……発信元不明の放送がスカーレット公国にて流される。
エーギルと名乗る知的生物文明が侵略を開始、各国の軍隊は敗走を続けていると他国より、知らされる。
これを受けてスカーレット公国軍総司令部は早期に防衛体制の構築を命令、同時に公国政府は特務憲兵機関に「火吹き作戦」の準備を命令。
スカーレット公国北西部国境にて、初のエーギル侵入の確認。
初のエーギルとの戦闘、スカーレット公国軍504連隊は敗北、殲滅された。
スカーレット公国軍総司令部は「炎の壁作戦」を命令、西部山岳地域にていくつかの方面軍団を統合した統合山岳軍団が要塞線を構築、同時に国民の避難が完了、政府の許可が下り「火吹き作戦」を発動、公国西部は核の炎に包まれた。
エーギルの侵攻は一時的に停止していたが、数週間後エーギルは再度侵攻を再開、統合山岳軍団と熾烈の攻防戦を展開した、軍団は徐々に後退。
これを受け、公国政府は特務憲兵機関に「生ける炎の招来」を命令、スカーレット家の当主のフサッグァ・スカーレットは「供物」に同意、一部は子孫存続の為ブカレストに避難、次期当主はレミリア・スカーレットが指名された。首都クティンガには特務憲兵機関と「供物」が残り「儀式」を開始。
呼応するようにエーギルの侵攻は激化、巨大種の出現確認。
公国軍総司令部はこの巨大種が水を纏った人のような姿から「海坊主」と命名。
統合山岳軍団は壊滅的被害を受け、特務憲兵機関に統合。
クティンガにて特務憲兵機関とエーギルが接敵、特務憲兵連隊の活躍により勝利。
「生ける炎の招来」は最終段階に到達。
「海坊主」がクティンガに到達、「儀式」は中断させずに戦闘は開始。
特務憲兵機関は壊滅、エクトー・カー・フレイム長官は殉職。
しかし、特務憲兵連隊の残存兵士が「生ける炎の招来」を強行。
結果、首都クティンガは「海坊主」と共に消滅。
臨時首都ブカレストにて、首相ダーレス・チャウシェスクと新当主レミリア・スカーレットはエーギルの提示する講和文書に調印し、全面降伏した。
特務憲兵機関の残存勢力や一部の軍団は「セフィロスレギオン」と、名乗り「エーギルへの反抗」を掲げている。
この組織はエクトー・カー・フレイムが率いているとされている。