放浪者きゅん ボイス
①もうへばったのかい? 普段の旅はずいぶん穏やかなものなんだろうね。道を塞いでいるやつらを始末するだけのことだろう? ぐずぐずしてないでさっさと片づけたらどうだい? ……まあいい、僕をあまり待たせるなよ。
②虫けらどもを踏み潰す行為を君は「挑戦」と呼ぶのかい? こんな「おままごと」、とっくに飽き飽きだよ――まさかまだこんなことを楽しめるやつがいるなんてね。手伝って欲しいならさっさと来なよ? 一日中ここで過ごすのは御免だよ。
③他に話したいことなんてない。なんだい、その表情? 初対面でもあるまいし。…チッ。話したいことがあるなら、隣で聞いてやる――これで満足かい?
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アルレッキノキノの分も書き起こしておきました。
①今から休む? ああ、私も賛成だ。確かに君は疲れているようだからね。自分のことを正しく認識するのはいいことだ。歩みを緩めてこそ、遠くまで辿り着ける。コーヒーキャンディを持ってきたんだ。君に一つあげよう。さあ、どうぞ。
②程度の低い相手ばかりだ。君がもてなしてやるといい。だが、油断はしないように。くれぐれも警戒を怠らないでくれたまえ。仲間のことに気を配り、守るような習慣を私は持ち合わせていないのでね。手に負えない相手に遭遇したらすぐ下がるといい。そういうのは私に任せてくれ。
③遠出の前に、私はいつも壁炉の家の子供たちに「宿題」をいくつか残す。私が家を離れた後、多くの子供たちはまず思う存分遊ぶ、帰る日が近づいてくると、やっと慌てて宿題に手をつけるんだ。あの子たちは上手く隠し通せたと思い込んでいるようだが、ただ私が言っていないだけのこと。しかし、期限間際に宿題を終わらせるのも一種の実力だ。それを厳しく責め立てるつもりはない。