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「『ニュース速報 ×××ホテルで凶悪犯を拘束』ですか。世の中には怖い人も居るものですね」
砂金を溶かし込んだかのような煌めきを持つ金髪をかき上げ、その人物『ミーナ・フェア・リュクト』はそう独りごちた。
○月✕日△曜日 モルトラヴィス某所
待ちに待った観察調査の初日です。民間軍事企業「Wolf社」に所属する『ジン・ツキヨ』氏が人ならざる者であることはほぼ間違いありませんが、なにぶん情報が不足しております。
独自の情報網を駆使して「ツキヨ氏がモルトラヴィスへ渡航する」という情報を掴んだ以上、せっかくの機会を実りあるものにしなければいけません。
(しなければいけないのですが...)
「ぐへへへ、嬢ちゃん随分と可愛い顔してるじゃねぇか」
「俺たちとちょっと遊んでかねぇー?」
何がどうしてこうなったのでしょう。マドリード であることを加味するともしかしたら無政府主義 の皆様かもしれませんね。
というより彼らは何方なのでしょうか。モヒカン刈りに発達した筋肉。身にまとっているのはバイク用のレザーベストのようにも見えます。全体的に黒っぽい見た目をしておりますし、ここが
「おい、聞いてんのか?」
「おっとこれはこれは失礼しました。それで...、どこかでお会いしたことがございましたか?何分『知り合いが多い』もので」
「知り合いも何も俺たちもう友達だろ?いい店知ってんだ。お茶しようぜぇ」
「『友達』、友達ですか...」
このままだと数日中に拉致されて解体されてしまいます。
くぉれは()
リューディアかシナノどっちかで男達を粛せ…ゲフンゲフン助けにいくべきか()
???「丸腰の女一人を集団で力ずくで意のままにする まるで強姦魔だな」
結果としてそれが彼らにとって救いとなるのです。命拾いしましたね()
どこぞの異教徒、化け物キラーな神父様じゃないですかヤダー
「知り合いも何も俺たちもう友達だろ?いい店知ってんだ。お茶しようぜぇ」
「『友達』、友達ですか...」
うわ~、見たことあるやつだ。自分も日本でやられたことのあるやつだ。
「あれがお前の友達じゃね?あのくそチビが」
プツン!
頭の中では何かが切れる音がした。チビと言われた以上無視できないな。気づけば暴漢たちの後ろに歩み寄っていた。
「あの~、すみません。ここで争わないでもらえませんかね?」
「あぁ?お前が言う必要ないだろ?チビな嬢ちゃんよ」
グワンッ!バタン
話しかけた男が一周回って顔から地面にたたきつけられた。
「お、お前!なんてことをしやがるんだ!」
「いや~、銃規制がなければ銃を使いたいところですが…あいにくナイフしかないですね」
そんなことを言いながらバタフライナイフをくるくる回しながら取り出した。
「お前はいったい何者なんだ!そんなちっちゃい見た目して出せる力じゃねぇぞ!」
「自分はWOLF社という民間軍事会社に所属する月夜仁と申しましてね、ご存じだと思いますが…」
名前を告げた瞬間彼らの顔は恐怖に染まった
「あ、あの紅の死神か⁉こいつとはやってはいけねぇ!に、逃げるぞ!」
仲間の誰か一人が言い、暴漢たちは一目散に逃げてった
続きオナシャス
ちなみに仁は散歩中で偶然通りかかっただけです()
○月✕日△曜日 モルトラヴィス某所
これは何という幸運でしょうか。まさか観察対象であるジン・ツキヨ氏と巡り会えるとは...。お友達になっていただいただけではなく、このような機会まで下さった彼らには心からのお礼を言わなければいけませんね。
しかし...。せっかくお友達になって頂いたのに、感謝の言葉を伝える機会も今後の交流のお約束も立てることができなかったとは...。
ここまでお膳立てして頂いた手前、恩を仇で返すようで大変申し訳ありませんが何事にも順序というものがあります。彼らは後に別の地区で活動している私をお迎えとして向かわせることとしましょう。
それそうとして。ほんの一端ではあるのでしょうが彼の戦闘技能には目を見張るものがありますね。特にあの格闘術、あれは研鑽によるものなのか種族的な膂力によるものなのか...。メスを入れて調べてみたいところではありますが初対面のヒトを相手にそれは失礼が過ぎます。せめて触診の許可が取れれば良いのですが...。
「あの〜...」
(おっと、少々思考に埋没しすぎていたようです)
彼が気遣わしげにこちらを伺ってきています。
「先程はどうもありがとうございます」
「いえ、自分はただ通りかかっただけなので...」
「助けていただいたことは事実です。これも何かの縁なのでしょう。お礼といっては何ですが...、私とお茶をしませんか?」
・初対面のヒトを相手に失礼が過ぎる→親しげればOKと考えているあたりが狂愛さんクオリティ()
・先程はありがとうございます→暴漢に襲われたという認識が無く、狂愛さんにとって彼らは仁くんと引き合わせてくれた上に『お友達』になってくれた善い人達なのでここでは単純に「戦闘技能」を見せてくれたことへ対する礼を言っております。
・助けていただいたことは事実です→『研究の』助け()
・思考に埋没→興味深いことに遭遇すると考え込むクセがあります。
・私とお茶しませんか?→ヒトとしてどっかがおかしいので距離の詰め方がバグってる()
リュー『ピーッ…"すまないね"…ッー』
フイ「いえ、外務宰相からの任務ですので…」
リュー『ピーッ…"シナ…いや、外務宰相は忙しいのか?"…ッー』
フイ「ファントム政府との交渉のためおりません。そのため遣わされたのが私達となります」
リュー『ピーッ…"そこまで堅苦しくされるのも好きではないな、"ッー』
フイ「…外務宰相から伝言を預かっております。お聞きになりますか?」
リュー『ピーッ…"頼んだ"…ッー』
フイ「せっかくのマドリード、楽しんで。…とだけ」
リュー『ピーッ…"彼女らしいな、来るのは異生体捕獲作戦以来だろうか"……ッー』
フイ「金額はお気になさらずに、外務宰相が全て持つそうです」
アガーフィヤ「え、好きなだk」
フイ「まったく…言葉を慎め、隊長に報告するぞ」
アガーフィヤ「イタイ…」
リュー『ピーッ"仲が良さそうで、なによりだ"…ッー』
リュー『ピーッ"せっかくだ、ご厚意に甘えよう"…ッー、ピッ"おそらくそこにあるメニューを読み上げてほしい"…ピッ"如何せん、目が見えないのでね"』
賑わう街道沿いにあるレストランのテラス席で談笑する人々()
異生体捕獲作戦
旧エミリーさん(現ルェンさん)との初邂逅時のこと。
フイ、アガーフィヤ
外務宰相直属の護衛部隊、ヴァルハラ小隊の構成員。フイは副隊長。
リュー
リューディアのこと。
茶番のストーリーどうしましょか…
「ハァッ!!ハァッ!!ハァッ!!ハァッ!!」
(クソッ!!クソッ!!クソッ!!クソッ!!)
どうしてこんなことになった?!!!
