名無しの旅人
2021/09/27 (月) 18:08:32
b8347@0f794
魔人任務を見る限り、沙羅って戦略的観点の教育をわざと受けさせなかった節が見られるんだよねぇ…
あくまで九条家の手足として当主の命令通り動く都合のいいコマとしての教育しかされなかったように見える。
どうやって敵を討つかという戦術はたてられても、なぜその敵を討つのか、討つ以外の方法はないのかといった戦略的な視点は持っていない。
またその戦術も愚直に正直にぶつかることしか出来てない。多分「雷電将軍は正しいのだからその部下である私も正しくあるべし」とか思ってる。
だから相手より少しでも有利な条件を引き出すべき和平交渉という場所で、敵将に言われるままに自分の部下を詰問するなんて悪手をしてしまう。
あれは部下が暴走して緊迫した状況でも冷静に相手を観察し、怪しい動きをした敵二人を問い詰め、ファデュイとの結託というデマを本当の事にしてしまうことで相手より有利な状況を作り出した心海の戦略家としての勝利。
沙羅はどれだけ疑念があっても「私の部下にそのような不届き者はいない」と突っぱねるべきだった。
なんというか、九条家前当主によって価値観を狂わされた不憫な人だと思う。兄の九条鎌治は傑物ではなくても誇りあるまっすぐな男だから、今後没落予定の九条家を兄妹で支えながら少しづつ視野を広げていって欲しいな。
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確かに駆け引き的には圧倒的に悪手だったけど、その少しの疑念を見過ごさないその場で部下に確認しちゃう実直さが裟羅のいいところだし美徳だから。
心海のボイスでも「九条さんは策略・戦略をほとんど使わんけど真っ向勝負はメチャつよ」って言ってるしな。部下から信頼が篤く強固な隊で抵抗軍を押してたらしい。本来ならそこに心海みたいな参謀が付いて、裟羅の隊を最大限有効に使うもんだったんだろうけど…。なぜそうならなかったのかは孝行の言動から推して図るべしってことなんかな。
信条や義を大切にする性格ゆえに戦略家に向いてないってだけで前線指揮官としては十二分に優秀なのよね。策士を送るべき交渉の場にそれに向いてない彼女を立たせた結果あぁなるのは必然というもので、あれは天領奉行のミス。むしろあのストーリー、自分の不得意な分野でも無理して万能を演じ疲弊していく心海と、信念に従って素直に生きてる裟羅との違いに着目するとどうだろう。
ストーリーでも目狩令に疑問はあったが雷電将軍が言うのならって書いてなかったか?だから、普通に勉強はしてるし考えてはいると思うぞ。ただ、サラも父親と同じで雷電将軍信者だから愚直に従っているだけで。実際にストーリーでも九条家の報告書が偽造だったせいで雷電将軍が間違った決断をしたのでは?と思っているだけで、雷電将軍そのものが失政をしたと考えている様には見えない。おそらく、九条家の報告書が正しい上で雷電将軍が目狩令を行っていたら取り付く島もなかった。また、今回の和平交渉で九条家に未だに内通者がいるってのも前科があるから不届者がいないとは言えない。既に居たんだから矛盾する。今回は対等な和平交渉という体裁は取っているが、実際は処罰待ちの九条家と目狩令を撤回させるに至った反乱軍とで明らかに反乱軍側が有利だから、どうにか対等に持ち込もうとしたサラは頑張った方だと思う。これ以上ミスが許されない中で下手に内通者はいないと断言して実際にいたらお家取り潰しも免れない。