「これから実際に搭乗するテストです」
シンクロ率などのテストが終わり、次のテストに入った
搭乗方法などは零号機とあまり変わらないようだ
「よいしょっと…」操縦レバーを握る
「…軽い」
とても操縦しやすかった
テストが終わった後、おばさんが近寄ってきて
「どうだった?」と聞いてきた
「…レバーが軽くて操縦しやすかった」
「それはよかったわ!」
その時、警報が鳴った
「使徒襲来!繰り返す 使徒襲来!」
「前に襲来した大型の使徒です!」
「レイちゃん できる?」
「やってみます!」
前に襲来した使徒…借りを返さなくては
「壱号機、出撃します!」
今回の作戦は狙撃だ…私は撃つだけ…調整はおばさんたちオペレーターがやってくれる
「狙撃ポイントに到着」
周りには大和共和国、東州連邦共和国の車両や航空機が護衛してくれている
私は一人じゃないんだ…などと考えながらも狙撃銃を構える
ロックオンに時間がかかる…もっとましな狙撃銃はなかったのか?
ロックオンが完了した…しっかりとコア部分を狙う
「これで終わりだ!」
バぁァァァン!
銃弾はまっすぐに飛んでいき…コア部分に直撃した…
やった…と思っていたのもつかの間、崩壊しながら使徒がビームを撃とうとしている!
「よけて!」おばさんの声がした
操縦レバーを思いっきり倒し、回避行動をとった
しかし戦闘車両などは移動が遅い…
ビームが放たれた…
目の前をかすっていったビームは…車両たちを次々と蒸発させていった…
使徒は崩壊した…
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