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けもがたり '21 【1月号】 / 388

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名無しのカンザシ(第二回けもねおピクセン優勝者) 2021/01/10 (日) 22:18:23 修正 84fc6@87565

西部劇によく転がっている草の名前はタンブルウィードであり、風で転がりながら種子を撒き散らしている。

タンブルウィード
タンブルウィード(英: tumbleweed)とは、夏の終わりごろに枯れてちぎれて、軽い玉(球)のようになり、風に吹かれて転がる、乾燥地帯の植物のことである。 概説 tumbleweed = tumble(転がる)+ weed(草)という構成の語であり、風に吹かれて転がっている球状の枯れ草を漠然と指すための呼称・概念である。 生物学的に特定の種の植物を指しているわけではない。→#タンブルウィードになる植物 根元から折れ、根から分離した地上部分であり、枯れてはいるが、転がっていった先の場所で種子を落としたり撒き散らすことになり、結果として、その植物種の生き残りや数を増やすことや分布域を広げることに役立っている。 アメリカの乾燥地帯の荒野では広く見かけられるものであり、西部劇映画などでは、風が吹きすさぶ無人の荒野を転がってゆくところが画面に登場するものであり、いかにも荒野、といった印象を見る者に与えるものである。 アメリカでは、ときおり大量発生して乾燥地帯にある街などに押し寄せ、風の通り道になった家の庭に山のように集まり住民を困らせたり、自動車のドライバーの不意をつき交通事故の原因になるなどして、ニュースになることがある。オーストラリアのビクトリア州ワンガラッタでは2016年の2月(つまりオーストラリアでは夏の終わりごろ)にタンブルウィードの発生によって複数の家が草に埋もれてしまうということも起きた。 タンブルウィードになる植物 タンブルウィードになる植物は多種類ある。米国では外来種のロシアアザミ(ヒユ科オカヒジキ属)が繁殖力が強く数も特に増えたので、結果として、タンブルウィードの中でも特に良く知られてはいるが、それだけをタンブルウィードと呼ぶきまりがあるわけではなく、例えば次に挙げるような種も枯れて風に転がり、そうなるとタンブルウィードと呼ばれる。 ヒユ科の草 ヒガンバナ科の草 ツルボラン亜科の草 キク科の草 アブラナ科の草 ムラサキ科の草…
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