人通りの少ない街の裏路地をただひたすらに、
走る
走る
走る
まだ見えない。
まだ追いつかれていない。
近くの壁へもたれ掛かり、乱れた息を整えながらぼんやりと電灯に照らされた路地の虚空を睨む...。がやはりあの『赤い光』は居ない。
「ハっ、ハハハハッ...」
どうやら逃げ切ったらしい。
(俺以外の逃げ遅れたヤツらも気がかりだが、俺はまだ捕まる訳にはいかない)
そうだ...。普段何かとイチャモンをつけてきてウザったいとは思っているが連中に...、『サツ』に。サツに伝えに行かなければ...。
あんなヤツらが...、あんなものが街に潜んで...ッ?!!!
皿が割れたような甲高い音が鳴ったと同時に突如として足に激痛が走り、まともに立っていることができなくなる。
咄嗟に手を付き顔面から崩れ落ちることを免れた俺は自分の足元を見やるとそこにはダーツのようなものが刺さっていた。
カツッ... カツッ... カツッ...
路地の暗闇の向こう側からゆっくりと歩み寄ってくる『赤い光』を見た。見てしまった。
「あ...、アァ...ッ」
『これはこれは...、随分と探しましたよ。貴方の希望通りもう少し『鬼ごっこ』に付き合って差し上げたいのも山々なのですが私達にも事情というものがございまして...。長居はできないのです。あぁ、足のソレについてはご安心ください。単なる麻酔弾ですよ。もっとも火薬発射式なので酷く痛みますが...。貴方は他の方々に比べて元気が過ぎます。もし移送中に怪我の一つでも負ってしまっては申し訳ないので...』
耳障りの良い女声の機械音声。気遣わしげに語りかけてくるソレは、却って不気味な印象を受ける。
『さぁ、私達と一緒に行きましょう。鬼ごっこももちろん良いのですがもっと楽しいことも沢山あります。それに貴方達の協力を得てまた一歩進むことができたのなら...』
『ツィリーナが喜びます』
・例のモヒカン君の一人。他の仲間を囮に何とか逃亡。警察に行こうとしたけど捕まっちゃった。
・火薬発射式の麻酔銃。狂愛さんのガントレットに装備されているセミオートライフの弾薬バリエーションの一つ。非殺傷での捕獲を目的としているけど結構痛い。
・ツィリーナが喜びます。進むが2つも望まないタイプの人(逃げずに一つ、進んでも一つ)
テルル「失礼致します。」
ファントムの外務担当大臣であるテルルは、そう言って首相が居る部屋をノックして入る。
ハイドロジェン「お疲れ様テルル。急に呼び出してごめんね。」
テルルに気を配る首相の横にはいつものように秘書であるセレンがおり、その前には軍事担当大臣のプロメチウムと財務担当大臣であるプラチナがそこに居た。
複数の大臣が集まっている...ということはそれなりに切迫した状態だというのか。
ハイドロジェン「君を呼び出したのは他でもない...イラク戦争についてのことだよ。」
やっぱりか、と彼は納得する。イラクはもはや世界を2つに分ける組織であるECSCとOCSTの戦いの場である。小さな世界大戦と言っても過言ではない程の泥沼だ。
テルル「やはり私を呼んだのは、外交による他国との会談が目的でしょうか...?」
ハイドロジェン「うん、その通り。それでファントムの軍事部門が出した見解がこれ。」
そう言うと同時に秘書のセレンが彼に書類を差し出す。そこには現在ファントムがイラク内で行っている軍事行動の内容と、今後のイラク戦争の行末に対する予想が書かれていた。
プロメチウム「内容は見ての通り、現在のファントムはイラク北部の避難民保護区の防衛をしており、その周りで戦闘があれば"フラム・レゾン義勇軍が"ちょっかいをかけて遅延戦闘を行う予定だ。我々はそこまで深く戦闘には関与していない。」
テルル「ということは避難民に火の粉が掛からないようにECSCに保護区の攻撃中止を呼びかけるということですね...これがその締結用の条約と...後は今後の戦争で向かう結末についての考察ですね。」
プロメチウム「ああ、現地部隊からの報告を受けて統合参謀本部で立てた仮説ではあるが...このまま行けば先に馬脚を現す のは我々OCSTの方だ。しかしながら、ECSCも少なくない傷を負う。」
OCSTは国家の数が多いものの、基本的に中小国家が多いというイメージがある。それとは対照的に、ECSCは数は少ないものの、全体的に大きな国が多い。戦争は金、資源、人材を消費して行う為、長引けば長引くほど先に疲弊していくのは小さい国から...ということになる。それはファントムも例外ではない。
テルル「共倒れではないにしろ、互いが疲弊し合う前に何かしら落とし前をつけよう...ということですか。」
そして、他の大国もこのまま行けばタダでは済まない。その前に主要国と話して停戦を呼び掛けよう...ということである。
プラチナ「ええ、このままではイラクは大きな経済的損失を受けて最終的に国として成り立たなくなります。OCST、ECSC、そしてイラクのためにもこの戦争を辞めなければ行けないのが、財務部門の出した結論です。」
主戦場となっているイラクの損失は計り知れない。責任重大なミッションである。
ハイドロジェン「そう、これからテルルにはモルトラヴィス帝国に行って貰って避難民保護地区の攻撃停止条約の締結と、停戦の呼び掛けを行ってきてほしい。」
テルル「...モルトラヴィス帝国ですか?良くそんなアポが取れましたね。」
ハイドロジェン「今の所は敵国同士であるけど、前から顔見知り位の仲だからかね...以外とすんなり快諾してくれたよ。ええと...モルトラヴィス帝国の外務宰相であるシナノさんが対応してくれる手筈になってる。気をつけて行ってきてね。」
プロメチウム「モルトラヴィス帝国までの行き先は手配してある。また仮にも敵国の中で活動する事になるから身辺警護として、"ウロボロス"とSPを同行させる。ただ、彼らには既に通達済みではあるが、こちらからは"絶対に攻撃しない"ということは徹底しておいてくれ。」
テルル「承知しました。こちらから攻撃するということは、向こうに攻撃の口実を作ってしまう事と更なるイラク戦争の泥沼化に繋がりますものね...最善を尽くさせて頂きます。」
そう言って彼はモルトラヴィス帝国へ行く準備をする為に部屋を出る。
プラチナ「今回の戦争で各国がかなり疲弊しますね。我々の行末はどうなるのでしょうか?」
ハイドロジェン「分からない...自分達はとにかく、未来の事を考えて行動しよう。」
プロメチウム「そうですね...。」
イラク戦争による未来の行末は誰にも解らない。
今更ですが前日譚です。遅れて申し訳ありません(土下座)
「───魔女が魔法の粉をサッとひと振りすると、たちまち子供たちは眠ってしまいました」
「それで、その粉はどんな物なの?」
そんな少女の問いに、枕元で寝物語を聞かせていた1人の女性は優しく微笑んだ。
「ミーナは本当にここの部分が好きだね。将来はお料理上手になったりするのかな?」
その女性はそう苦笑しつつつ、擦られて他より若干よれたページをめくる。
「魔女の秘薬の材料はとても珍しいものです。「ヒキガエルの干物」「アコニツム」「ハイドランジア」...」
掛け布団の中でじっと物語に耳を傾ける少女の中で好奇心は着々と大きくなっていた。
ミーナ・シュリヒト
ありし日の狂愛さん。好奇心旺盛で何でもかんでも確かめてみては自身の姉に聞かせていた。
エルミナ・シュリヒト
狂愛さんのお姉さん。歳の離れた妹のために頑張っている。妹の冒険譚を聞くのが日々の日課。
