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ウィー・アー・アンストッパボゥ
「ここまで仕事を持ってきてくれるとか、いい奴らだよなぁ!Fuck!」
『皮肉か?』
「皮肉だ」
2025年のどこか スカーレット連邦、WBF財団本部
闇落ち民間軍事会社+人外VSトップ水準の財団+人外のバトルが始まる。
人外のアンチピックは人外。そして、その人外の能力を最大限に高めるのは人間だ。
「どうせ仁の無双劇になるだろ」って?そんなことはない。なぜなら……
人外に自らなった同僚とのバトルだから
「すみません、デトロイト市警のものです」
冷たい金属の扉を叩きながら、貧乏くじを引いた自らの運命を呪う。UBCIはWTC爆破予告犯の居場所を暴き出すことに成功した。が、なぜか偶々デトロイトにいた私に指令が入り、今はこうして市警に扮し、犯人のアパートにいる。
少し待って音を聞いてみるが、全くと言っていいほど音が聞こえない。さっき部屋に人が入るのを見たんだが。特徴も犯人と一致していた。2階から見下ろす駐車場には、月光が降り積もる雪を照らしている。
ッスゥー…
「開けろ!デトロイト市警だ!!」
クソデカボイスで声をかけると、中からドタドタと慌てたような足音がした。大きい声しか聞こえなかったと言うことは何かの作業中だったか音楽でも聞くためにイヤホンをつけてたのか。どちらにせよまぁいい。扉に手をかけたその時だった。
「うわっ、くそ!」
扉が勢いよく開き、思わぬ攻撃によろめく。ドアから出てきた人影はこちら意識を向けることもなく全力で廊下を駆け出した。
「畜生待ちやがれ!!」
軍にいた時以来の全力疾走で追いかけるが、意外にも追跡は早く終わった。1階の外に降りる階段の下で、犯人が伸びている。どうやら凍った階段で滑って落ちたらしい。
「たっく…手間かけさせやがって…」
滑らないように気をつけながら降りて、うつ伏せの犯人が雪で窒息しないようを仰向けにする。
「はいはい動くなよ。あぁ、DPDってのは嘘だから。UBCIね」
「はぁ!?」
素っ頓狂な声を上げる男に手錠をかける。余計な労力を使わせられた分ぶん殴ってやろうかと思ったが、証言されると面倒なのでやめた。代わりに頭を叩く。
「痛った!」
「はい、逮捕。罪状は…いいや。テロとか」
「えぇ…」
「警察署で少し待ったらうちの容疑者連行官来るから、それまで一緒にドーナツ食おうぜ」
困惑した表情を浮かべる容疑者を車で署に送り、今日の仕事は終わった。
迫真デトロイト市警()
デトロイト市警(大嘘)
白熱電球一つに照らされた、冷たいコンクリートに四方八方を囲まれた部屋の中で目を覚ました。
「…、もうちょっとどうにかならないものかね、」
頭を掻きながら辺りを見回せば、"いつも通り"。部屋には何もなく彼女と、自分と同じ白い患者服に身を包んだ男が転がっている。同じように眠らされたようで、うなされたように寝返りを繰り返していたが悪夢でもみたようで、息を切らしながら突然上半身を飛び起こした。
「っつ…、なんだあんた…、ここは」
「まぁまぁ、そんな怖がらなくていいですよ。」
「くそ…、あんたが俺をここに入れたんだろ!」
飛び起きたかと思えば、錯乱してどこから取り出したメスを握りしめる。震える手、安定しない呼吸、血走った目、これから何をしようとしているかは想像に難くない。そんな状況にも関わらず、部屋の角に設置された監視カメラは赤い光を点滅させながら静かに見守っている。
「おいおい…、ちゃんと持ち物確認くらいしてくれよ…、君、少し落ち着いて、ね」
「くそ…っ、俺が何したっていうんだよ!!!ここから出せ!!!」
男はメスを力いっぱい、女の心臓目掛けて突き刺した。女は突き飛ばされるようにコンクリートの壁に打ち付けられ、メスは心臓の表面を貫き大量の液体がメスを伝って流れ出す。メスを抜き取り、女を地面へとたたきつける。また一度、もう一度、もっと、更に、メスを力の限り女へと振り下ろす。刺されるたびに呼吸を漏らし遂には目を開けたまま声を出さなくなった。
女が動かなくなった頃、男はメスを振り下ろすのをやめて、目の前の惨劇を直視する。
「あ…、ぁぁ…、」
女から出た液体は青かった。それは確かに人間の女から流れ出たものだ。
手についた、地面に流れ出た、壁に飛び散った、今なお女から流れ出る血は海のように青かった。
女の片腕が突如、崩れるように裂かれ、黒く生物的な"それ"は男の首を瞬く間に締め上げ、つるし上げた。
「ぁぐぁ…、ぁあ!!」
黄色い眼が、男の無駄な抵抗を捉えている。死体はゆっくりと体を起こし口は徐々に歪んでいく。
「惜しかったね」
笑顔を張り付けた化け物はその言葉を最後に男を壁に、もう一度、もっと、仕返しのように叩きつけた。いつの間にか息絶えた男の体を興味なさげに地面へ投げ捨て、頭を切り離し口の前で握りつぶす。切り口から絶え間なく流れ出る真っ赤な液体を口の中へ流しこみ喉を鳴らしながら飲み干す。骨は取り除き、中の肉と器官をかたっぱしから喰らう。
声を発することもなく、本能のまま目の前の死体を貪る。さっきまで騒がしかった牢獄は、何かを喰らう音のみが響いている。
食事シーン(意味深)。
登場人物は、女と男の二名。女は皆さんご存じ、話中では特に言及してないけどシナノさん。
単発です。
本能を抑えるため、抑制剤を飲んでいますが完全に防ぐことはできず、定期的にこうして食事をします()
カメラでの監視の中、どっかからひっ捕まえたか、はたまた犯罪者か、だれかを餌として"生きたまま"配給しています。どっかの研究者曰く、「本能を抑えるために食すものは、同じ種の方が一番効果がある」とのこと。
食事が終わった後は薬で眠らせて、着替えさせた後に日常生活へ戻します。
平穏な日々というのは長続きしない。国際紛争に参加することを制限させられた仁にとってはなおさらだ。
「ズズッ」
いつもと同じカフェオレを流し込みながら、キーボードを素早く叩く。ディスプレイには新しい広報雑誌の原稿が書かれていた。
「もうすぐで書き終わるぞ」
『やけに時間かかったな』
「誰かが勝手に文章を消したからだろ。なぁ!ダスト!」
『すまぬ』
「まぁいいや」
そろそろいつも通りの日々に飽きてきた。平和が嫌いというわけではないが、男たるもの刺激は欲しがる宿命なんだ。
「さて……いつも通り警ら任務に行ってこようか」
椅子から立ち上がり、背伸びをする。しかし、そのまま更衣室に向かった仁は、そこに刺激があるとは思いもしなかった。
「仁。仕事だ」
ロンドンは静かだが、同時に騒がしくもあった。部屋の外からは両国の外交官があちらこちらに行き来する音が聞こえてくる。保守党好みの中世の面影が残る待合室は今では非公式に「ヴァルハラ」と呼ばれるルェンは珍しくただ静かに「深海の本質」と書かれだ小説を読んでいたが、どこか居心地悪そうな表情を浮かべていた。それに対しリューディアはいつも通りの様子だった。
