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けもがたり '20 【11月号】 / 993

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いさな 2020/11/29 (日) 22:30:29 >> 980

岩国のシロヘビ
岩国のシロヘビ(いわくにのシロヘビ)は、山口県岩国市に生息する白蛇である。この白蛇は遺伝によって白化が子孫の代にも受け継がれている。日本国指定の天然記念物(1972年指定)。 白色の理由 アオダイショウが白化したもの(アルビノ)である。アルビノは、突然変異によってメラニン色素を合成できなくなった生物であり、劣性遺伝のため通常個体との間にできた次世代(ヘテロ個体)では通常体色である。また、体色が白くて目立つため天敵に捕食されやすい。一般には自然下ではアルビノの出現は稀であり、ハツカネズミやシロウサギのように、飼育下で系統をコントロールすることにより維持される。 岩国のシロヘビの場合、人間の飼育下ではないにもかかわらず、高い頻度でアルビノが出現していた。これは、地域の人々が昔からシロヘビを神の使いとして特別で大切なものと扱ってきたのが理由であろうといわれている。 シロヘビについて 天然記念物指定 白ヘビが天然記念物に指定されたのは、1924年(大正13年)12月9日。当初は「白ヘビ生息地」として、今津地区(今津町)、麻里布地区(山手町など)および川下地区(旭町など)が生息地域として指定されたが、1972年(昭和47年)8月4日に「岩国のシロヘビ」という名称で生物としてのシロヘビ自体への指定替えとなった。 岩国市の中でも横山地区、今津町、山手町、旭町、車町、尾津町などで見られる。アオダイショウのアルビノ自体は、岩国市以外の日本各地からも報告されている。ただし、それらは自然界で累代繁殖した実績のあるものではない為、天然記念物の扱いにはならない。…
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白いヘビは神の使いである。
・・・として大事に守られ続けた結果、白いヘビが遺伝によって産まれ続けるようになった地域ならあります。

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