トラストにおける暴動は、トラスト自警団の信頼を地に落とした。
その結果「信頼を置ける部隊」として新たに創設されたのが、トラスト共和国防衛隊だ。
この地のおける「解放」と言う名の侵略戦争という矛盾が生み出したこの部隊は、
今や縮小された正規軍を大幅に上回った戦力を保有している。
それも大規模な治安維持部隊なんてものではなく、
戦車や歩兵戦闘車、果ては戦闘機や攻撃ヘリまで有した正規軍まがいのものを。
また、楊煌明の言葉一つでありとあらゆる物事を行う彼らは一種の警察組織と化しており、
保安警察、秩序警察、防衛隊情報部などの独立した治安組織・諜報組織も保有している。
一種のパラノイアのような思い込みから作られたこの組織は
もはや一種の独立した軍隊と化している。
果たして、行き過ぎた治安維持が行き着く先に
「自由と民主主義」は存在しているのだろうか?
南部軍
第2装甲師団「勝利」
第5自動車化歩兵師団「栄光」
第7機械化歩兵師団「前身」
第8自動車化歩兵師団「忠勇」
北部軍
第1機械化歩兵師団「突撃」
第6自動車化歩兵師団「鋼鉄」
第9装甲師団「鉄壁」
直轄軍
第3機械化歩兵師団「髑髏」
第4自動車化歩兵師団「忠誠」
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