「あー、暇だな……」
そう言って持っていた小説をトランクに放り投げると、くつろぐリューディアの方へ向かい座っていた椅子の背もたれに手をかけた。
「…よし、決めた!リューディア、どっか飯食いに行くぞ!」
『ピッ…"珍しいな、君から私の方に誘ってくるなんて"…ッー』
「だって仕方ねぇだろー?シナノは会談会談で忙しそうだしらこんな古臭い部屋いるのは退屈だ。…おまけに、この国の政府の連中についてはあんま好きになれなくてな。ま、つまり、尻尾巻いて逃げ出したいっつーことだ」
『ピッ…"意外だな、君はあの国で軍人をやっていたはずだろう?"…ッー』
「私だって好き好んでこんな国いたわけじゃねぇよ。私にも色々と“事情”ってもんがあんだ」
「近場に個人経営のカフェがある。味は…、特別美味いっつーわけじゃねぇんだが、静かな上になんと言っても空気が綺麗でな!…どうだ?今ここでオメーが素直に頷いてくれんだったら、私が全部奢ってやるぞ?」
『…』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「さてと…、どうだ?結構いい場所だろ?」
『…ピッ"ロンドンにこんな店があるなんて知らなかった"…ッー』
「せっかくこんな場所まで来たんだ。私はとりあえずカフェオレにするが、なんか飲みもんでもいるか?」
『…ピッ"ーでは、紅茶を頼むよ。"…ッー』
『…ピッ"それと、出来ればメニューを読み上げてほしい。"…ッー、ピッ"如何せん、私は目が見えないのでね"』
「あー、それと、聞きたいことがあってな、ここ最近暇だったもんでMI6とかからおめーについての情報を調べさせてもらったんだ」
『…ピッ"MI6?連合王国の諜報機関じゃないか、どうやって君がそれを?"…ッー』
「まぁ……、簡単に言っちまえばコネだ」
「それで、見当つく限りの情報漁ってみたんだが…、あいつらあーんな人のこと追いかけ回してるくせに一番気になるところ全然知らねぇのなんのって…、とにかくGIBやシパン島から盗み出してくるのもありだと思ったんだが…、それもめんどくせーし、本人から直接聞いた方が早いと思ってな」
『…』
「つーこって、おめーに聞きたいことが2つある…。1つはおめーの経歴について、もう1つはおめーがそうなったキッカケについてだ。勿論無理にとは言わねぇ、どうせこんなに生きてりゃ数時間くらい何もしないでも時間を潰せるもんでな」
・「どうせこんなに生きてりゃ数時間くらい何もしないでも時間を潰せるもんでな」
これでもルェンはバリバリのおばあちゃんです。いたわれ。
めんどくさけりゃ終わらせちゃっても大丈夫です。続ける場合は続けます()
ザッザッザッザッザッ……
寒い!急に済まないが寒い!それも仕方がない。なぜならここは冬のシベリア。あたり一面目が痛くなるほど白い雪が積もっている雪景色だ。
その前に、これを読んでる人に自己紹介しておこう。
僕の名前は月夜仁。狼系獣人の30歳。
顔が若干童顔のせいで中性的な見た目である。
髪は灰色で、耳と尻尾も灰色。人間の耳はない。同じ色のパーカーをよく着てる。
身長は169cmで、社内ではチビ扱いされてる。
お仕事は傭兵。
WBF財団の広報担当兼機動部隊「α-0」のスナイパーだ。
ただスナイパーといってもみんなが想像しているようなひっそり隠れて敵を狙撃する王道のスナイパーとは違う。どちらかといえばスナイパーの役割も兼ねている兵士って感じだ。
「あ、あと数百メートル。そうすれば施設内で暖をとれる!」
強気に言ってみたものの寒さはごまかせなかった。防寒対策にパーカーやインナーなどをいろいろ着込んでみたが、-40℃の極寒に耐えれるほどの効果はなかった。
「な、なんで…なんでWBF財団あいつらこんな真冬に送り込んできたんだよ!」
大声により森の鳥たちが飛んで行った。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここで説明を挟もう。WBF財団とは東ヨーロッパに本社を置く軍事系財団であり僕はそこの職員である。もともとは民間軍事会社だったものの、普通の民間軍事会社とは違った路線を歩んだのだ。
そして僕が今向かっているのは財団のシベリア支部「サイト5-5」(シベリア研究所)である。施設は半地下と半地上の構造となっていて、地下は主に駐車場や発電施設、データバンクがあり、地上は研究施設やそこで働く職員の寮がある。
そこでは主に銃火器に関する性能テストや新兵器の開発に必要な情報を集めたりしている。研究所と名乗っているものの、化学物質などを用いる研究は行っていないのである。
一言で僕がなぜそんな場所に向かっているのかというと「調査のため」。
1週間前この場所では施設内部で建物が崩落する大規模爆発事故が発生したのだが、救助要請を受けて派遣された3つの機動部隊が音信不通になった。そして昨日、救助要請を送っていた無線も途絶えてしまった。そのため、消えた機動部隊の探索と内部の調査をするために僕を派遣したとのこと。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『シンプルにお前ひとりで4人編成の部隊以上の戦闘力があるからだろ?』
彼はダスト。実体はなく僕の体内に存在する悪魔。僕が大学生の時代に取り憑いてきたが、今となってはオペレーター的な立ち位置にいる。毒舌家であり、僕が焦っているのを見るのが好きだ。取り憑いてきた理由は不明。いくら聞いても答えなかった。
「うるさい。それでも僕一人だけは問題あるだろ」
今僕の周りには、自分以外誰もいない。理由は簡単。ダストの言う通り、4人編成の調査部隊よりも戦闘力があり、人件費も四人分より一人分の方が安い。コスパで考えるならよさげな判断だと思うが、人道的に考えたらまったくよくない判断だ。
『無駄口をたたくな。それでも精鋭の傭兵か?新兵とでも名乗っとけ』
「はいはい。分かったよ」
寒さで力が抜けていた体に鞭を打って走り出す。ここから施設まではそこまで距離がないはずだ。さっさと仕事を終わらせて家に帰るぞ!
それではお仕事開始と行きますか!
任務開始 18:48
「……それにしても無駄に移動に時間がかかったな。もうすぐで夜だよ」
『屋内だから関係ないだろ。しっかり考えろ馬鹿野郎』
「それもそうか……なんか一言余計じゃない⁉」
新規で書くのめんどくなったので、昔チラッとあった「シベリア研究所爆破事件」を題材にした小説のコピペです()
若干この世界と世界線が違うのですがお許しを()
シ ベ リ ア 送 り
一人+悪魔でシ ベ リ ア 送 り (人件費が安いんじゃ!)
