ
武力、権力、支配力。そのすべてがみんみにとっては無意味であることを悟ったスパルタ兵はただ「みんみ」という三文字を発するばかりであった
否、壊滅したのではない。戦意を完全に失ったスパルタ兵どもの頭からは2本の耳が生え、髪の毛にはM字に似た紋様が浮かび上がっていくではないか!
かばん「そんなことより集団自殺しませんか?」
サーバル「えーっかばんちゃん急になに言い出すの?」
かばん「遠い未来のために、サンドスターに還りましょう!」(洗脳済)
私にかえりなさい~
サーバル「かばんちゃん、セルリアンに食べられてから少し変だよ…大丈夫?一度、博士たちに診てもらった方が良いんじゃない?」
かばん「大丈夫だよ、サーバルちゃん、でも僕はセルリアンの中にいた時の事を少しずつだけど思い出して来たんだ、あれは夢…もしかしたらセルリアンの記憶なのかもしれない…」
かばんちゃん「そしてこれがセルリアンの記憶が入っているガイアメモリの『セルリアンメモリ』。」
カチッ《セルリアンッ!》
かばんちゃん「変身。」《セルリアンッ! ~♪》
かばんちゃん「鞄ライダー…セルリアンってところでしょうか。」
サーバル「えっ!?かばんちゃん?今のかばんちゃんがやったの?すっごーい!それ私もやりたい!私もやりたい!!」
かばん「わああっ、サーバルちゃん待って駄目だってばぁ!」
カチッ『セルリアン・マキシマムドライブ!』
かばん「わああああっ!だから言ったのにぃ~!逃げてっ、サーバルちゃん逃げて~!!」
グレ爺「何が起きているんだ…」フラッ
かばん「私から離れてください!」
グレ爺「え」
ドッカーン
サーバル 「だ、大丈夫!?グレ爺さん!かばんちゃん!」
かばんちゃん「な、なんとか・・・」
グレ爺「なんじゃ今の爆発?」
サーバル 「あ!あれは何!?」
サーバルは何かに驚いていた。そこには…
かばん「どうしたの?サーバルちゃん」
サーバル「かばんちゃん、あれ!どこかで見たことない?」
かばん「…僕もどこかで…あっ、火口で見たサンドスターの結晶?でも何でこんな所に…」
サーバル「!?ねえ、かばんちゃん、中にフレンズみたいな子が…」
???「………………」
ピシッ、パキパキパキパキッパキィーン!
砕けた結晶の中から現れたのはー
サーバル 「セルリアンの大群が迫ってる!産まれそうな子が危ない!どうしよう!」
かばんちゃん「火で誘導してもこの数は・・・」
グレ爺「ふっ、ここはわしに任せろ。その間に避難するんじゃ!」
セルリアン「たかがペンギン1匹、サンドスターロウで押し返してやる!」
グレ爺「フッ…」
\ドリーム!/ \ウイング!/
「待たれよ!」
グレ爺「!?お前さんたちは…」
スパルタ兵指揮官「我々もそなたに協力…否、みんみ様のため、そなたと共に戦おう!」
\\\オオオオオォォォォオオオ!!!×300///
こうしてセルリアン30万、スパルタ兵100による大戦が始まった
グレ爺「なんという力だ...」
みんみというのが一体何なのかよく分からないが、ただならぬ物だということだけは分かった
スパルタ兵「貴様は戦場に似合わん!ご老体よ。待ち人がいるのであろう?」
グレ爺脳内(誰かじゃぱりまん持ってなーい?)
グレ爺「ぐっ!」
スパルタ兵「おらこのじゃぱりまんとっとと届けてきな!!早く行かんかクソジジイ!!」
グレ爺「くっ、ここは任せたぞ!」
グレ爺とサーバルとかばんは、謎のフレンズを助け、戦場を後にした。
かばんちゃん「勢いでサンドスターの結晶をバスに乗せて発車しちゃったけど、グレープさん大丈夫でしょうか?」
サーバル 「きっと大丈夫だよ!あれっどうしたのかばんちゃん?」
かばんちゃん「結晶が溶けて中から出てきます!」
サーバル 「みゃみゃ!フレンズかな!?出てくるよ!」
かばんちゃん「あなたはなんのフレンズさんですか?」
???「…私はさっきまでセルリアンだった…?さっきの噴火により、フレンズ化したみたい…?つまり、セルリアンのフレンズということになるのかしら…?」
かばサバ「えー!セルリアンのフレンズー!?」
サーバル 「あれ!?でもその長い耳と背中のかばん、私達にそっくりなセルリアンのフレンズ!?」
かばんちゃん「たぶん爆発の時にぼくたちの一部を取り込んだのだと思います」
サーバル 「かばんちゃんすごいね!わかんないや!」
???「あの~、私はどうすれば・・・」
サーバル「セルリアンのフレンズなんて初めて見たよー!…え、あれおかしいな…もう朝じゃないのに…」
グレ爺「嬢ちゃん、泣いとるのか?」
かばん「サーバルちゃん…ロッジの時も泣いてたよね…もしかしてどこかで会った事あるのかな?」
サーバル「ううん、そんなはず無いよ、セルリアンのフレンズなんて忘れる訳無いもん、ねえ、あなた名前は?」
セルリアンのフレンズ「…名前、ですか…?種族名を名前にするとしたら、セルリアンになりますかね…?」
サーバル「でもそれだと怖い方のセルリアンと一緒になっちゃうよー!」
かばん「じゃあ、『セル』さんでいいんじゃないかな。」
サーバル「セルちゃんかぁ…なんだか凄く強そうな名前だけど、私の耳とかばんちゃんのカバンはどうなっちゃうのー?」
かばん「サ-バルちゃん、変なとここだわるね…」
サーバル「だって名前って大事だよー、その子の事ずっとその名前で呼ぶんだもん!ねえ、グレ爺は何か思いつかない?」
グレ爺「サーバルちゃんのサとかばんちゃんのかを付けて、『サカリアン』というのはどうじゃろうか?」
サーバル「ださーい!もうわたしが名前つけるよ!うーんとぉ…名前はー…。」
サーバル「思いついた!」
#2と#3は載せられないから思い出して書いたのだ