お姉さんの働いていた工房は2024年現在、200年の歴史を持つ工房として文化財となっています。
「あー、レーダースパイク、2時方向、NA-6。スピア0-3、ディフェンディングイースt…くそっ、撃たれた!」CM は故障、回避する。」
RWRがけたたましく鳴り響き、操縦桿を一気に引き、急上昇をする。鳴り止まない。2時方向、遠くに噴射煙が見える。カウンターメジャーが作動しないことは音でわかった。
「……!!…ぐぅっ…」
強烈なGに呻き声が漏れる。HUD上に『9G』の文字が見える。視界がブラックアウトしかけた瞬間、一気に操縦桿をきり、フットペダルを操作する。視界が反転し、頭上に茶色い大地が見える。操縦桿を引き、慣性に逆らうように降下する。頭上の大地の解像度が増していくと共に、すぐに後ろでミサイルが通る音が聞こえた。避けたはずなのに、RWRは鳴り止まない。機体をもとに戻し、再び青い空が上に現れる。
「一体どこから…ホーリーシット。スピア0-3、方位1-7-0から3基のNA-6にロックされた。
いい終わるとともに、レーダーディスプレイに『6―3』と表示される。3発かよ。警報音がコックピットを支配し、瞬間的に反転急降下をする。地上が再び現れ、また近づく。地面から20mのところで機体を戻し、急上昇する。背後で爆発音が聞こえ、安心せず操縦桿を一気に左に傾け、急旋回する。機体の振動を感じ、視界の隅にはヴェイパーが映り、目の前でロケットモーターの音が横切った。
「ノーズかよアブねぇな…あと一発はどこだ!?」
すると無線から声が聞こえる。無線のノイズでは正確な年を当てられないだろうが、それなりに若い女性のようだ。
≪スピア0-3!チェック6、チェック6!!≫
今更味方かという呆れと味方がいたという驚きが混じるが、それは今考えることではない。
一瞬でスロットルを最大まで上げ、アフターバーナーにする。エンジン回転数表示が上がっていく様子を見ながら、余裕を見せて無線に応答する。
「ロケットモーターを燃焼しきったミサイルは、ただの滑空する棒ですよ、マム。回避しながらしれっとSAMの射程から外れることができたようです。」
無線から先程の女性が出る。
≪大丈夫ですか?スピア0-3。かなりの数を回避していたようですが。≫
「ざっと4発。チャフもフレアも出ないなんて、整備士は俺に恨みでもあるんでしょう。241のテルミドールです。」
≪142のファンションです。チェックアウトしてキャンプオスカーに戻るところなのですが、そちらは?≫
「オスカーか、奇遇だな。最後の一発を教えてくれたお礼に一杯どうです?もちろん私がもちますので。」
≪デブリーフィングが終わり次第カフェテリアで。≫
テキーラにしよう。そう思いながら、テルミドールは気持ちを表すかのように高度を上げた。
絶対誤字があると思いますが、眠いので明日に()
暴漢から女性を助けたらお茶に誘われた。まぁ、ちょうど暇でぶらぶらしていただけだししばらくの間付き合っててもいいか。でも本命は雪だからね!
「どうも先ほどはありがとうございました」
「いえいえ、そんなに言わなくても」
感覚的に彼女はドイツ人なきがした、あくまで直感だけど
「確かジン・ツキヨ氏っていう名前でありましたよね?ちょっと先ほどの格闘技術が気になってしまって…」
「どうやってやったのか知りたいと?」
大体予想はつく、さすがに気になるだろう
「えぇ、よくお分かりで。それでどのようにしてあの技を繰り出せたのですか?」
その後、多分2~30分ぐらいは僕の戦闘技術に関する話をしていた。そんな話を聞きながら彼女はずっとメモを取っていたがよほど気になったんだなと思った
・触診(お触り)しても大丈夫ですか?
・仁くんは女性にお触りされた場合照れるタイプですか?それとも動じないタイプか...、or嫌がるタイプですか?
・筋肉量と膂力は比例しますか?
・仁くんはいきなり連絡先の交換を求められたらどんな反応をしますか?
・仁くんは人外であることを隠さないタイプですか?
・凄い今更の質問ですが、連さんも同席している感じでしょうか?
・もし同席している場合、連さんは好き放題触られまくってる仁くんを気の毒に思うのか羨ましく思うのか何とも思わないのか、それとも頃合を見て制止するタイプなのか...、どのタイプですか?
・連さんが同席している場合→狂愛さんに対しては敬語ですか?
・触診はちょっと...。という場合は他のルートも考えてきます。
書いてるうちに気になったことがあれば逐次質問コーナーにて質問します。
・触診はOK
・彼女(雪)さんも普通に触っているので触られては動じないタイプ
・筋肉量と膂力は比例していない
・連絡先を交換することに関しては何とも思わない感じ
・仁は特に大したことがなければ人外ってことは隠すことはない
・連は自宅でテレワーク中
こんな感じです
回答どうもです!!(早速カキカキしてきます)
「クソッ!!クソッ!!クソッ!!」
恐怖に駆られてひたすらに落ちていた物をヤツに投げつける。何個か当たったものの金属のぶつかる音が鳴るだけで装甲服を着たヤツには何もダメージを与えられない。
『……何をしているんですか?、ほら、行きましょう。ツェリーナが待ちくたびれてしまいます』
「ハァッ…ハァッ…ハァッ」
逃げなければ…。
ツェリーナとかいうヤツなんか俺にとっちゃ知った事では無いが、本能が『ヤツにだけは捕まってはいけない』と俺の脳に訴えかけている。
…引きずる足が重い。鍛え上げた腕も恐怖と疲労で麻痺して役に立たなくなりつつある。…もうサツでも誰でもいい。こんなヤツに手を出さなければ良かった。早く…、早く逃げなければ…!
カツッ... カツッ... カツッ...
後ろからずっと靴音とあの不快な機械音声が聞こえる。
ここで叫んでも聞こえるかはわからない。だが、ここで這いつくばっていてもいつかは追い付かれる。…やるしかない。
「た…助けてくれッ!!」
ミーナさんに物投げつけて逃げてます()
・ルェンについて
ここでモヒカンに助け求められて好奇心で参戦させる予定です。
画像スレのような黒のチャイナドレス着てます。
アルゴンさん次は任せたッ!(丸投げ)
・ルェンさんは助けを求める声が聞こえて現場に駆けつけた際、明らかに怪しいヤツがいたら、対話と拳どちらが先に出ますか?
・そういった☆YAKARA☆に対しては初対面の場合、敬語と普段の口調どちらで話すタイプですか?
・名前を聞いたら素直に応えるタイプですか?
・ルェンさん自身は、人外であることを隠すタイプですか?
・ルェンさんの膂力は一般人を1とした場合どれくらいのものでしょうか?
・ルェンさんが狂愛さんを見たら第一印象はどんな感じになりますか?
・狂愛さんがヒト型ということもあり対人戦闘を仕掛けるが苦戦するルェンさん→闘っている内に『我流の技』、『人外としての身体的特徴や能力を用いた技』なら通用すると気がつく...。といった感じの流れで戦闘を進めていきたいと考えていますがどう思いますか?(狂愛さんは戦闘技能を脳に直接書き込んでいるので、型通りの技は基本通用しにくいという設定です)
書いてる内に気になったことがあったら、逐次質問コーナーにて質問します。
・拳です。
・普段の口調です。
・ふつーに答えます。
・出来る限り隠すタイプですが、相手がまともな人間じゃないと分かったら隠すのをやめます。
・3くらいですかね?