楊煌明は、日の前に座っている大勢を見渡し、誇らしげな表待を心から浮かべた。みんな揃っている、一目でわかる。全部で203人、みんなきちんとした身なりで、期待に満ちた眼差しで彼を見ている……、いや、彼を見上げているのだ。新たなる福江国の未来を担う新しい中核である民政会に、優秀中の優秀な人材が集まっているのだ。
「紳士淑女の皆さん、わた……」
彼は日に何かが滲み出るのを感じたが、すぐに無理やり自分を押しとどめた。こんな時に些細な感情移入は禁物だぞ、煌明。
「長い間、私たちは傍観者の地位に押しやられ、連合王国の命令に従うことに歯を食いしばって我援することを強いられてきました。ですが、もうその必要はありません!チップからチップへ、トランジスタからトランジスタへ、親要なる友人である吉さんは福江の未来のために勤勉さと輝きで奮闘し、勝利したのです。そして、そのことに私は感謝の言葉を述べたいと思います」
拍手喝采。
「しかし、皆さんにお訊ねします」
彼がマイクに向かって声を轟かせると、食堂は静まり返った。
「私たちの仕事は終わったのでしょうか? いいえ!私たちの死を望む無能、愚者、臆病者は未だにこの国の至る所に存在します。他の誰にも真似できない運命の開拓者である私たちは、彼らのレベルまで身を落とすべきではないし、落とすつもりもありません」
知らず知らずのうちに、彼の喉から目に向けて熱さは込み上げていっていた。
「よって、ここに発表します、4K有機ELテレビTV-4KT24Aは今後335日間で、あと600台生産される予定です。皆さん、才能と卓越性の復権と、その先に待ち受ける啓蒙にご期待ください!」
知らず知らずのうちに、 彼の目の中の雫はさらに膨らんでいた。
「友よ!志を高く持て!君たちには全力を尽くすしかないのだから!」
そして、203人分の拍手の波が彼に押し寄せたとき、楊煌明はようやく自分の頬を伝うものが何であるかを知った。涙である。かつて香港で共に戦い、ずっと前に失った友への涙である。煌明はその友人から自分たちは全力を尽くすしかない、と言われた。「福社」とか、「寛容」とか、そんな感情的でくだらないものでなく、本当に優れたものを信じていた友へだ。
しかし、残念なことにその翁敬黎は死んだ。かつて彼らが勤めていたルコラと一緒に死んでしまったのだ。
半導体の成す夢。
第二次トラスト侵攻後の楊煌明による2度目の福江国行政長官就任演説です。
〔記録開始〕
アンダーソン上級捜査官:まず、あんたには黙秘権がある。身の安全も保証する。その上で色々話してもらいたい。
エッカート容疑者:(俯いて沈黙している)
アンダーソン上級捜査官:はぁ…沿岸警備隊なんだろ?連合に対する背反行為は非常に罪が重い。そうだな、軍法会議は避けられないかもしれない。だが、ここで話せばお前はUBCIの所にいられる。軍よりも好待遇なのは保証するぞ。
エッカート容疑者:…でも、話せないんだ。あいつが…
アンダーソン上級捜査官:あいつ?あいつってのは誰だ。IRFか?それともギャングかチンピラ?
エッカート容疑者:名前は知らない。白人の、そこそこ年取った男だった。
アンダーソン上級捜査官:あぁ…てことは、なにか?その白人の[編集済み]に唆されて色んな国際企業が入ったビルに爆破予告したのか。
エッカート容疑者:(無言でゆっくりと頷く)
アンダーソン上級捜査官:あんたも馬鹿なことしたな。で、そいつの名前はなんだ。
エッカート容疑者:わからない。
アンダーソン上級捜査官:あ?わからないっちゃなんだ。どんだけ話したんだそいつと。
エッカート容疑者:えぇと…ビーンズヴィルの酒場で飲んでたんだ、一人で。そしたらどこからともなく現れて、隣に座って話し出したんだ。CGの仕事には飽きたろって。それで、爆破予告をする前に船で何かを運んだ。
アンダーソン上級捜査官:運んだ?おいおい次はなんだ…。どこに?なにを?
エッカート容疑者:ジャージー・シティだ。荷物は…えぇっと…。
アンダーソン上級捜査官:話してみろ。軍法会議はやだろ?な?
エッカート容疑者:思い出せないんだ。あいつの名前も、荷物も、頭に霧がかかったみたいに。
アンダーソン上級捜査官:どうにかして思い出してみろ。ゆっくりでいい。
エッカート容疑者:ダメだ思い出せない…あぁ、くそ、奴だ。見てるんだ。頭の中で、蜷局を巻いて。こっちを見て、あぁ、頭が痛い。見るな!
アンダーソン上級捜査官:クソッタレのアクティブプロテクターか!
〔記録中断〕
尋問中、対象は突如として意識を喪失しました。その後の調査と尋問記録から、対象の脳内に能動的情報防御が配置されていることが判明しています。この事実が発覚したことにより、対象はUBCI逸脱性対応課へ身柄を引き渡されました。尋問は継続されます。
多分アンダーソンくんの本名は「ハンク・アンダーソン」だろうなぁ…()↑ソースコード見たらわかるんですがなんかバグってます笑
そして正解です()『…ピッ"ー私の経歴を聞いて面白い人はいないと思うが"…ッー』
「あぁ、ただ気になるってだけだ。別にやつらに報告する義理もないからな、気にすんな」
少しばかりの沈黙の後、女の機械音声は語り始める。感情なく出力されている機械音声からは、感じられることのない悲壮感がにじみ出ていた。
『…ピッ"ー昔、人種差別が嫌いだった"…ッー』
『…ピッ"ここには君くらいしかいないから言うが、ー当時の皇帝は正直くそだった。人種の隔たりは帝国にあるべきではない、連邦内戦で帝国が成立し得たのは皇帝権、多数の民族の協力あってこそであったのに、皇帝はそれすら捨てた"…ッー』
『…ピッ"当時の私はそれが許せなかったから、仲間を集めて、テロを起こした"…ッー』
「テロ?おめーがそんなことするようには見えないが…、」
『…ピッ"それ以外もあったのかもしれないが…、私にはそれしかなかった。それで搾取される故郷と差別される民族たちが救われるなら"…ッー』
「で、結果はどうなったんだ?」
『…ピッ"負けた。…と、後からそう聞いた"…ッー』
「なんだ…、歯切れが悪いな。後から聞いたってどういうことだ?」
『…ピッ"ー実際、そこから何も覚えていない"…ッー』
「なんだそりゃ?何もってことはないだろ」
『…ピッ"ー正確に言えば、いつからかの記憶がない。いつエーギルになったのかも。研究者に聞いた限りではエーギルの細胞を取り込まなければエーギルに変異することは少なくともないはず。気づかないうちに打ち込まれた可能性もあるが、自主的なものではないはずだ"…ッー』
『…ピッ"ただそれまでの記憶がないとはいえ、私のエゴで起こした戦争のせいで、皇帝はまた人種を刈り取った。人ももっと死んだ、多くの孤児が取り残された。それは確かだ"…ッー』
『…ピッ"今の私にできるのは、残された子らを無事に送り出すことだけだ"…ッー』
「…、なんか悪かったな。まぁ、あ、アップルパイあるから食えよ。ここのアップルパイはうめぇんだ」
『…ピッ"いや、私も自分の経歴について話すことはなかった。"…ッー』
『…ピッ"あと、忘れていたが"…ッー』
「なんだ、リューディア。アップルパイは好みじゃなかったか?」
『…ピッ"私はアデリーナだ。情報がないとは言え、君の古巣に嗅ぎ付けられてはシナノにも、君にも申し訳ない"…ッー』
「ーあぁ、次から気を付ける。ぇーと、アデリーナ」
『…ピッ"ーまぁいい、私が語ったのだから、君も何かしら語ってもらおう"…ッー』
そう言って盲目の彼女は薄っすらと口角を上げ、笑みをこぼした。
?なんでリューさんの目は見えないんだ?
