帝国軍(陛下の軍、西:Ejército de Su Majestad)は、帝国本国並びに領邦など帝室属領の防衛を担当する軍事組織である。なお、帝国海上監視局やHEGOなどは軍備を限定的に保有するが、侵攻に加担せず防衛や治安維持を主目的としているため帝国軍には属さない。
カタルーニャやアストゥリアスといった帝国(アステシア王国)の同君連合下にある領邦の一部は、1992年に締結された"帝国領邦国土防衛権協定"にて限定的ながら軍事組織を保有しており、最終的な指揮権は最高司令官に属すると決められている。
設立:1991年
最高司令官:
サビーネ・フォン・アステシア※
ルミナス・エルネスティーネ
ルシアノ・エチェバリア
下位組織
帝国陸軍
帝国海軍
帝国防空軍
帝国航空宇宙軍
帝国戦略ミサイル軍
帝国特殊作戦軍
総人員:
1,156,640人
565,000人(予備役)
人口に占める軍人の割合:1.05%
<階級>
<組織>
※ 名目上
通報 ...
創設年:1991年
保有艦艇数:492隻※
帝国本国海軍∶381隻
諸王国連合海軍∶111隻
人員:
420,000人
230,000人(予備役)
モルトラヴィス帝国海軍(西:Armada Imperial de Mortravis。AIM)は、旧連邦海軍(カスティーリャ・シャホヴィニツィア連邦海軍。AFCS)を起源とする帝国の軍事組織である。帝国最大の軍事組織として、本国艦隊と支援艦隊、辺境艦隊の3つの艦隊群から構成され約500隻の艦艇を有する。4つの主力艦隊、2つの支援艦隊、3つの領邦艦隊からなる。
<組織>
<編成(本国艦隊)>
※小型艦艇(エアクッション艇、掃海艇など)を含む
創設年:1991年
人員:
398,000人
50,000人(予備役)
モルトラヴィス帝国空軍(西:Fuerza Aérea Imperial de Moltravis。FAIM)は、帝国の空軍組織である。防空を担当する帝国防空軍(西:Fuerza de Defensa Aérea Imperial de Moltravis、FDAIM)と、対外軍事行動に参加する帝国航空宇宙軍(西:Fuerzas Aeroespaciales Imperiales de Mortravis、FAIM)に分かれている。
2022年末まで、帝国戦術戦闘団と帝国戦略防空軍で構成されていたが帝国戦略防空軍の要たるザイドリッツ級の退役による組織再編によって帝国防空軍と帝国航空宇宙軍へと再編された。
【航空・防空軍】
各軍管区・作戦域における防空戦闘などを担当する。航空宇宙軍では帝国領外への進出も考慮され攻撃部隊が編成されているが、防空軍では軍管区内の防空に特化した編成となっている。
【軍事輸送航空コマンド】
輸送機を運用して、航空要員の輸送や作戦機向けの弾薬や燃料の補給などの航空兵站輸送といった航空支援作戦を行うほかに、陸上部隊の兵員・武器等の迅速な後方・前進基地間の展開・撤収を行ったり、空挺部隊の空中投下のような空中機動作戦といった陸上支援作戦を行う。
【遠距離航空コマンド】
戦略爆撃機を運用し、ミサイルや爆弾による通常攻撃並びに核攻撃を任務とする。
【独立ミサイル宇宙防衛軍】
敵のミサイル攻撃の早期警戒、宇宙空間の管制、帝都など主要都市を標的とする弾道ミサイルの迎撃を任務とする。
創設:1991年
人員:
263,640人
285,000人(予備役)
モルトラヴィス帝国陸軍(西:Ejército Imperial de Moltravis、EIM)は、モルトラヴィス帝国の陸軍である。なお、ICBMの運用はモルトラヴィス帝国戦略ミサイル軍が行っている。
イベリア管区軍
∟中央軍集団
∟北方軍集団
∟東方軍集団
∟西方軍集団
【戦車兵】
主に戦車部隊を構成する兵科。戦車部隊は火力、機動力及び装甲防御力に優れている。
【自動車化狙撃兵】
