黄金の三角地帯
・カンプチア民族解放戦線
柬越戦争末期、ラオス方面に逃げ込んだクメール・ルージュの残党。
ミャンマーで資金調達の為に麻薬ビジネスを行っていたが、
最終的に旧ポル・ポト政権が徹底的かつ長期的な掃討作戦によって
完全に消滅したことにより、2000年代初頭にただの反政府勢力になった。
もはやカンボジアの開放と言う目的は名前以外無くなっており
2024年現在、大規模な戦力を有した軍閥と化している。
・チャンタサック・ダオヴィーサイ・カルテル
このカルテルの始まりは1982年、ドイモイ前夜のラオスから始まった。
第三次インドシナ戦争後のチェコ全土での経済停滞は貧困層を増加させ、
貧しい農家が米や野菜の代わりに麻薬を育てるようになっていたのである。
その中で、チャンタサックはひときわ大規模なカルテルを作ることに成功した。
ミャンマーやタイの別のカルテルと協力し、黄金の三角地帯における
主要な麻薬ビジネスの一角を担ったのである。
カルテルの新たなリーダーであるチャンタサック・ブンミーは、
その莫大な財力を基に勢力圏を中国やインドにまで拡大させようとしている。
もはや事態は一刻を争う。
我々が奴らを止めるか、あるいは奴らが進み続けるかだ…
フィリピン
・サンボアンガ・ギャング
60年代にこのスペイン文化が色濃く残った都市で生まれたこのギャンググループは、
ミンダナオ島西部における大規模な麻薬ビジネスを一手に背負っている。
このギャンググループは現在、
兄のヴィンセント・サントスと弟のスタンレー・サントスの
2人の兄弟が後継者の椅子を巡って激しい争いをしている。
さて、果たしてこの二人のどちらかが後継者になる日は来るのだろうか?
その他
・その他カルテル・麻薬密売人
未だこの2つの場所には数多くの麻薬の売人が存在し、
個人経営から10~20人程度の小規模なファミリーまで大量の密売人が存在する。
ひょっとしたら、この中のいくつかの勢力は主要な勢力の消滅による
空白地帯へと進出していくかもしれない…。