・ナバラ紛争におけるミスリル動乱末期に当時帝国軍所属のリュドミラに至近距離で頭にライフルを撃ちこまれ、言語系と視覚系を司る脳の部分が消し飛んだため。エーギル化しても再生することはなく、代わりにメロン体のようなものが形成された。
?リューさんは死んだこと知らないの?
リューさんは自分が一度死んだことを知りません。ヘッドショットで脳が半壊したことをいいことに研究者たちがエーギル細胞を好き勝手にぶち込んで、死ぬ間際の記憶を物理的にも消去した。
知ったら多分発狂して暴走します、愉快だね(暗黒笑み)エーギル化したきっかけを知らんのか
知らねえよ()。理由は↑と同じ。
愉快「ブオオオオッーーーー」
旗艦とうしゅうの汽笛が鳴り響く
大勢の国民が国旗を振っている
「がんばれっー」「勝ってこいよーっ」
たくさんの声が聞こえる。
そんな中、ある乗員は不安感を覚えていた。
「勝てるのか…?この戦争」
それに上官が反応する。
「なぜだ?こちらの方が戦力が多いんだぞ。
ましてや、ハビルンの連中とも攻めるんだから」
「いえ…そうゆうことではありません」
「じゃあどうゆうことだ?」
上官がとても不思議そうに言う。
「いや…この共和国が成立してから初実戦ですよ。それに、軍事をこんなに急激に拡大したのは約3年前です。まだほとんど練度がないのでは?と思って…」
「………になめない。だがハビルンに加盟した時点でどっかしらこんなようなことがあるとは思っていた。だから勝ってこなければならない。それにもうすこしでヨーロッパの奴らとの冷戦が始まる」
「練度を上げるにはいい機会じゃないか?」
「そうですね…ここで弱音を吐いてちゃこの後の冷戦に勝てません。それが前線に赴くヤツならもっと」
そう、にこやかな笑顔を見せ言う。
A:ふぅ
b:どうしたんだ?
A:いよいよ明日か…
b:まだ朝なのにそんなことを考えているのか?
A:そうだよ
b:まあ俺らミサイルコルベットの乗員だからな…最前線に配備されるもんな…
A:そうだよ…いつ死ぬか分からないんだ…
b:まあそんなに心配しなくてもいいだろ、俺らには戦艦部隊がついているんだ…きっと生きて帰れるさ
A:そうだな。でももし攻撃が当たったら、もし俺らがいるところに攻撃があたったら…
b:そんなことは考えるな!生きて帰るのが一番の任務だ…
A:そうだよな…ごめん
b:今日を楽しめ…have a nice day!
今回はイエメン、オマーン侵攻作戦の日亜国兵士の前日談を書いてみました。
文があやふやになってたり、誤字があったらすいません
NSAは今日も忙しい。北米部門の事務局長である「シンディ・フィッシャーマン」は2つのディスプレイを交互に見ながら、疲れ切った心を表情に出さずに部下の報告を聞いていた。
「今、国内、それもマンハッタン島に大量のカラシニコフやRPGが運び込まれた可能性があると言いました?」
『はい、事務局長。UBCIによると、エッカートは沿岸警備隊所有のボートで検査前の輸送船から荷物を運び出したと』
右の画面に映ったアジア系の茶色い瞳をした青年、「ランドール・ホッジス」が喋る。彼は23歳にして中東地域部門の地域管理官になった優秀な人間だった。その過度に欠乏した社交性を除けば。
『当該ボートは既にUBCIが確保し、内部調査を行いました。結果として、大量の武器が積まれた痕跡が発見されています』
調査結果の報告に眉を顰め、眉間に皺がよる。この報告はここ数日で1番最悪なものに違いはなかった。
「具体的に、どのような?」
今度はランドールが眉を顰めた。内心でこの報告会をとっとと終わらせたいのが丸わかりで非常にいい気分ではないが、まだ若いので仕方ないと気に留めない(ようにする)。
『ウェポンボックスと思われる木箱表面にはペルシャ語やアラビア語が書かれていることから、イラクやイラン、そしてサウジアラビア由来と推測できます』
この報告会で分かったことは、中東由来の銃火器や対戦車火器が国内に(大量に)持ち込まれたこと、そしてそれを使ったテロを起こそうとしているものがいる、ということだ。
「あー、サウジアラビア戦争による武器の流出状況とイラク、イランの密輸ルートを5日後に2万字でレポートに纏めて提出して下さい。それから貴方の所感も。所定の形式で構いません」
『2日で提出します。それでは』
「え、ちょ_」
画面がぷつりと消える。さっきまでの青みがかった画面は消え去り、黒い画面が自らの不幸な顔を写していた。だから社交性がないって言われるんだ。
椅子の背もたれに体重を傾け、天井を眺める。無機質な白い板には面白い模様も何もなかった。
「大変そうですな、事務局長殿は」
体重を戻してドアに目を向けると、白髪が目立つ老人が立っていた。白髭が絶妙な胡散臭さを醸し出している。北米地域部門軍事力総括室のアットランド将軍。
「大変そうに見えるなら話しかけずに放っておいて貰えていいですか?」
「釣れない方だ。では失礼しますよ」
老人が残念そうに部屋を出ていく。その顔を写真に収めたい衝動に駆られながら、机の上のパソコンに向き直った。
「…ん?」
外から飛行機の音が聞こえる。窓の外を見ると、遠く見える銀色の影が青い生地に白の線を引いていた。なんてことだ。あの飛行機にテロリストが乗っていないことを願うことになるなんて。シンディは視線をディスプレイに戻した。
機内放送「え~本機は後数分で目標地点上空に到着いたします、目標地点の天気は対空砲火~降下の際はドタマぶち抜かれないようにご注意ください。」
ヴィンセント「久々の任務だ…腕がなまってねえといいな。」
セルゲイ「そんなすぐになまってたまるかよ。」
OS‐621「マスター、そろそろ降下時間です、搭乗してください。」
セルゲイ「りょーかい。」
この輸送機には4機の強化外骨格が積まれており、これからオーマン・イエメン侵攻作戦のど真ん中に投下される。
機内放送「目標地点に到着、降下始め。グッドラック!」
セルゲイ「よし、いくぞロニイ。」
OS‐621「了解。戦闘モードに移行、いつでも行けます。」
セルゲイ「ダイブ!」