戦車部隊に追随できる機動力、戦闘力を有する兵科。単に戦場間を車両で移動するだけでなく、流動的な機動戦に参加する。帝国陸軍の中では最も基本となる兵科で、人員も多い。
【砲兵】
ロケット砲運用部隊と野戦砲兵部隊を管轄する兵科。
【戦略砲兵】
ICBMなどを運用する兵科。帝国戦略ミサイル軍の管轄下に入る。
創設:1990年
兵科:特殊部隊
人員:45,000人
モルトラヴィス帝国特殊作戦軍(西:
Fuerzas de operaciones especiales imperiales de Moltravis、FOEIM)は、モルトラヴィス帝国の特殊部隊である。創設はアステシア朝成立前のヴァイオレット朝の時代で皇帝権が保有していた特務部隊が前身。そのため別名、皇帝の牙(西:Colmillo del Emperador、CE)と呼ばれていたがアステシア朝成立とともにFOEIMに統合された。
特務作戦司令部
∟第14特務連隊「Erbsünde Ⅱ」
∟第22特務連隊「Erlösung Ⅱ」
∟第23情報センター
∟第29情報心理戦センター
∟第33海軍人員管理センター
∟第48監視センター
∟第64監視センター
∟第73独立指揮統制大隊
∟第98水中破壊工作支隊
∟第102水中破壊工作支隊
∟第124独立特務連隊「Gebet Ⅰ」
∟第168臨時特務予備連隊「M168」
∟第223臨時特務予備連隊「M223」
創設:2005年
人員:30,000人
モルトラヴィス帝国戦略ミサイル軍(西:Fuerza Imperial de Misiles Estratégicos de Moltravis、RIMEM)は、帝国のICBMやSLBMなど世界的な打撃力を持つ兵器の運用を統括すべく設立された軍事組織である。海軍の戦略潜水艦、空軍の戦略爆撃機など戦略級ミサイルを運用できるものはRIMENの管轄に入る。
最高司令部(在エレクシア)
∟中央戦略ロケット軍
∟第11独立戦略師団
∟第101独立戦略師団
∟第45戦略飛行隊
∟西方戦略ロケット軍
∟第14独立戦略師団
∟第201独立戦略師団
∟第7戦略飛行隊
∟東方戦略ロケット軍
∟第46戦略飛行隊
∟第51戦略飛行隊
∟第201独立戦略師団
創設:1991年
人員:
30,000人
5400人(予備役)
下部組織:
親衛騎士団
槍騎兵艦隊
王庭軍
帝国親衛隊(西:Guardia Imperial)は、皇帝及び帝室の護衛にあたる軍事組織である。事実上帝国政府の指揮下にある帝国軍とは違い、通常は大宰相、非常時に皇帝の指揮下に入る。
基本的には、皇帝の住まいがあるグラナダや帝都エレクシアに駐屯しており、帝国軍の対外軍事行動に参加する義務は"基本的には"ない。本部はアステシア王国グラナダ。
親衛隊最高司令部
∟親衛騎士団
∟第12親衛ロケット砲兵旅団
∟第155親衛戦車旅団
∟第159親衛自動車化狙撃兵旅団
∟第162国家防衛連隊
∟第191国家防衛連隊
∟槍騎兵艦隊
∟第1親衛艦隊
∟王庭軍
∟第1護衛隊「ゾフィーア連隊」
∟第2護衛隊「グン=ブリット連隊」
∟第3護衛隊「ヴィクトリア連隊」
創設:2021年
人員:
下部組織:
ボリバル国防軍
ガリア王国軍
ネーデルランド統合軍
カタルーニャ王国軍
マグリブ防衛軍
諸邦連合自治国防軍(西:Fuerzas de Defensa Autónomas de los Estados Unidos)は、帝国軍から独立した諸邦が保有する軍事組織を統合した呼称である。帝国の対外軍事政策の増加に伴い、海外への派兵や駐留、戦争の長期化により国内の防備の薄化を危惧した帝国軍が、各領邦が独自に保有していた部隊の上部組織として帝国軍とは別の司令部を設置したことに始まる。それまでは領邦独自の防衛組織として成立し、領邦外への展開は禁止されていたが、これにより領邦外、帝国領内の防衛のために展開することが可能になった。