蝣エ所:位置情報を受信できません。 時刻:0641 險倬鹸蟇セ雎。:第135強襲狙撃兵大隊
アレクセイ「検問所から町へ入りまず近くの建物で様子を確認するぞ。ニコライとダニールは町の外で支援だ。」
ウリヤーナ「この町...到底人が住んでるとは思えない雰囲気ね。」
イリーナ「エーギルがいるのは東の沿岸で西にはいないんじゃないの?」
ヴコール「俺らがエーギルの攻撃を防衛しきれず逃げてる間に変わったのかもな。」
アレクセイ「それを調べるために町に入るんだよ。検問所についたぞ。」
イリーナ「右小屋異常なし、クリア」
ウリヤーナ「左小屋異常なし、クリア」
ヴコール「検問小屋正面に遺体を発見したぞ...リーダー来てくれ。」
アレクセイ「...切り裂かれたような傷跡と周囲の足跡。イリーナ、胞子濃度を計測しろ。」
イリーナ「胞子濃度0.7%。基準値より高いです。」
アレクセイ「全員ガスマスクをつけろ。確実にどこかにいる。俺の右後ろにイリーナ、左後ろにウリヤーナ、後ろにヴコールだ。」
アレクセイ『ニコライ、ダニール。この町にどこかにエーギルがいる。そちらで確認した場合排除してくれ。』
ニコライ『了解した。サーマルスコープをダニールが動かそうとしてる。これがあれば索敵が楽だ。』
ウリヤーナ「ここら辺の道路やけに血が多いな。死体でもひきづったのか?」
ヴコール「もしそうならこんなにも血が出る死体なんぞ世にも奇妙だな。」
ニコライ『アレクセイ!熱反応を探知したぞ。その通りにある崩れた倉庫にでかい反応が一つ。少し離れた個所に小さな反応が一つあるが...熱が低いぞ。なんだこれは』
アレクセイ「イリーナ、そこの建物から崩れた倉庫を見ろ。ヴコールはそこで射撃待機だ。」
イリーナ「がれきの中に何かが刺さって...あれは鉄の...棒?動いてるっ...赤い角...!!」
アレクセイ『全員発砲許可!動かれる前に殺せ!』
???「グゲァァァァァァァ!!!」
イリーナ「二足歩行にどっからか拾ってきた丸太を持ってる!サイントだ!」
サイント「ァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
ドゴンッ
サイント「アグャ....ァア.....」
ヴコール「頭がきれいに吹っ飛んだな。ニコライか?」
ニコライ『弾を無駄にしたくないときは頭を狙うのが一番だな。』
アレクセイ「こいつに刺さってるこの鉄の棒...いや槍か。こんな槍誰が使うんだ?」
ウリヤーナ「これ鉄よりも固い金属だぞ。タングステンとかそこらじゃないか?」
ヴコール「タングステンの大槍...これってもしかしt」
???「おう。それは俺の槍だ。」
アレクセイ「誰だ!!」
第135強襲狙撃兵大隊:空挺特殊作戦局所属のヘリボーン部隊。クリュチェフスカヤ近郊でエーギルの群れによる侵攻に対処するために派遣された。しかし母体種の攻撃を受けたため部隊間の通信が途絶。大量のエーギルに襲われ壊滅し逃走した。
あの地域に母体種なんかいない。
弾薬:アレクセイ、ヴコール、ダニールは貫通力の高い5.45x39mm "イゴルニク"弾を使用。ウリヤーナは4.6x30mm FMJ弾を使用。イリーナは7.62×54mmR 7N14弾を使用。ニコライは20x110mm徹甲榴弾を使用している。