名無しのフレンズ
2018/11/26 (月) 20:06:12
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火山の山道を進むグリフォンとライオン… 二人の眼前に先ほど助けたキマイラがバッと飛び出して立ちはだかる
キマイラ「おい、アタシを無視して行くんじゃねえ!!さっきの続きだニャン公!!」
グリフォン「ハァー、面倒くさいやつだな…」
ライオン「ええ~、また~?あんまり時間に余裕がないんだけどなぁ~」
ライオンはハァ~とひとつため息をつき目を閉じると、キリッとした目つきでキマイラを睨み返す
キマイラ「ヘヘッ、そうこなくっちゃあな…!そんじゃあ早速行くぜ!おりゃあああーーー!!」
ライオンに突進してくるキマイラは最初こそ勢いがよかったが、だんだん足元がヨロヨロとブレ出しつまづいて転んでしまう
キマイラ「あ、あれっ??クソッ、今のは無しだ!もう一度行くぜ!うおおおおーーー!!」
立ち上がって向き直り、もう一度威勢のいい声を上げるも今度は膝から崩れ落ちてしまう
キマイラ「どうなってやがるんだ!?こんなハズねぇのに!!もう一回、もう一回だ!」
グリフォン「こりゃ時間の無駄だな…」
ライオン「フラフラだねぇ~ 消耗しすぎなんじゃないかな~」
グリフォン「NEO体化するとな… 力は上がるが消耗が早くなるんだ」
ライオンは突っ伏したキマイラに歩み寄って手を貸そうとするが、キマイラはそれを跳ね除ける
キマイラ「ハアハア…うるせえ!アタシに触るんじゃねえ!」
ライオンはハァ~、とまたひとつため息をつくと胸元からゴソゴソとじゃぱりまんを取り出してキマイラに差し出した
キマイラ「…?ああ?なんだそりゃあ?」
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