ゴォォォォォッ…
ダアン…
グポン…
OS‐621「小隊全機の降下確認、アラート、敵を感知。速やかに排除してください。」
セルゲイ「Ok!奴らに重騎兵の恐ろしさを見せてやろうぜ。」
セルゲイ
国防陸軍の大尉。多分これからも出る。
OS‐621
セルゲイ機の支援用AI。621は製造ナンバー。愛称はロニイ。
グポン…
メインカメラの起動音。ザ〇のと一緒。
『Hello!今日も素敵な一日の始まりだ!』
帝国本土から更に西、大洋と大陸を挟んだ向こう側。世界都市と名高いロサンヘレスは夜も眠ることはない。光を煌々と放ち、車は列をなして市街地へと進む。繁栄を象徴するように高層ビルが立ち並んでいる。
『今は夜?寝る時間か?いいや!夜はロサンヘレスの朝である!朝もしかり、この町に"ロサンヘレスの夜"はない!このラジオを聴くのが初めてな諸君らにこの町を紹介しよう!』
「ー、中央放送局より本日のニュースをお伝えします。ロサンヘレス当局は密航者数名を逮捕しー」
「EN、エレナ・ニーナ・グループはすべての人々と共に。あらゆる製品をー」
『この地は遠く離れた帝国の領土、かの若き庶民帝の支配する領域だ!帝国の新大陸の中でも、ここロサンヘレスは最大の経済都市!多数の民族が入り混じるが、そんなことは些細な問題さ!我々は同じ国、同じ地に住む家族なのだから!このラジオを聞いている初心者の諸君!君たちも、だれでもロサンヘレスは門を開いている!』
「ーおっと!?Queen"Iris"が相手を打ち破ったぞ!!Queenが首位を防衛!!ー」
「ー連邦政府は移民対策へと予算をー」
今日もこの都市は眠らない。あらゆるものは動き続け、都市を生かし続ける。
『さて、紹介はここまでだ!今日は帝国のミュージシャンでロサンヘレスを代表する、JAMP HORGANの曲を持って始りとしよう!!JAMP HORGANで"Good night sun, good morning moon"!』
適当に書いた・ロサンヘレス
ロサンゼルスのスペイン語呼び。
A:これより第一回、東亜合同観艦式を始めます



まずは東州共和国の艦艇からです
戦艦残桜
298mの巨体はまさに洋上の城です!
空母伊吹
何mかはわかりませんがその大型の飛行甲板で敵を翻弄し、撃滅できるでしょう!
イージス艦とうしゅう
オマーン・イエメン侵攻作戦で東州共和国の旗艦を務めた艦です!その信頼性で国民、兵士からも愛されるでしょう!
以上、東州共和国の艦艇でした



A:いやぁどれも素晴らしい艦でしたね!
続いて、日亜国の艦艇です
アドミラル・クズネツォフ
我が国海軍の最近就役した空母で、わが第3艦隊の旗艦を務める艦です!まさに要塞ですね!
原子力ミサイル巡洋艦 キーロフ
我が国海軍の象徴とも呼べる艦で、その大量のミサイルで翻弄し、いち早く敵艦を撃滅できるでしょう!
ミサイル駆逐艦 ウダロイ
我が海軍の主力艦艇で、その巨大なミサイルで艦隊を防衛できるでしょう!
A:これで東亜合同観艦式を終わりまs…
ドヵァァン
A:なんだ?!
続く…
:---]
きゃあああ!
うわあああ…
見に来た人たちの悲鳴が鳴り響く…
A:落ち着いてください!落ち着いて…なんだあれは?!
遠くに見えるのはミサイル艇の艦隊だった…
容赦なくミサイルを打ってくる…
そのころキーロフ級の艦橋では…
艦長:なにがあった!
副艦長:分かりません…ただ敵対していることは明らかです…
艦長:すぐに東州共和国の艦艇を退避させろ!
艦長:アドミラル・クズネツォフ、ウダロイと協力して敵を撃破するぞ!
副艦長:分かりました!
艦長:ミサイル発射!
副艦長:ミサイル発射!
シュゥウウウ…ドカァン!
2隻程度が海に沈む…
ミサイル艇からミサイルが発射される…
ドドドドドド…
対空兵装が火を噴く…
全弾撃墜
艦長:これで止めだ!
艦長:ミサイル発射!
副艦長:ミサイル発射!
残りの二隻を撃沈
艦長:ふう…戦闘終了
副艦長:それにしてもなんだったんですかねぇ?
艦長:分からない…被害は?
副艦長:全艦無事です!
艦長:よくやった…
今回のミサイル艇部隊はどこの国のものなのか未だわかっていない…
フィクションです。
東亜合同観艦式でしたがいかがでッしたか?
ちょっとハプニングを起こしてみました。
ハプニングどころじゃなくて草
この国ではこれがハプニングです()まあ東州共和国の艦艇に被害が無くてよかったです
本来あるべきはずの3つの防衛線はどうしたでしょうかね()
フィクションだから関係ねぇ()まあ真面目に話すと
・ミサイル艇がステルスしすぎてきずかれなかった
・武装漁船だった
・力ずく
のどれかです
防衛線がばがば--当時を振り返って、どのように思いますか?
はい、正直自分の中では最悪の任務だと思っていました。少なくともあの時は。別に銃で撃たれることもない…あぁ、でも撃たれても仕方ないかもしれません__でもあの折り畳まれた国旗の重さといったら…なんでしょう、銃より重かった気がします。
◯
「すみません」
慣れない軍服に居心地の悪さを感じつつ、インターホンを押す。手の上には絶対に見たくないと話した覚えがあった国旗が、その上に『彼』のドッグタグがある。少しの間をおいて、ドアの鍵が開いた。
◯
--誰が出てきてくれたのですか?
出てきたのは彼の父親らしき方でした。確か、元海兵隊で国のために何度か海外派兵を経験したとか。全部州兵時代に彼が言っていたことですが。確かに鍛え上げられた筋肉をお持ちのようで、ちょっと怖いなとビビったのを覚えています。あの時、そう、彼の父親が出てきた時、1発ぶん殴られるかと思ったんです。実際は違いました。いっそそっちの方が楽だったのに。
◯
「息子さんは、連合に最大限忠義を尽くし__」
「待ってくれ、ちょっと待ってくれ」
父親が後ろを向く。気の利いた言葉を出そうとも思ったが、結局何も出てこない。
「そうか、そうか…君は、あいつの何だったんだ」
「私は彼の友人でした。同じ部隊の、彼はランヴィーのガンナーで、私が運転手でした」
◯
--その後は?
