時間は戻って30分前(田宮兄弟が段差から落ちて5分)
一方本部では。
早希「パーク内の状況は?」
オペレーター「全アトラクションの乗り物の帰還完了です。またまんがいちのシェルターや避難施設の準備も整ってます。」
早希「分かった。」
プルルル! 早希の隣にあったパーク専用の電話機が鳴った。早希は電話を取った。
早希「はいもしもし?」
スタッフ「どうもすいません.ツアービークル乗車場の係りの物ですがちょっと問題が起きたのでかけました。」
早希「問題ってなんですか?」
スタッフ「ツアービークルが一台戻ってこなんです。こっちには発信器は有るんですがGPSの装置の機械がないのでどこに居るか分からないのです。」
早希「分かりましたではこちらで捜索しますが車体番号と車種を教えてください。」
スタッフ「えっと~··4号車の··フォードエクスプローラーですね。」
早希「(えっと.4号車の車種がフォードエクスプローラーっと、)了解しました。」
スタッフ「慌ただしい時にお電話させてもらいましてすいませんでした。」
早希「いえいえ。」
スタッフ「では失礼します。(プッ)」
電話が切れた。早希は手が空いている卓也に先ほど書いたメモを渡した。
早希「なんか一台行方不明になっているみたいだけどGPSで探してくれる?」
卓也「ああ.任せてや。」
卓也はパソコンを開いて色々調べた。それから14分後。
卓也「早希!やっと位置を見つけたよ。」
早希「どこ?」
卓也「平原エリアと湖畔エリアの境目の林や。」
早希「ちょっと行ってくる。」
卓也「気いつけや。もしかしたらエクストラセーバルが居るかもしれへんからな。」
早希「分かってるって。」
早希は総司令室を出ると地下の車両保管子まで降りて担当人に鍵を貸してもらって三菱パジェロに乗った。そして車両専用のエレベーターを使って地上に出た。何となく右を見ると那智がGクラスに腰をかけて腕を組んでタバコを吸っていた。那智は早希に気づいたらしく近づいてきた。
那智「こんな物騒な中どこえ行くんだ?」
早希「行方不明になっているツアービークルの場所まで行くの。」
那智「一人でか?」
早希「そうよ。」
那智「仕方ねぇからついていってやるよ。」
早希「え?あ、ありがとう··。」
那智はGクラスからフレンズ用の催眠スナイパーライフルを取り出してパジェロに乗った。
早希「じゃあ発車。」
パジェロはジャングルの森を行った。