...国民の皆様へ。我々は敗北しました。多数のエーギルの侵攻を食い止められず軍は壊滅、現在は生き残りの者たちがここを守るために戦っています。化け物に食い殺されることを防ぐために、我々は非常に重要な決断を下しました。現在ここへ通じるすべての道は防衛のために陣地が敷かれています。外に出ず、その場で、待機をしてください。繰り返します・・・・・・
蝣エ所:位置情報を受信できません。 時刻:髮カ莠比ク牙屁 記録対処:第135強襲狙撃兵大隊
アレクセイ「くそっ...ボディカメラもろくに動かねえぞ。」
ヴコール「つけといてなんになるんだ?」
ダニール「遺言を残すのには使えそうだな。」
アレクセイ「縁起の悪いことを言うな...」
ヴコール「おい見ろ。記録対象は第135強襲狙撃兵大隊だとさ。」
ウリヤーナ「今生きてるやつらは何人だろうね?両手で何とか数えられそうだ。」
アレクセイ「はぁ...臨時首都との連絡も取れないし物資もない。どうするか。」
ダニール「隊長はお前だぞ。無事あったかい飯が食えるように考えろ。」
アレクセイ「...とりあえずいつまでもここにいられない。」
アレクセイ『聞こえるか?ここがどこかわかったか?』
イリーナ『ニコライがここから1km先に町を発見した。パラナ郊外だ。』
アレクセイ『人はいるか?』
イリーナ『死体なら落ちてたそうだ。人気はないが詳しいことは町に入らなきゃわからない。』
アレクセイ『?!...了解した。戻ってこい。』
ウリヤーナ「イリーナたちが何か見つけたのか?」
アレクセイ「パラナ郊外の町を見つけたみたいだ。だが人気がなく死体が落ちているらしい...」
ヴコール「死体?内紛でもあったのか?人気がないとなるとエーギルでも襲ってきたのか?」
ダニール「パラナまでエーギルが来るとは思えない...どうする?」
アレクセイ「パラナには軍の基地がある。そこにほとんどの通話記録が保存されているはずだ。」
ウリヤーナ「そこで何があったのか探るのか。」
アレクセイ「ああ。食料と弾薬の補給も行って次の方針を決めるぞ。」
ダニール「日の出まで大体1時間程度...銃の点検でもするか。」
要塞戦での戦闘後壊滅、迷子になったとあるヘリボーン部隊の第135強襲狙撃兵大隊。生き残りが6名になる壊滅というより殲滅状態になって逃亡したがどこかわからない。狙撃手のイリーナとニコライが場所を知るために森で見つけた小屋を出て探索、すると北にパラナ市郊外の町を見つける。だが安全地帯のはずの町は人気もなく死体が転がる異様な様相。軍の重要基地がおかれているためそこで情報を探ろうと行動を開始。だけど暗視装置もないので日の出を待つ6名。彼らはカムチャッカ半島の状況を知ることができるのか。
アレクセイ:男、武器はAK-23
ヴコール:男、武器はRPK-16
ダニール:男、武器はAN-94
ウリヤーナ:女、武器はPP-7と9K38
イリーナ:女、武器はSVDSとSV-98
ニコライ:男、武器はNTW-20