こつめかわうそ(以下かわうそ)
「んん?麻呂は小爪獺(こつめかわうそ)! 今日は良き滑り日和でおじゃるのう!
そち達は遊びに来たのかえ?」
さーばる
「いえ、歩いてきたのでするが、ここで道が無くなっておって…獺殿、何か存じませぬか?」
かわうそ
「ここを通る者なぞ見たことは無いのう…幾分か前から、麻呂の遊び場じゃ!
さて、もうひと滑りと参ろうかのう!」
さーばる
「あ、お待ち下されー!」
かばん
「あの!アンイン橋に向かいたいのでするが、何かご存知無いでござるか?」
かわうそ
「ほお? それなら捷豹(じゃがー)殿がここを通る故、乗せて貰えばよかろう?」
さーばる&かばん
「え、乗る?」
かわうそ
「あれも最高に面白き遊興なのじゃ!麻呂なぞ自分で泳げるというのに、つい乗ってしまうのじゃよー!」
さーばる
「その捷豹殿は、いつごろ通るのでござるか?」
かわうそ
「さてのう…1日、2回ぐらいかのう?日に当たりながら待てばよいでおじゃるよ!」
~コツメカワウソ、小石で蹴鞠…もといお手玉中~
かわうそ
「よっ!ほっ!よっ!ほぉ!」
さーばる
「それは何事! 某もやりまするー!
えいっ、うっ…ううー…うっ…」
かわうそ
「楽しいでおじゃろう? のう、楽しいでおじゃろうー? 斯様な事も出来るのじゃ!」
かばん
「おお~、器用でするなー!」
さーばる
「みゃ、みゃ…みゃ…みゃんみゃんみゃん…みやん!みゃん!」
かわうそ
「そこはこうじゃ、こう! おお!その調子、その調子!」
~ジャガー通過中~
三人
「なんとぉー!」
さーばる
「お待ち下されー!」
かわうそ
「乗せてほしいでおじゃるー!」
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