・ゲルマン系マッドサイエンティスト
・そんな感じでお願いしますー
ありがたいです…
いえいえ。大切なキャラをお借りする以上、設定は遵守したいと考えているので(まずはルェンさん関係の過去茶番を閲覧するとろから始めねば...)
「た...、助けてくれッ!!」
(......?)
はて、おかしなことを。他の方々は既に捕まっている上に『鬼ごっこ』のルール上そのような救済措置は無いハズなのですが、しかし...。
『あまり大声を張り上げるのはいただけませんね。近隣の住民へ対し迷惑となってしまいます。さぁ、こちらへ...。?』
反響音...。どなたか近づいてきていますね。付近の監視カメラへアクセス...、目標を視認。カメラ間の距離から割り出した走行速度は...、70km毎時?
6時の方向...、いえ。
『上ですか』
ガッッ
腕に受けたこの感じ...。打撃力で300kg以上は優にありますね。受け流し方を誤れば危うく、ファイバーケーブルが損傷するところでした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
『これはこれは、夜分遅くにお騒がせ致しました。少しお友達と遊んでいたのですが...、どうやらご迷惑をおかけしてしまったようですね』
「......、どう見ても『お友達』には見えないのだけど?」
『まさか、彼らは立派なお友達ですよ。探求のためにはより多くの手助けが必要なのですが...。彼らは協力者として名乗り出てくれたのです』
「ち、違ッ...。俺は『それより』
『今は貴女に興味があります』
「...生憎同性からのアプローチは受け付けていない」
『これは、つれませんね...。まぁ、それはそれとして。少なくともここら一帯の人払いは済ませてありますし、まばらに人通りのある路地からここまで優に700~1000mはあります。それを貴女は遠距離から声を聞き取り、30秒と経たぬ間にこちらへいらしたわけです。とても人間の為せる技ではありませんよね』
「もし私が人じゃないと言ったら?」
『想定の範囲内です』
「『.........。」』
『自己紹介をしていませんでしたね。私はミーナ・フェア・リュクト。所属までは言えませんが研究員を職としています』
「君...、アルゴン人でしょ......」
『これは...。何故そのように?』
「訛り。どれだけ取り繕っても口内筋の関係上訛りまでは完全に矯正できない」
『...えぇ、その通り。この身はアルゴンの産まれです。素晴らしい観察眼ですね。そんな素敵な貴女のお名前は?』
「...ヂュ・ルェン」
・爆速でお返事が来たので爆速で書き上げました()
・ルェンさんモドキになっていないと良いのですが(不安)
・走行速度、時速70km→一般人の3倍ということで恐らく本気なら100kmを優に超えるのでしょうが入り組んだ路地を走るなら速度は落とすのでは?と考えました。
・打撃力→一般人がだいたい120から180kgとのことなので最低限300kg以上はあると見積りました。
・ミーさんって基本的に何で戦いますか?
・どういう理由で戦うタイプですか?(好奇心なのか遊びなのか…)
・小手調べの時は単純に『拳』を用いた格闘を行いますが、手加減の効かない相手と判断した場合『高周波ブレード』『腕部ガントレットの武装』等々多種多様な武装を用いてきます()
・モヒカンを追い回していた時の本人の認識としては『モヒカンの遊びに付き合ってあげていた』といった認識なので、人外と交戦する時などは単純なデータ収集(好奇心)といった側面が強いです。
・ガントレットのセミオートライフルは銃身を詰めてあるので遠距離での精度は望めないです。
・ガントレットのファイバーレーザは一発撃つと少々のクールタイムが必要になります。
・CNT筋繊維の恩恵で膂力が重機並になっているので取っ組み合いは非推奨です(米の大学は既に天然繊維の85倍の膂力を出せる筋繊維を開発したそうですスゴイデスネ)
・無数の戦闘用義体の内の一体なので破壊してしまっても構わないです(破壊された場合機密保持のために自爆します)
「おい、そろそろ起きろ! 出発準備だ!」
いつもの戦場、いつもの任務
2024年1月28日 5:30
エドゥアルト・ブラーズディル
チェコクリパニア陸軍第7騎兵空挺旅団「ルドヴィーク・スヴォボダ」
トラスト地方 前線空軍基地
トラスト市に朝が来た。
空は地平線のかなたまで淡いピンク色に染まっており、
遠くの水田が太陽光を反射して綺麗に光っている。
「ったく… こんな早朝から任務かよ…。」
まだ完全に起きていない頭を掻きながら、自分の愛機に向かってゆっくり歩く。
ふと横を見ると、自分の相棒であるイェロニーム・ミハルチークが写真を見ながら笑顔を浮かべている。
一体何を見ているんだろうか?
「おい、何見てるんだ?」
…夢中になっているらしく、全く応答しない。
「おい!」
「…あ、すいません!」
「一体全体、何を見てるんだ? 答えろ。」
「彼女の写真です。2か月後に結婚する予定を控えてて…」
「彼女?」
…写真を見てみた。
とびっきりの美人が、カメラに向かっていたずらっぽく微笑んでいる。
長い黒髪、子供っぽい笑顔、綺麗な肌… どうしてこんな美人と付き合えたんだ、コイツは?
だが、こんなことで文句を言うのも大人げない。 褒めてやるか…。
「…可愛い子じゃないか。 幸せにしろよ。」
「ええ、もちろん!」
「おい、怠け物ども! 早く動け!」
声のする方向を見てみると、我らが指揮官のアロイス中佐が大声で怒鳴っている。
早く動かないと、罵詈雑言の嵐を浴びせられるだろう…。
「…もう中佐が来やがった。 どうやら、くつろいでる暇はなさそうだぞ。」
「先にヘリに乗り込んでます。 中佐も、早く準備してきてください。」
「ああ、了解した。 すぐに行く!」
ヘルメットを持ち、自分の愛機に駆けこむ。
HC-5… 攻撃ヘリコプター。
20mm機関砲や対戦車ミサイルなどを主武装とする、チェコ空軍の主力攻撃ヘリだ。
周りには整備員がすでにおり、様々な個所を点検している。
その中の1人がそっけなく話しかけてきた。
「おはようございます。
あなたの機体はすでに飛べる状態にしておきました。どうぞ。」
…相変わらず、口数が少ない男だ。
そんなことを思いながら、前部コックピットに乗り込む。
「おい、イェロニーム。武装に問題はないか?」
「問題なく使える状態です。 弾薬もフル装填してあります。」
「そうか。こっちも問題なく操縦できる状態だ。」
「燃料はどうですか?」
「安心しろ、満タンだ。 エンジン回すぞ。」
そう言いながらエンジンを点火する。
プロペラがゆっくりと回り始めた…。
「いいか、お前らの任務は前線後方で戦ってるトラスト自警団の支援だ。
とっとと離陸しないと全滅するぞ!」
「各機、離陸準備!」
「チョーク1-1、行けるぞ」
「チョーク1-2、離陸可能
「チョーク1-3、ロータースタート」
「ブラックベル2-1、行けるぞ」
「ブラックベル2-2、離陸可能」
「全機、離陸せよ! ゴーゴーゴー!」
スロットルを上げると、機体が一気に急上昇した。
遥か彼方に地平線が見え、そこからコックピット内に太陽が飛び込んでくる。
昼ならまだしも、あたりが暗いせいで余計眩しい。
すぐに旋回し、強烈な光を視界から消す。
「おい、なんか曲流せ」
「了解」
イェロニームが計器盤を操作すると、機内から音楽が流れ始めた。
『Oh, I cannot explain Every time its the same…』
「聞いたこと無い曲だな。 タイトルは?」
「モダン・トーキングの『Cheri Cheri Lady』。
『send me a postcard』の方がよかったでしょうか?」
「いや、これでいい。 早朝に聞くにはぴったりの曲だ。」
https://www.youtube.com/watch?v=c1ZCYY-4lAM
『More I feel that it's real
Take my heart
I've been lonely to long
Oh, I can't be so strong
Take the chance for romance,
Take my heart
I need you so...
