一人の隊員が那智に声をかけた。
隊員2「那智さん。ちょっと私のお話聞いてもらっても良いですか···?」
それは一人の女性隊員だった。
那智「ええ。いいですよ。」
隊員2「実は私,一度もセルリアンとか戦った事無いんです··。今年入ったばかりの新人で訓練とか色々学んでるのですが···いつも的を外す事が多いのです···私以外の新人生は皆ほとんど外すことなくクリアしてるのですが····はぁ···だから本番でも外してしまうんじゃないかと不安がただよっているんです···なにかアドバイスとか無いですか···?」
那智「そうですね····まず集中してどこかに付いているセルリアンの弱点.「石」を狙って倒す。それだけです。」
隊員2「簡単なんですか···?」
那智「セルリアンが攻撃をしてこなかったり弱い奴だと簡単ですが少し手強い奴は苦戦になりますね。」
隊員2「今回のエクストラセーバルと言うセルリアンはどうなんですか··?」
那智「恐らく苦戦になりますね。あと戦闘中に油断しては駄目ですよ。これはどのセルリアンの時も一緒です。へたしたら市にますからね。」
隊員2「分かりました···が.頑張ってみます··!アドバイスありがとうございました··。」
那智「いえいえ。」
隊員は那智に軽くお辞儀をして行った。
サーバル「あの子誰だったの?」
那智「新人の隊員らしい。セルリアン戦にはまだ一度も出た事が無いからどうやって倒せばいいか聞いてきたから教えてあげていたのさ。」
サーバル「ふーん。」
「那智さーん!ちょっとこっちに来てもらっても良いですかー?」
那智「あ、はーい。スマンな二人とも。さっきから俺が居なくなったり居たりとか繰り返して。」
サーバル「大丈夫だよ!」
カラカル「これくらいどーってことないわ。」
那智「じゃあまた行ってくる。」
呼ばれた方向に那智は走って行った。
カラカル「さてと.あたし達も準備するわよ。」
サーバル「はーい。」
それからあっという間に30分後
盛岡軍曹「エクストラセーバルの現在の居場所は?」
隊員3「観光エリア西区近くの森で反応があります。」
盛岡軍曹「分かった。 よーし皆!決められた隊員は車両に乗って合図を待て!あと武器の弾薬の補充とかもしておけよ!トイレに行っときたい奴も行っとけよw!」
隊員はうろうろして車両に乗り込んでスタンバイする者も居た。
2分後
盛岡軍曹「よし、全員乗ったか?」
隊員6「戦闘部隊は全員乗りました!」
盛岡軍曹「じゃあ合図をしろ!」
隊員6「はい!」
「各車両に次ぐ。エンジンをスタートしてください。」
シュトトト.シュ.ブォーン!ブォォオン!(自衛隊高機動車)
キュシュシュシュシュ.バァン!(自衛隊バイク)
カゴ.パランパランパラン‚ブロォン!(自衛隊旧式73式小型トラック)
ギュトトト.ブォンブォンブォン!(自衛隊軽装甲機動車ミニガン付き)
「それでは出発してください。幸運を祈ります。」
1台1台キャンプ基地からエンジンを響かせて出動して行った。(合計車両6台)