名無しのフレンズ
2020/12/15 (火) 14:42:50
49980@75948
[5話追記]
プレーリー
「そうであります。 (きっと)いい動物に違いないでありますよ」
一期5話の、そして個人的に「けもフレの名言」として未だに毒のように効き続けているセリフです。
字面だけみれば誉め言葉ですし、中の人の演技も純真そのもので裏やトゲは感じさせないにも関わらず、です。
これが朝や昼の発言なら言葉通り素直に受け取れたでしょうし、
逆に夜や薄暗い部屋などで表情が見えない中での発言なら違和感しかなかったでしょう。
夕方(寂寥感や感傷的な気分を増長)、しかも繊細な色彩・明度設定だったからこそ
揺さぶられるものがあったのではないかと推測しています。
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サーバル
「私達、あんまり出番ないねー」
カバン
「そうだね。 お掃除、やっとこうか…」
これも本来ならあり得ない(作劇的にあってはいけない)セリフ。
主役2人に「美味しいところ」を用意するのが“監督の仕事”のはずです。
もしかするとですが、ここには
「動物たちの営みにヒトが手出しをしてる暇があるなら、自分たちの手で汚した環境の方をどうにかしろ」
というメッセージが込められていた、というのは冷奴が過ぎるでしょうか?
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2では「おうち探し」がメインテーマだったと思いますが、
一期5話では、それをこの回だけで終わらせている、と言えるような・・・
(ログハウス作成回でありながら、道中サーバルの「その辺で寝ちゃう」発言や
エナガやツカツクリの巣の解説もありましたし・・・)
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言葉選びの妙ですねー
素直でなんてことない言葉に聞こえるようで実は深い
脚本(言葉選び)、作画(キャラの表情や細かい仕草)、美術(色彩感覚や質感)、そして演出。
すべてが上手く噛み合ったirodoriの群れの力ぁですかね…
(もちろん音楽・中の人の演技・内外の関わったスタッフ全員の団結力ぅでもありますが)