[記録開始]
:こんにちは、___担当官。
:えぇ、こんにちは。そちらの方は?
:私は---。GIBのヨーロッパ支局長をやらせてもらっているよ。
:え、ヨーロッパ支局長ですか?これはまた、一体どのようなご用件で…?
:なぁに、大した話じゃないさ。あといかにも『この人性格悪いって聞いてんだよな…』という顔はやめたまえ。
:すみません。友人に南米支局のエージェントがいまして。彼女から。
:いい性格してるね。
:お互い様でしょう。
:…えぇと、アイスブレイクが済んだところで、臨時担当官報告兼連絡会議を始めさせて頂きます。まずは私から。
:先日、帝国に滞在している監視員から報告がありました。どうやら__の路地裏にあった戦闘痕についてでして。写真と報告ファイルを送ります。
:わーお、これは…『タイプ・ブラック』というやつでしょうか?
:のようだな。アスファルトやコンクリートの壁に焼け跡がついているというのは…間違いないね。彼女だ。
:…すみません。私の立場ですと、どうもクリアランスの関係で人物に疎く…。
:あぁ、特設で君に権限を与えておいた。後で確認しておきたまえ。
:支局長がお察しの通り、我々はこれが確認されているタイプ・ブラックの1人、「ルェン」によるものだと確信を持っています。
:わざわざ彼女と交戦するような奴がいるのかね?
:話についていけませんね。尚更なぜこの場に呼ばれたんですか私。
:それに関しては後ほどお話し致しますので、今は話を聞いていてください。
:なるほどつまり黙れってことですね了解です…
:やはり面白いな君。してして、気になることがいくつかあるが、説明してくれるね?担当官。
:はい。現時点でほぼ確定した情報についてお話しします。
通報 ...
ここだけ見るとルェンさんただの放火魔なんですよね()