There's no time
I'll ever go...
Cheri, cheri lady
Going through an emotion
Love is where you find it
Listen to your heart
Cheri, cheri lady
Living in devotion
It's always like the first time
Let me take a part
Cheri, cheri lady
Like theres no tomorrow
Take my heart, don't lose it
Listen to your heart
Cheri, cheri lady
To know you is to love you
If you call me baby, I'll be always yours―――』
…そこまで聞いたところで、曲が途切れた。
「おい、続きをかけろ。 退屈―――」
「もうすぐLZです。 やめといたほうがいいですよ。」
「…ったく。 分かったよ、曲はかけなくていい。」
「LZまで30秒」
その声を聴いて、輸送ヘリに乗っている兵士たちが持っている銃の安全装置を解除し始めた。
開けた地面が見えてくる。
「降下! 行け、行け、行け!」
銃をタップ撃ちしながら、矢継ぎ早にヘリから兵士たちが飛び降りていく。
しばらく発砲を続けたところで、1人の兵士が敵情を士官に報告した。
「少佐。敵は一切見えません。
「そうか。 …ここに敵はいない! 発砲止め!」
「君、無線機を貸してくれ。 上空のヘリに連絡する。」
「はい」
「ブラックベル2-1および2-2へ… 先行して、AFVを先に片付けといてくれ。
対応不可能な敵は航空機の空爆で片づける。」
「…だってよ。 どうする?」
「了解。 先行する。」
スロットルを上げ、友軍がいる場所まで急行する。
自警団は大丈夫だろうか…。
森の上を高速で飛行していると、下に展開している友軍が段々と見えてきた。
どうやら、高地に敷設されている敵の火力支援基地を攻撃しているらしい。
森の中に偽装して隠されている迫撃砲や軽榴弾砲が敵陣地に盛んに砲弾を撃ち込み、
歩兵とそれを支援する歩兵戦闘車が塹壕に突っ込んでいる。
一方で、敵側は歩兵群を食い止めるべく榴弾砲や重機関銃を撃ちまくっており、
最前線では歩兵が塹壕やタコツボに籠って抗戦している。
ざっと見た感じ、戦況は味方側がやや優勢だろうか…
そんなことを考えていると、すぐに味方から無線が入ってきた。
「こちらタンゴ7-2! 敵のAPCに足止めを食らってる、援護を頼む!
指揮官はすでに戦死した!」
「了解! すぐに攻撃する!」
MANPADSを避けるために低空で飛行しながら、味方部隊のもとに向かう。
前方にBTR-60PBに似た2台の車両が見えた。 多分あれが目標だろう…。
「イェロニーム、20mmをぶっ放せ! 破壊しろ!」
「了解! ガンズガンズガンズ!」
機首の20㎜機関砲が火を噴いた。
銃弾は薄い装甲を簡単に貫通し、内部の乗員もろとも無力化する。
直後エンジンが火を噴き、即座に弾薬に誘爆。 車体が黒焦げになって吹き飛んだ。
「タンゴ7-2へ! 敵APCを排除した!」
「こちらタンゴ7-2、2両とも撃破を確認した! 感謝する!」
「了解、幸運を祈る! オーバー!」
「脅威はいなくなった、突撃しろ! 突っ込め!」
「おいイェロニーム、下見てみろよ。凄いことになってるぞ」
地上では、ライフルに銃剣を取り付けた兵士が次々と塹壕に突っ込んで白兵戦を繰り広げている。
まるで第一次世界大戦だ…。
続いて、即座に次の支援要請が入ってきた。
「ブラックベル1-1へ、こちらフォックスロット5-1! 援護を求む!」
「了解、すぐに行く! 待ってろ!」
また下を見ると、一個分隊ぐらいの兵士が塹壕に籠って、小隊規模の敵兵の反撃を阻止していた。
今すぐ援護しなきゃ、すぐに部隊は壊滅するな…。
「ブラックベル1-1よりフォックスロット5-1へ、これよりロケット弾を投射する! 頭を下げてろ!」
「こちらフォックスロット5-1、了解した! …全員頭を下げろ! 死ぬぞ!」
「敵兵に横から突っ込むぞ! 遠慮せず撃ちまくれ!」
「了解!」
敵兵に向かって、横から高速で突っ込む。
まず57mmロケット弾が発射され、遮蔽物もろとも進路上にいる敵兵を吹き飛ばしていく。
続いて20mm機関砲が地面を掃射し、逃げ惑う残存兵をなぎ倒した。
「ブラックベル1-1よりフォックスロット5-1へ、攻撃完了! 次に移る!」
「フォックスロット5-1、了解! 通信終了!」
次の通信が入ってくる。
「こちらゴルフ3-4、敵の榴弾砲を叩いてくれ! 早くしないと全滅する!」
…次は榴弾砲を叩くらしい。
戦闘ヘリの仕事ではないが、今はとにかく全力で支援をするしかない。
「ブラックベル1-1、了解!」
「戦闘ヘリで大丈夫なんですか!?」
「やるしかない! 対戦車ミサイル準備!」
また機体を急降下させ、射程距離まで急行する。
無事に帰れるだろ…
「敵対空砲火!」
「畜生! 退避する!」
前方から対戦車擲弾や対空砲火が飛んでくる。
ヘリで制圧することは無理そうだ…。
「こちらブラックベル1-1、敵の対空砲火が激しすぎる!