彼は君も辛かったろうと言い、私を抱きしめてくれました。正直泣きたかったですが、彼が泣かなかったので。国旗とドッグタグを渡して敬礼をすると、彼も敬礼をしました。ちょっと見覚えがあったんですが、あれは海兵隊の第5海兵師団第3海兵連隊の敬礼でした。えぇ、あの精鋭の。そして私が車に戻り_走り出す前にバックミラーを見たのですが、彼は膝から崩れ落ちていて…多分泣いていたんだと思います。そのあとは、左手で目を擦りながら車を走らせました。今確信したのですが、間違いなく最悪な_えぇ、1日でした。
(World 24、「メッセンジャーと国旗」より)
「私かぁ…、とは言ってもらなぁー、あんま昔のことは忘れちまったんだよな」
『…ピッ"忘れた?"…ッー』
「だってしかたねぇだろぉ?もうしばらく前の話だ。これでも記憶力は結構いい方だと思うぜ?」
『…ピッ"ー"…ッー』
「まぁ、覚えてる範囲だったら話すが…、別に特段面白いエピソードもねぇし、それにこれで双方貸し借りなしだ、それでもいいな?」
『…ピッ"勿論"…ッー』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「……初めて人を殺したのは、確か日本と戦争した時だった。どうせ死ににくい身体だ。戦争を体験してみるのも一興だと思って、募集兵として出兵したんだ。そんときゃ古臭い皇室がずっーと支配してたもんで、近代化なんて考えらんねぇようなとこだった」
『…ピッ"つまり…、日清戦争の時の頃ということか?"…ッー』
「あー、多分そうともいう」
『…ピッ"だとしたら…、君は少なくとも150年以上前からいたことになる。…つまり、君は一体幾つなんだ?"…ッー』
「……、さーぁ?暇つぶしがなくなったら数えといてやるよ」
『…ピッ"そう"…ッー』
「ーそれで、案の定すぐ負けちまった。その後しばらくは辛亥革命やらなんやらで、色々めんどくさくなっちまってなー、孫中山や蒋中正の下で働いた」
「気づいたら日本が華北にまで近づいてきてた。そんで、8年間も日本人と戦う羽目になった。しばらく軍統で色々やって、西安とかいろんな場所行ったら、結局すぐ日本は降伏した。だけど、今度は中共の連中が襲いかかってきた」
「そこで初めて華北に行った。補給が少なく士気も低い。結局一瞬で負けて、捕虜になるってんのも面倒だし、農民に紛れて香港に亡命することにした」
「そこでついでに天安門に行ってみることにしたんだ。そんときはインターネットなんて便利なもんはないもんだったから、これから中国を支配するやつくらいは一回しっかりと見ておかないとと思ってな」
『…ピッ"ーそれで?"…ッー』
「そこで初めて、そいつを見て思ったんだ。「コイツもダメだ」。非対称戦には長けていたが、この様子だと絶対に調子に乗る。私の想っていた故郷と伝統はこれから流れる血できっと見えなくなっちまう」
『…ピッ"それで、リバティニアに行ったのか?"…ッー』
「まぁそんなとこだな。その後すぐ香港に行って、久しぶりにしばらく木彫りをしたらすぐロンドンに行った。その前の戦争終わらせたっつーもんだから、どんな凄いどこなんだと思って来たもんだから、なんつっても飯がなーんか味気ねぇんだよな!」
「そっからはずっと軍に居た。時間だけは無限にあったもんで、なんか中将だっけに昇格してた。だけど、ロンドンにずっといるのも段々億劫になってきて、帝国に移住した」
『…ピッ"一つ質問がある"…ッー』
「?」
『…ピッ"なぜ君はそのような身体になったんだ?"…ッー』
「元から私はこの身体だ、理由は知らん。…別に私自身は文句ねぇーぞ?軽いもんだったらわざわざ手伸ばさないでも尻尾使えば拾えるし、ガス代は節約できるし…まぁ、何かと便利だ」
『…ピッ"それは何よりだ。ところで、君日常生活もその姿でやってるのか?"…ッー』
「あー…、尻尾は隠してる」
『…ピッ"ツノは?"…ッー』
「…」
「ーよし!これで私の話はおしまいだ。ほら、もうそろそろ5時だぞ。約束通り奢ってやっからさっさと行くぞ」
『…ピッ"わかった、仕方ない。紅茶飲んでるから少し待ってくれ"…ッー』
よくよく考えたらルェンの過去全く考えてなかったので時間かかりました…、すみません……。
「冷戦の終結以降、我々は「新世界秩序」と名付けられた新たなる一時的な平和と同時に訪れた対テロ戦争の世界と向き合ってきました。
私と、私の信頼する我らが保守党は、秩序の維持のためにあらゆる外交と、戦略を行い、この脆く、激しく変動する世界において秩序の維持に注力し続けてきました。しかし、その秩序は今や終わりを迎えようとしているのです。それは帝国でも、ましてや我が国によるものでもありません。それは、我々から遠く離れたアジア諸国による挑戦なのです。
インド洋のバースから、カルカッタまでアジア大陸を横切る、竹のカーテンが下ろされました。東アジアおよび東南アジアの歴史ある首都は全てその向こうにあるのです。
東京、浦塩、神室、新京、張家口、南京、広州、ハノイ、ジャカルタ、ダッカ、バース。
これら有名な都市全てと、その周辺の人々が、我々がいわゆる汎アジア圏と呼ぶところにあり、汎アジア主義の何らかの影響を受けています。それは、ハルビンに感化されたというだけではありません。アジア人はアジアを強大にするために、そして我々を打ち滅ぼすために、ハノイと協調しているのです」
テイラーにとって、これほど大きな拍手を聞いたのは、彼女の就任演説以来だった。エイヴォンやフォレストはその理想主義的な思考の影響か、少し苦い顔をしていたがそれもすぐに消え、彼らもまた握手を始めた。
この瞬間は、かつてチャーチルが「断じて降伏しない」と叫んで以降初の議会の結束を表すものとなった。もちろん、問題は山積みだ。アジア人との冷戦を有利にするには、人種隔離を終わらせ、このヴィクトリア帝国を維持しなければならない。だが、今だけは喜びに浸っても良いのではないだろうか?彼女は何百もの喝采を浴び、勇気と自信を感じていた。真の栄光はこの冷戦に勝利する事だ。どれをするにしても、モチベーションというのは最重要となるだろう。そして、彼女と国家は冷戦の最前線に立ったのだ。
「神よ、我らを守り給え!」それだけを願う。
元ネタは「鉄のカーテン」演説です。
・エイヴォン
労働党穏健派党首
・フォレスト
自由民主党党首
竹のカーテンってなんか鉄のカーテンと違って脆そうだな()
石投げたら壊れそう()
ブービートラップ(ボソッ)
《急げ急げ!陸戦隊とチェコ軍の野郎どもに後れを取るな!》
