みずべちほーにやってくると、なぜか沢山のフレンズで ごった返していた。
プリンセス
「何なの? この
マーゲイ
「そうでした。
実は『人鳥姫』のエキストラを募ろうと思ってまして」
プリンセス
「エキストラ?」
マーゲイ
「ほら、主人公の友達とか、舞踏会の招待客とか…」
プリンセス
「オーディションをするってこと? 聞いてないわよ?」
マーゲイ
「あ、すっかり言い忘れてました。 😋
でも、PPPの皆さんの手を煩わせるつもりはありません。
審査員には私の他に、タイリク先生、アミメキリンさんにお願いしていますので」
それはそれで不安なメンツだったが・・・
❗
そんな中、見知った顔を見つけた。
ドルカ
「あ、プリンセス先輩! 大先輩のペパプさんにお会い出来て光栄です!」
私の中の『先輩』と言えばジャイアント先輩のイメージだったから不思議な感覚だ。
ナルカ
「志望動機は、アイドルとしてレベルアップできると思ったからですわ」
プリンセス
「いや、まだオーディション始まってないし、私は審査員でもないから」
マルカ
「合格した
私の話を聞いちゃあいない上に選挙公約みたいになってるし。
エキストラがあまり張り切っちゃダメじゃないだろうか?
だがフレッシュな後輩を見るのは新鮮だし、慕ってくれるのも嬉しいものだ。
そしてさっきから気になっていたが、初めて見るフレンズもいた。
まるでマドンナの3人を守るように立っている。
プリンセス
「あなたは・・・?」
「私はイッカク。 ただの付き添いだ。
自分の誇りにかけて、大切なものを守りたいだけだ。」
ドルカ「もう、イッカクったらカタいなぁ」
ナルカ「お気持ちは嬉しいですけど…」
マルカ「私たちなら大丈夫だよ!」
イッカク「むむ…」
微笑ましいやり取りにほっこりする。
マーゲイ
「ステキなチームですね」
そのセリフに、私たちもステキなチームよ!
ーと即座に返せないことが寂しかった。
果たして、私たちは「ステキなチーム」だっただろうか…
そして「ステキなチーム」になれるだろうか?
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