ヘリじゃ無理だ!」
「ゴルフ3-4よりブラックベル1-1へ、さっき戦闘機の支援を要請した! 今そっちに向かってる!」
「了解、こちらはいったん退避する!」
スロットルを傾け、機体を反転させる。
幸いなことに、弾丸はまだ1発も当たっていない。
「こちらアードバーク2-1。 いまそっちに向かってる、あと1分だ。 準備しろ。」
「ゴルフ3-4了解! 塹壕まで退避する!」
戦闘機の轟音が聞こえてきた。
「注意しろ、アードバーク2-1が位置に付いた。頭を下げるな。」
続いて、12発の250ポンド爆弾と4発の500ポンド爆弾が投下される。
着弾と同時に爆発が起こり、さらに弾薬に誘爆。
砲兵陣地は一瞬で木っ端みじんに吹き飛んだ。
「イエーイ! 命中だ!」
「爆弾がターゲットに命中。アードバーク2-1、これより帰投。幸運を。 交信終了。」
爆発に見とれていると、また無線が入ってきた。
「こちらチョーク1、到着した! これより地上部隊の支援に向かう!」
「ブラックベル1-1、了解! 援護する!」
トラスト自警団に続き、チェコ陸軍が攻撃を開始した。
軽迫撃砲と分隊支援火器の援護を受けながら、敵を確実に掃討していく。
勿論こちらも、20mmとロケット弾、それから対戦車ミサイルで攻撃を援護する。
しばらくすると、また無線が入ってきた。
「オスカー2-1よりブラックベル1-1へ。トーチカ内に籠ってる敵を攻撃してくれ。」
「ブラックベル1-1、了解! 攻撃するから頭を下げろ!」
「オスカー2-1了解。 壕に退避する。」
「対戦車ミサイルでトーチカごと破壊する! 準備しろ!」
「了解!」
攻撃目標のトーチカをロックオンし、対戦車ミサイルを2発撃ち込んだ。
爆発と共に鉄筋コンクリートが吹き飛び、木っ端みじんになる。
「やった!」
…突然、ヘリから警報音が鳴り響いた。
下を見ると、敵歩兵がMANPADSをこちらに向けている。
「対空ミサイル!」
既にロックオンされている。
このままではあっという間に撃墜され、戦死するか重傷を負うか…
イェロニームの彼女も大いに嘆き悲しむことだろう。
ああ、畜生ーーー
…その時。 こちらに対空ミサイルを向けていた敵兵の頭が吹き飛び、
ミサイルは明後日の方向へと飛んでいった。
「…何だ?」
「こちらオスカー2-1、敵兵を排除。 援護に感謝する。」
どうやら、発射する寸前に味方の兵士がうまい具合に阻止してくれたらしい。
助かった…。
「こちらブラックベル1-1、こちらからも感謝する! ありがとう!」
「オスカー2-1よりブラックベル1-1へ、周囲の敵に甚大な被害を確認。一帯を確保した。
幸運を祈る、オーバー。」
「エドゥアルトさん、もう燃料がありません。
早く戻らないと墜落します。」
「了解。 ブラックベル1-2へ、もう燃料がない。
いったん帰還して、燃料を補給してから戻ってくる。」
「こちらブラックベル1-2、了解。 続きは任せとけ。」
速度を巡航速度に戻し、近くの補給基地まで戻る。
幸いなことに敵はいなく、無事に着陸することができた。
その後、また火力支援基地の制圧を援護。
20分ほど飛び続けた後、ようやく完全に敵を制圧することに成功した。
「こちらHQ。任務終了、総員帰還せよ。」
「チョーク1-1、了解」
「チョーク1-2、了解」
「チョーク1-3、了解…」
兵士達は再び輸送ヘリに戻り、次々と乗り込んでいく。
その間、2機の戦闘ヘリで周りを護衛した。
「ああ、ようやく終わった…。 今日の任務は、これで終わりでいいんじゃないのか?」
「まだ朝の7時です。 朝食を食べる時間ぐらいならありますよ。」
「結局、どんなにきつい仕事をしようがいつもの任務か…。 悲惨だな…。」
「チョーク1、離陸可能」
「…了解。 護衛する。」
そう言って、速度を少し上げて輸送ヘリ群についていく。
ひとまず任務は終わったが、全くと言っていいほど疲れは感じない。
普段と同じいつもの戦場、いつもの任務だからだ…。
また一日が過ぎた、相変わらず体の状態は最悪のまま。いつ死んでもおかしくないのに普通のように生きているのがおかしいと叫びたいものだ。
スパァァァン!
体に負担がかかる、7.62㎜でも体への負担はとても多いものだ。何発も連続で撃てない、昔のような体に戻りたいものだ。
スパァァァン!
体が傾いた、これ以上の射撃は無理だな。これ以上撃つとまた病院送りになっちまう。愛銃を片付けてチャックアウトしようか。また、死にそうで死なない日が過ぎた。
シナノ「…はい。えぇ、軍務宰相から連絡がありました。私も賛成です、とお伝えしましたが…」
革製の椅子に腰を掛けて、如何にも古そうな受話器を耳に当て話す外務宰相を前に私はコーヒーの準備をしている。
シナノ「まぁ、提案は私ですがね…。ある程度兵器も売れて、彼らの戦力も少しくらいは削げたでしょうか。潮時ですし、トラストから引き上げましょう」
シナノ「…えぇ、このあとファントム政府の高官の方々との会談がありますので…。失礼します」
電話の相手は…、察するに大宰相か宣伝宰相か…。
と考えているうちに外務宰相は受話器を置いていた。そこから机の上に重なった紙束をバラして事務仕事に入ったようだ。
イェルド「コーヒーです。ブラックでよろしかったですか?」
シナノ「あぁ、結構。有り難く頂こう…。酒ならもっと…」
イェルド「…今は勤務中では?」
シナノ「…君はしっかりしているようだ」
外務宰相は不満そうな顔をして、カップ一杯の冷えたコーヒーを一気飲みした。相当忙しいのだろうか…
シナノ「あぁそうだ、君暇だろ?私はこれから会談の準備がある。忙しくなるから…えっと…、この資料を…っと、副外務宰相へ届けてくれ。頼んだ」
イェルド「…了解しました…」
腕にどっとのしかかる紙の束…。
一応私はヴァルハラ小隊に所属する護衛要員なのだが…、っと思ってしまったがそんな不満を漏らす暇もなく外務宰相は必要な荷物を纏めて執務室を飛び出していってしまった。
ー再生開始ー
№1:その通りだ。
デイビッド少佐:こんな計画狂ってます。正気の沙汰じゃない。これが実行されれば…どれだけの死者が出ると思ってる?
№1:君ならわかってくれると思ったが…仕方がない。
(№1が右手で拳銃を模し、少佐へ向ける)
№1:残念だ。この計画は止まらないし、止められない。
デイビッド少佐:なにをして
(ドアが勢いよく開き、武装職員3人が進入、少佐を射殺する)
№1:準備は整っているが…もう少し待とう。事態は手遅れだが、同時に緩慢だ。ケータイ。
(武装職員の1人が携帯型通信機器を手渡し、№1が電話をかける)
№1:1152の開始を少し遅らせる。あぁ、この計画は私と君、そしてアレの乗員しか知らない。それじゃよろしく、
アイリス。 死体をかたずけろ。焼却炉に放り込んどけ。
ー再生終了ー
○月✕日△曜日 モルトラヴィス某所
興味が尽きません。私はあくまで「技術」について『人ならざる者達』ほどの力を持たぬ我々人間が戦闘を行うための手段と定義してきました。しかしジン・ツキヨ氏への聞き取りを続けていけば続けていくほど『人ならざる者達も特性に合わせて技術を取り入れている』といったことがわかってきました。取り入れられた技術は彼らの特性と縒り合わさり強固な技能となります。
もしかするとジン・ツキヨ氏が『人ならざる者達』の中でも特別に技術を重視するタイプである。という可能性も否定はできませんが...。念の為、『人ならざる者達』へ『お手合わせ』を願う機会に備えての対処法を見直さなければなりませんね。
ジン・ツキヨ氏について:身体検査①
触診を願い出た時は流石に受け入れられることはないと考えていたのですが、多少の戸惑いこそ見せてはいたものの快く引き受けてくださいました。
肝心の結果の方ですが...。意外なことに『解剖学的には一般的な人間と変わりなし』という結論へと至りました。もちろんより詳しく調べれば単なる触診では見えにくい差異が浮き彫りになることもあるのかもしれませんが、現状それを実行できる段階には至っておりません。
しかし...、先程から触診の為にそれなりに近い距離感で調査を行っているのですが...。ツィリーナの素体の候補として挙げていた程度には容姿の良い身体のハズなのですが...。今の所ジン・ツキヨ氏に異性を意識したような反応は見られませんね。獣の様に好意を抱く時期に周期があったりするのでしょうか?それとも種別的特徴としてそういった特性が希薄なのか...。やはり何をするにしても『現状の関係』では行うことが可能な研究に限界がありますね。やはり交友関係をもう一段階押し上げる必要があるのでしょうか。
「連絡先を交換していただいてもよろしいでしょうか?」
「...はい?」
・対処法の見直し→図らずしもこのタイミングでルェン=サンのハードモードが決定しました()
・許可されたのを良いことに好き放題触りまくっています()
・発情期うんぬんかんぬん→的はずれな考察デス。
・連絡先→距離の詰め方が亜光速(誰だって困惑する)
あってその日に連絡先交換って…中国人かよ
まぁ、ぱっと見アルゴンの人だけど
どんだけ頑張っても報われない話とか書きたいなぁ...