チェコ・東州帝国国境に向かう道中、アルファ-4の隊長の怒号が無線から聞こえてきた。人では見えないはるか先には、財団のWOLF陸戦隊やチェコの第3山岳旅団「ボ・トゥ・レン・ナム・ナム・チン」が見えた。
《777らは第3山岳旅団と合流してから、連絡を受けた狙撃部隊だけ離脱しろ。残りはチェコ側の指示を待て。墓のはさっき言ったとおりだ》
横耳で聞き流しながら銃のメンテを続ける。僕はまたあの場所に戻ってきたんだ。
「おい仁。話聞いているか?」
「うん」
同僚の質問にも適当に受け流し、ヘルファイヤをチャンバー内に送り込む。これを耐えれるヘルメットは存在しないはずだ。
「それと仁。お前に話がある」
「?」
同乗者のベータ-777の隊長に呼び止められる。使用弾薬の制限の話か?それとも行動の制限か?でも、そんな心配は全くいらなかった。
「リミッター解除だ。敵人物の確保はない。Search and destroy。分かったな?」
「……えぇ」
喜びが表に出てくるのを抑えながら答える。こんな気持ちは久々だ。最低限の命令を聞き、残りは自由に殺害。もう一度言う。こんな気持ちは久々だ。
『あまり高まるな。昔みたいに軍法会議に掛けられそうになりたくなければ、戦争のルールぐらい守れ』
「傭兵なのに?」
『べらぼうめ』
「むぅ……」
ダストに対するいら立ちを抑えながら帽子を深く被る。目的地まではまだ距離がある。しばらくは寝ていようか。
「うへ~。台湾の悪夢がよみがえるよ~」
『「お前がやっちまったことだろ?悪夢というな」』
同僚とダストが同時に僕をいじる。同じ場所ではないが、兵士らはチェコ軍のだ。台湾の時のことを思い出すよ。
「うるさいな……人体実験されると思ったもん……」
MPPRをしっかりと抱えて、F46Tがバックに固定できているか確認する。僕らは今チェコ軍が構えているキャンプにいる。そして今向かっている場所はブリーフィングルームのある窓一つもない建物だ。
「しかしまぁ……僕が指名されるとはねぇ~」
いつもの口調に戻して呟く。僕は基本的に他国から忌み嫌われている存在だ。それなのにわざわざ指名してきたんだ。
「そりゃまぁ……お前が最強のスナイパーと呼ばれているからじゃない?任務は反乱部隊の司令官の殺害だ。正規軍じゃない。だからじゃないか?あ、どうも」
「ありがとうございま~す」
建物のドアを開けてくれた兵士に礼をして中に入る。中は薄暗く、危うくつまずくところだった。
△△△
「やぁ、よく来てくれたね……「使い捨てのホワイト・フェザー」、月夜仁君」
廊下の奥から一人の兵士が歩いてきた。初老で会長さんよりも若いけど、彼とは変わらないほどのオーラが漂っている。そして手を差し伸べてきた。
「えぇ、こんにちは」
「立ち話するのもあれ何で二階のブリーフィングルームに行きましょうか。作戦概要とともに」
彼の顔は笑顔だったが、口は笑っていなかった。それもそのはず、相手は僕だ。まだなぞ多き財団の謎職員、かつ人外でもある。よっぽどのことがない限り、初対面で警戒しない人はいないだろう。
「それにしても、実在してたんですね」
「え?」
「あなたがですよ。私もうわさ程度でしかあなたのことを聞いたことがありません」
階段を上がりながら話す。
「それにしても腕前は本当なのか?こんな見た目で?」
二階に上がった時、彼はそんなことをつぶやいた。結構小声だったから独り言のつもりだろう。でも僕にはしっかりと聞き取れていた。
「心配いりませんよ。僕の腕前は……そんじゃそこらの兵士ではたどり着けない区域ですので」
僕は会議が嫌いだ。何とも言えないピりついた感覚に、圧迫感をもたらす上官の空気。特に他国の部隊との共同作戦ではよりね。
「—――ていうことだ。彼とは仲良くしてもらうよ」
背中を押されて誰もいないパイプ椅子に座りこむ。周りからの視線が痛い。僕がいるブリーフィングルームの中には7:3ぐらいの割合でチェコ軍と財団部隊が入り混じっていた。同僚らはまだしも、チェコ側の視線が痛い。
「質問がある。なぜこの人外と協力しないといけないんだ」
机の向かいに座っていた一人の兵士が声を上げる。
「簡単だ。彼は私たちができないことを平然とやってのける」
「それでも使い理由にならないはずじゃないですか。いたって普通の暗殺任務のはずです。私たちで十分な気が……」
他の兵士らも続々と声を上げる。よっぽど目の敵だった人外と手を組みたくないみたいだ。
「静かに!」
上官の一言でみんなが黙り込む。そして彼はゆっくりと口を開いた。
「よく聞くように。彼は人外であるが、同時に優秀な狙撃手だ。君たちが何を言おうとも、上は彼の能力に目を付けた。上のことは絶対だ。分かったか!」
「「「「イエッサー!」」」
不服そうな声であるが、同時にもやる気に満ちた声が部屋の中に響いた。
△△△
「てことで、彼が君のスポッターのグエン・ヴァン・クアンだ」
「あ、月夜仁です。よろしくお願いします」
「あぁ、こちらこそよろしく」
「…燃えてるな」
報告書の束を机の上に放り投げて独りごちる。どこへともなく消えていった声を見届けてから、再び紙の束を見る。『東州における武力衝突に関する報告』。ここ最近のアジアでは不安定な状況が続いている。新興国が大規模な軍拡を繰り広げ、膨らみすぎた風船が割れるように萎んだり、その新興国同士をチェコが纏め上げて『ハルビン協力機構』なるものをつくったり。とにかく数ヶ月前とは比べ物にならない程の量の仕事が、ここ『GIBアジア支局 局長室』に舞い込んでいた。
「まったく…チェコの手腕には目を見張るものがあるとしか言いようがないな。とはいえ、些か大変そうではあるが」
自分と同じように禿げそうになっているであろうチェコ外務省の職員たちを思い浮かべながらタバコに火をつける。ライターが小気味いい金属音をあげて小さな火を灯す_ところだった。
「局長!すみません!」
ドアが勢いよく開く音と共に、平穏が砕ける音も聞こえた気がした。
「…今度はなんだね。これ以上クソッタレな事態というのも中々思いつかないが」
「えぇと、コードオレンジです。タイプ・ブラック、『スプリットムーン』が東州に」
『スプリットムーン』。逸脱戦に携わる者は誰もが聞いたことがあるその悪名を轟かせている、面倒ごとの発端、自分の頭に円形のハゲができた原因。
「月夜仁…こんなところで出てくるのか。まぁいい、ラングレーに繋いでくれ。中央局と話す」
紙束があとどのくらい増えるのかを想像しつつ、PCモニターに向き直った。明日は雪が降るらしい。
円形ハゲを進行させます()
