けものフレンズBBS NEO

小説リレー(一応完結) / 275

291 コメント
views
89 フォロー
275
葉月 2018/01/26 (金) 00:54:27 c2606@d4a70

かばんちゃん「う・・・うっ・・・」
かばんは次元を彷徨っていた。
かばんちゃん「どうしたら元の世界に」
辺りを走り続けてみるが、景色は変わらなかった。

???「そこの迷える子羊よ。待ちなさい」
かばんちゃん「うわっ!食べないでくださーい!」
???「食べませんよ!」
かばんが目を向けると、輝きが見えた。
かばんちゃん「サンドスター?さん?」
疑問形で聞く。
???「私は本来ある世界にいたのだけれど、訳あってそこからはじき出されて・・・今はいろんな次元を飛んで歪みを修復している次元の管理人といったところね。あっ、サンドスターで呼んでくれてもいいわ」
かばんちゃん「サンドスターさん。次元を修復するってことはつまり・・・」
サンドスター「そっ、修復するためにあなたを元の世界に返してあげるの。それとあなたの世界は異世界の迷い子が大勢いるから元いる世界に戻さないとね」
かばんちゃん「ありがとうございます!」
サンドスター「でも、異世界の記憶を元の世界に持ち込まれると面倒だからみんなの記憶は消しちゃうわ」
かばんちゃん「え・えー!?」
サンドスター「許してよ。次元をできる限り正常に戻すためだから!」
かばんちゃん「わかりました。みんなが平和に過ごすためなら仕方がないことですものね」
サンドスター「でもあなたとその親友だけはそのままにしてあげる!」
かばんちゃん「どうしてですか!?」
サンドスター「せっかくの思い出だからよ!
セーバンちゃんとのこれからの思い出作りのためにもね(小声)
かばんちゃん「えっ、なんか言いました?」
サンドスター「なんでもないわ!はいはい戻った戻った!」
かばんちゃん「うわっ!」
かばんは強引に元の世界に戻された。放り出され側にかばんはサンドスターの方を見ると、 一瞬、
かばんちゃん(クイーンさん?)
目の錯覚かもしれないが、そう見えた。そして元の世界へと帰った。

サンドスター「かばん・・・あなたが過去の願いを未来へ紡ぐのよ」
サンドスターは一息つき
サンドスター「さて懐かしい世界の再生と保存をしようかしら。あの時とは違うやり方で!」

通報 ...