定期的な絶望成分の摂取()
『↓
報われない系の漫画、アニメ、映画、小説を読む、観る。
↓
絶望する。
↓
救いが欲しくなる。
↓
救済系二次創作小説を読む。
↓
つかの間の幸せ。
↓』
このサイクルを繰り返すとアイデアか何かが浮かんでくるかもしれません()
「あぁ無情(レ ミゼラブル)」や「罪と罰」なんかは結構なんとも言えない感じだったはず…
やっぱり絶望成分は定期的に摂取しておかなければなぁ(笑)
アルゴンさんのループは良くやってた(笑)
「むぅ...」
砂金を溶かし込んだかのような煌めきを持つ金髪。シアンの結晶の様な透き通った青緑色の瞳。そして、それらに彩られたビスクドールの様な顏。
そんな要素全てを台無しにする勢いで少女は、ミーナ・シュリヒトは頬をぷっくりと膨らませていた。
(最近お姉ちゃんが構ってくれない...)
6歳のミーナにとって自分と姉の2人で完結した環境は、文字通り世界の全てであった。
物心ついた時から大好きな姉と一緒の生活。一日の始まりは同じ床に収まる姉の呼びかけから始まり、鏡台の前で髪の毛を整えてもらい、簡単な朝食を済ませる。そしたらお昼までお勉強をして、お昼ご飯を食べ、午後からは遊ぶ。
何をするにも姉が居た生活が変わり始めたのは去年の冬頃からだ。
「今日の帰りはちょっと遅くなるかな。ちょうど注文が殺到する時期でさ。お昼の時間には一旦戻って来るけど...」
姉が近所の革細工の工房で働き始めてからは一緒に過ごせる時間が目に見えて少なくなってしまったのだ。
姉が面倒を見ることができなくなった分、工房店主の息子たちが面倒を見に来てくれるようにはなったがそれでも寂しいものは寂しかった。
母親が亡くなってから約1年。これまでは両親の残した金を切り崩し、だましだまし生活してきたものの、これからの生活のことを考えると、何らかの手段で収入を得なければならないと考えた『ミーナ』の姉『エルミナ』は工房店主の好意により革細工製品を製造する工房で働くこととなったのだ。
しかし幼いミーナの心にそんなものはわかるハズもなく、工房の店主に大好きな姉を取られたような気さへしていた。
『───魔女が魔法の粉をサッとひと振りすると、たちまち子供たちは眠ってしまいました』
姉が働き始めてからも、変わることなく続く寝物語。
政略結婚を繰り返す裕福な商家に、ある日突然魔女が訪ねてきてその家の子供たちに魔法をかけてしまうといったものだ。
互いに生涯をかけて愛し合う覚悟を持った者同士の接吻でのみ目覚める永遠の眠りを。
物語としては幾度となく擦られた、ベターともいえる作風ではあるが、この物語に登場する『魔女の秘薬』はミーナの眼にはひどく魅力的に写った。
・この後...→自分がまだ姉から愛されているか、不安に駆られたミーナちゃんは本を元手に『魔女の秘薬』の材料を調べ姉に盛ります()レシピを見ていただければ察して頂けると思いますが完全に毒薬です。ホントウニアリガトウゴサイマス
・年表について→2代目以降の自分にこの記憶を残すことを嫌った初代ミーナが意図的に毒殺から、工房倒壊による圧死へ書き換えました。
・その後...→姉が死んでしまったのは本当に自分のせいなのか。確かめる為に今度はボーイスカウトの真似事をしていた工房店主の息子たちのスープに盛りました()
・その後...→目覚めなかったのは愛が足りなかったからではないかと考え、成人後交際した男女3人に対して盛りました()
・寝物語について→政略結婚について啓発するために書かれた。
・工房店主→狂愛さん過去変に出てくる中では一二を争うぐう聖。
・工房のその後について→大戦末期から終結にかけての期間で店が傾いたものの『差出人不明の援助金』により難を逃れた。
「こちらソード2-1、ソード1ユニットは応答せよ。」
応答がない。ソード1、ソード2の二個分隊で村の簡単な治安維持任務。そう言われてLAHMVでやってきた。はずだったのに。
「ソード1からの応答はなし。MIA扱いになるかな。どう思う、2-2?」
「死んだか逃げたか。どっちみち最寄りの財団施設まで20kmだ。車は帰ったから、走るしかないんだろうな。」
「別に走らなくたって帰れるだろう。2-3、ヘリに回収を頼んでくれ。」
「へーい、ボス。コントロール、コントロール、こちら661A、ソード2分隊、回収ヘリを1機要請、オーバー。」
≪こちらコントロール、座標と戦術コード、要請を受理。待機せよ、オーバー。≫
「ソード2-3コピー、アウト。」
2-3が言い終わると同時に、直上を1機のF/A-15Vが通り過ぎる。轟音があたりを支配し、2-4が指をさして言う。
「あれ241のエースじゃないですか?ほら、この間4発のNA-6をチャフフレアなしで回避したっていう。」
分隊の6人全員が空を見上げる。長い戦争になりそうだ。
茶番を書く前に相談すると便利ですよ()
いつのまにか始まっとる……
想像してたルェンさんの口調と違う…すみませんね、最近ルェンさんの口調っぽく書くことがなくなったので…
Watch a sun rise
「この私が、イラクの夜明けを拓いてみせる」
異なる正義のぶつかり合いは、さらなる戦火を引き起こす。二つの風がもたらすのは、平和か、はたまた永遠の炎か。
二人の戦闘機乗りの物語。
戦友…()
『ヂュ・ルェンさんですか...。覚えておきましょう』
「それでその男たちをどうするつもりなんだ?」
『......、彼らには私の実験を手伝っていただきます。良ければ貴女もご一緒にどうでしょうか?きっと気に入りますよ』
「...悪いけど遠慮させてもらうよ」
━━━━━━━━━━━━━━━
■
これ以上の会話は無意味と判断したのか。急所を抉るようにして繰り出されたルェンの一撃。しかしその一撃は正に『手本のような』一技により容易にいなされてしまう。
『やはり、戦技を技能として体得していたのはツキヨさんだけではありませんでしたか。彼からお話を聞いた上で対応策の練り直しを行いましたが...。あの見直しがなければ少々危ういところでしたね』
突如話題に出てきた知人の名に一瞬思考が逸れるが、即座に体制を立て直し次なる一手へと打って出た。
右足にて繰り出した上段蹴り...、左腕であっさりと受け流されてしまった。即座に鞭のように長くしなる尾を追加で刺し込むが...、かすりこそしたものの手甲によりいなされてしまう。
膝蹴り、ひねり、背面、ありとあらゆる格闘技を試してみるがことごとく受け流さてしまう。
まるで鏡のように寸分狂わず受け流していくその様は酷く不気味に写った。
「気味が悪い...」
『これは...、貴女がそのようにおっしゃりますか。しかし貴女もお人が悪い。まだ私は貴女の『技術』しか見せていただいておりません。もし貴女が彼のように昇華させたのであればあるのでしょう。あなたの『技能』が。それを私に見せてください』
・『ヂュ・ルェンさんですか...。覚えておきましょう』
「それでその男たちをどうするつもりなんだ?」
→会話は成り立つが話が通じないタイプだと理解したルェンさん。とりあえず聞くべきことだけ聞くことにした模様。
・戦技を技能として体得していたのはツキヨさんだけではありませんでしたか→仁くんへの聞き取りで人外へ対する対応策を練り直したミーナさん(ルェンさんのハードモードが確定しました)
・手本のような戦技→人類数千年のデータの蓄積による賜物です(ちょっとやそっと拳を交えたぐらいで動きが完コピされて次回以降は通用しなくなるということは無いのでご安心を)
・戦技、格闘技等々、人類の生み出した技術を使っている内はどう頑張ってもミーナさんには勝てないので、どらごんくろーや尻尾、火炎を織り交ぜた人外流の『技能』で闘いを挑みましょう。
・夜道でかなり暗いため、ミーナさんはサーマルや光量調整で周りの景色を捉えています。炎で目潰しをしてやりましょう()
ルェンさんを連れ去るために不意打ちで脇腹にレーザーを喰らわせようと考えているのですが大丈夫でしょうか?