あとハルビン条約機構じゃなくてハルビン協力機構ですよあーーー!(直しときます)
永田『はぁ…新冷戦かぁ…今度モルトラヴィスに家族旅行へ行こうと思ってたが無理そうだな…チキショウメ』
コンコンコン
秘書「総理、失礼します。」
永田『…また何かあったのか?』
秘書「御名答。今度は東州でクーデタが起きました。」
永田『…』
秘書「え~っと総理、大丈夫ですか?」
永田『すまない秘書君。藁人形、五寸釘、白装束、蝋燭、クーデター首謀者の写真をもってきてくれないか?』
秘書「な~に丑の刻参りしようとしてるんですか()」
永田『だってそのほうが楽しいじゃないかハハハ』
秘書「こりゃあひでえ…一応聞きますけど今、何徹ですか?」
永田『5徹目。モ〇スターと胃腸薬キメながら頑張った。ハハハ』
秘書「失礼」ドン(手刀で気絶させる)
永田『ゴフッ…zzz』
終わり
永田
総理大臣。最近は碌に家に帰えれず常に缶詰め状態。こう見えて既婚者。
CV:池田勝
秘書
秘書。特に名前はない()狼系の獣人で護衛官も兼任していてわりと強い。
Cv:加隈亜衣
来い()歓迎しますよ
行けるかなーまぁ冷戦が終わったら行きます。
冷戦が終わる…、いつになるんでしょうね()
きっとクリスマスには終わりますよ()
おっそうだな(
ソビエト()
テイラーは珍しく1人だった。普段は夫や友人を呼び、談話とともに仕事を片付けていたはずの彼女は、今日はただ黙々と書類にサインを続けている。ちょうどその時、彼女待ち続けていた客人が来るのを聞いた。ジェームズ・ロー・ブランド、彼はジャーナリストの頃と変わらず、軽い挨拶の後、椅子に腰掛け胸ポケットのタバコを取り出した。
「ロー・ブランド…、貴方がここにいる理由は分かっているわね?」
『勿論です。首相閣下』
ブランドは灰皿に吸い殻を落としながら答えると、紙束をテイラーに手渡した。そして、テイラーの顔に苦虫を噛み潰したような表情が広がった。
『東州では、既に共産主義者たちは倒れた様子です。我々が支援すべきは帝国主義者かと』
「既に介入している組織はいるの?」
『そう、問題はそこです。チェコクリパニア連邦と所属不明の武装組織の介入が見られます。おそらく傭兵の連中でしょう』
「月夜仁は?彼の存在は?
『残念ながら』
一瞬、テイラーの顔に不安の表情が過ったが、すぐにそれはいつもの雰囲気へと戻った。
「我々が帝国主義者に支援する方法は?」
『既にHCOが軍事介入しているため、国際緊張度の拡大の責任は彼らに押し付けられます。よって、武器レンドリースも部隊派遣も可能です』
棚から書類を取り出すと、テイラーは顎に手を置き思考を巡らせた。
「この内戦をさらに激化させてしまったら、大宰相選で、穏健派が支持を伸ばすか、強硬派が支持を伸ばすか…、どちらか見当もつかない。あまり刺激しすぎるのも得策とは言えないわね」
『勿論、それも考えられますな。それでは、本格的な軍事介入は控えるべきでしょう。いかがなさいますか?』
「SASを用意できるかしら?」
『アンダーソン少将とは既に打ち合わせ済みです』
「東州に彼らを派遣する。彼らには破壊工作などを徹底的に。中隊規模を少数でいい、それでなら?」
『それでしたら、我々の介入は表面上見えなくなりますな』
「シナノ政権がどう対応するか…、様子を見ながら兵力は調節すれば良い。侵入経路は?」
『東州はこの内戦により防空網が狭まっていると考えられます。香港からヘリコプターを飛ばせば、彼らを安全に輸送できるでしょう。首相、どうされますか?』
「国防省に連絡して、すぐに派遣しましょう」
・ジェームズ・ロー・ブランド
元ジャーナリストのMI6長官。モデルはジェームズ・ボンドや裏切らないバージョンのキム・フィルビー
・ヒューイ・アンダーソン少将
SAS司令官。モデルはデイヴィッド・スターリング
国家運営陣
「「「ああ~遂に出たかぁ〜〜〜(諦観)」」」
一体何が出たんです?
察して下さい。
茶番関係orサイト関係、どっちですか()
前者かと()ダダダダダダダダ
ヒューーーーン ドッッカーン
「Go!Go!Go!共和国の野郎に突っ込め!」
「イヤダシニタクナイ」ガタガタ
「何やってるんだっ いけえ!」
「イヤダイヤd」ドシュッ
「発射ァ」
ウアアアアアア
………………
指揮官「敵は大混乱しているようだな」
兵士「そうですね…戦線では全てこちらが優勢です」
指揮官「ただ、戦線で戦っている兵士達のことを思うとここにいても少し落ち着かないな…ただもっと気になる事が…」
兵士「リバティニアの連中ですか…目の上のたんこぶですよほんとに…」
指揮官「…模試、リバティニアが介入してきたら?」
兵士「もちろん!領空侵犯してきた他国軍は1人残さず、こr
指揮官「こころゆきはいいな…少々口は悪いが‥」
指揮官「リバティニアへ警告しておいてくれ」
兵士「はっはい!」
コンコン
西ヶ原「入ってくれ」
秘書「総理大臣、大変です!」
西ヶ原「また、何があったのか…ハゲが進行してしまう…」
秘書「はい、ジナビア連邦が帝国側につきました」
西ヶ原「ダンッ(台パン)クッッソ情報によれば連合王国なども関与しようとしてる…」
もし、これが明るみになれば…クリーパーの二の舞になるな…
一応ですがリバティニアさんの部隊は秘密裏かつ防空網に引っかからないようにしているので、そう易々とバレることは無いかと…
ちょっとシナリオ変えときます。
「30式戦車を視認。V-マルス、VLS・トップアタックモード起動」
「ドローンよりロックオン完了。発射弾数1発。発射許可を」
数十メートル先。帝国軍の30式戦車部隊が確認できた。相手部隊は正規軍に近しい装備をしているというものの、せいぜい中小国レベルだ。こちらが戦車を出さなくても破壊可能。
「発射許可を出す」
命令が下りた。手元のコントローラーのスイッチを押し、敵戦車に対して対戦車ミサイルを発射する。
「破壊を確認」
弾着とともに砲塔が吹き飛ぶ。あれで生き残れる人はいないだろう。それにしても……
「帝国と言い、共和国と言い、あまり練度が良いとは言えないな」
山岳地帯を走破するMMAVによられながら呟く。上空にはチェコ軍の航空部隊が飛行していた。ふと、シューティンググラスに敵部隊の情報が映る。
「ふふ……やっぱり情報部門の野郎どもは天才だよ。IISSを開発するなんて」
敵歩兵部隊の位置情報が画面に映る。装甲車が2台、兵士が10名ほどか。
「敵部隊へのV-マルスの使用を許可する。歩兵相手は榴弾弾頭でやれ」
「了解」
敵部隊をロックオンしたミサイルは、きれいに放物線を描いて飛んでいった。