おぉ、色々とアドバイスなどもくださりありがとうございます!
死なない程度ならいくらでも傷つけちゃって大丈夫ですよー。
お役に立ったのなら何よりです(^^)
一足先にキューバの基地で行う予定の茶番を部分的に文章として書き起こしているのですが、執筆をするにあたってルェンさんに関する幾つかの質問があります。
・炎はどういった原理で出しているのでしょうか?
・体の構造は大凡、一般的な人間と同じでしょうか?
・ルェンさんの身体にチタン製のメスは通りますか?
・ルェンさんは自力での脱出が困難であると判断した場合には、拘束具無しでも大人しくしているタイプですか?
・ルェンさんは自分に対して人体実験してくるヤツが話しかけてきたら...、
①普通に返答するタイプですか?
②無視を決め込むタイプですか?
③皮肉で返答するタイプですか?
・炎へ対する耐性はどの程度のものでしょうか?
・毒物はどの程度効きますか?
・栄養状態による体型の変化等はございますか?
今回次の次の次くらいの茶番の構想についてのご相談をお持ちしましたが、特段続きを急かしている訳ではないので、プルマーさんはご自身のペースでカキカキしてくだされ。
色々としてくださりありがたい…
・あんまり考えてませんでした()
基本的には体内のエネルギーを使って熱を放出させる的な感じです
・大体おんなじ構造です
・普通に通ります
・別に殺すわけじゃないって分かったら大人しく普通に過ごします
・普通に答えます
・量が多ければ多いほど効きます
・特にありません
≪こちらAWACSセントリア、ヘイズ3-4、方位0-7-0、エンジェル30へ、そこでお迎えと合流してくれ。≫
「3-4ウィルコ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
≪こちらシャーク2-6、君が噂のエースか。コールサインを教えてくれ。≫
「こちらヘイズ3-4、TACネームはチョーカー。よろしくお願いします。」
≪そうか。チョーカー、よろしく頼む。私のTACネームはーー≫
これが彼との、「相棒」との出会いだった。今では懐かしあの頃の、イラクの空での思い出だ。あの空で沢山のものを得たが、自分が思うに、
失ったものの方が多かっただろう。
№1「作戦を開始する。ECSC諸国の同意が取れ次第だがな。準備はできているんだろう?アイリス。」
アイリス「はい、№1。『彼』の用意もできているようです。」
シュガート「散々伸ばした挙句、今始めると。デルタコマンドも、彼らも呆れますよ。彼らが優しいだけマシですが。無論アイリスも、『彼』も、そして私もですが。」
№1「まぁいい。間もなくメンデルスゾーンもこちらに戻る。それですべてが始まる。『彼』には、招待状を送っておこう。『彼』も、強いだけの阿呆でもないようだ。時機を見て、首輪を外そうと思う。」
アイリス「それこそテルミドールのようになりますね?委員長。」
シュガート「知っていたのかい?まぁ、そちらも隠し事があるんだろう?『1152』とかね。」
№1「口外しないことだ。デイビッド少佐のようになりたくなければ、な。」
彼ら:これを読んでいる皆様方。
作戦:自由の復興作戦のこと。
№1:監査評議会評議員ナンバー1。
アイリス:『研究開発委員会兵器開発部門所属の主席研究員』という表の顔を持つ人間。
シュガート:外事交渉委員会委員長のこと。
『彼』:[削除済み]
メンデルスゾーン:NEXT AC『03-FINGAL』を駆るパイロット。
テルミドール:現在イラクで活動中の戦闘機パイロット。
デイビッド少佐:元倫理委員会執行小隊隊長。現在行方不明となっており、倫理委員会法務部門が捜索中。№1により殺害された可能性がある。
これっぽくしました()
https://www.youtube.com/watch?v=VVGIViDOt30
エシック:部隊は作戦を始め、№1は音信不通、おかげで倫理委員会は機能不全か。まったく、管理者の存在意義が問われるな。
№2:あいつは、1はやりすぎている。倫理委員会が機能不全など、笑わせる。行き過ぎた馬鹿を始末するのは、貴様らの仕事だろうに。
エシック:同僚の暴走を止められなかった雌犬が、何を偉そうに。
ヘンダーソン:我々は不毛な口論をしようと、この通話を開いたのではありません。今回の議題は、半ばクーデターじみた№1とシュガート委員長への対応のはずです。
№2:そもそも連中がどこにいるのかわからない以上、こちらのユニットアルファも、倫理委員会の『法の番犬』も手を出せないんだろう?
エシック:当たり前だろう。となると、捜査と操作はこちらでやる…ということにするが、構わんか?指揮系統は一本の方がいい。
ヘンダーソン:我々開発部門は出る幕はなし、でしょうか。そちらにお任せいたします。
№2:こちらは勝手にやらせてもらう。ユニオンが我々か、それとも奴らのどちらについているのか…知っている者はいるのか?
エシック:財団としての主権は私たちにある。こちらにつくのが通りだろう。
ヘンダーソン:『彼』や、メンデルスゾーンはどうでしょうか?
№2:相手がどうであれ、反逆者は消すのみだ。
エシック:倫理委員会委員長。老人男性。
№2:監査評議会評議員ナンバー2。20代女性。
ヘンダーソン:研究開発委員会兵器開発部門管理官。部下のアイリスがクーデター側であることは知らない。
これ:財団ネットワーク上での会議。音声のみ。>> 1530は彼ら独自のネットワーク上での同じような会話。