グリフォン「ムシャムシャ…この前のじゃぱりまんとはまた味が違うんだな。(これもうまいな…)」
ツチノコ「お前、こんな所で何やってたんだ!?」
グリフォン「訳あってこのさばくを突っ切らなきゃいけないんだ。だが、途中で暑さにやられて羽根も砂だらけ… で、このザマだ。」
ツチノコ「そんなの当たり前だ!!この一番暑い時間にぶっ通しで空を飛んで行こうだなんて無茶苦茶なヤツ!!」
グリフォン「どこかこの辺で休憩できそうな涼しい場所はないのか?」
スナネコ「それなら、ボクのおうちに行きますか?すぐ近くですよ。」
ののののののののののの
グリフォン「ふー!確かにここは涼しくていいな。ちょっと暗いけど… 悪いがしばらく休ませてもらうぜ。」
スナネコ「ふふふふ ふふふふ ふふふふ~ん♪(地面に落書き)」
ツチノコ「お前まだこんなところを寝床にしてるのか!!この先の遺跡にはセルリアンがもううじゃうじゃ沸いてるんだぞ!あぶないんだぞ!」
グリフォン「遺跡?遺跡ってなんだ?」
ツチノコ「ここが入り口だ」
案内された先には大きな扉があり、入ってみると広い空間が広がっていた、だが扉には何故かつっかえ棒がされ完全に閉じないようになっていた。
謎の声「ようこそ~地下迷宮へ~君は無事に出口まで辿り着けるかな?フッフッフッフッ…」
グリフォン「うおっ?!何だ!誰かいるのか?!」
何も無い所から発せられる声に驚くグリフォン、だが回りを見回してもツチノコとスナネコの二人しか見当たらない。
ツチノコ「そっか!初めての奴はビックリするかもな!ここはなー、大昔にこのパークにまだヒトが居た頃に作られた『あとらくしょん』施設なんだ!」
妙なテンションで興奮ぎみにツチノコが話し出す。
グリフォン「あとらくしょん…?…ヒト?」
ツチノコ「あとらくしょんってのはなヒトを楽しませるための施設だ!といってもここは正式稼働する前にだな……地図に……」
捲し立てるように語りだすツチノコを遮るようにスナネコが前に出た。
スナネコ「ヒトはツルツルしてて、僕達みたいな耳も尻尾も無いんですよ~」
グリフォン「耳も尻尾も…うえっ…なんか気味が悪いな…まあいいや、とにかく先に進もうぜ?外に繋がってるんだろ?」
ツチノコ「それなんだがな…さっきも言った通り最近セルリアンが大量に湧き出してな、今は危なくて通れないんだ…」
ツチノコは悔しそうに言った。
グリフォン「倒せないのか?」
ツチノコ「駄目だ数が多すぎる…、それに地下迷宮は入り組んでてな、袋小路にでも追い込まれたらアウトだ」
グリフォン「 じゃあやっぱり空を飛んで行くしかないのか…」
諦めて引き返そうとしたその時、突然入り口の扉が音を立てて閉まった。
ツチノコ「おわぁーっ!何でだ!?閉じないようにつっかえ棒がしてあった筈なのに!」
スナネコ「もしかして、これの事ですか~」
ツチノコ「そうそう、それな…ってお前かーーっ!何て事してくれたんだ!」
グリフォン「中から開けられないのか?壊すか?」
ツチノコ「…無理だろうな…それにこの施設も大分脆くなってるしな下手に壊しでもしたら最悪生き埋めだ…いや、あいつならもしかしたら……」
ツチノコはそう言いかけて止めた、今は無い物ねだりだ。
グリフォン「よく分かんねぇけどどうやら先に進むしか無いみてえだな」
スナネコ「わあ、なんだか面白そうですね~」
ツチノコ「お前が言うな!まったく…さっさとついて来い!置いてくぞ!」
一行は覚悟を決め迷宮の奥へと足を踏み入れた。
グリフォン「出口は分かってるのか?」
ツチノコ「外のにおいは、わかる。真っすぐたどりつけるとは思えないけどな。」
グリフォン「なんか… 道がグネグネしてて奇妙なとこだな。」
スナネコ「これ、何ですか?すごーい!変なのー!……… でも、まあ…」
ツチノコ「何度も言うが、セルリアンの数が尋常じゃない。見つからないように気を付けて進むぞ。」
とにかく出口へ向けて歩く三人の前方に、赤い球体型のセルリアンが3体…
まだこちらには気づいていないようだ。
グリフォン「おっと、早速お出ましか… だがあの程度の数なら問題ないな。」
ツチノコ「待て待て!できるだけセルリアンとの接触は避けるんだよォ!」
グリフォン「何でだ?あの程度なら倒して通った方が手っ取り早いんじゃないか?」
ツチノコ「さっきも言っただろ!ここはもういつ崩れたっておかしくないくらいボロボロなんだぞー!俺はこんな所で生き埋めなんてごめんだ!」
グリフォン「…」
ツチノコ「それにここのセルリアンには、音を出して仲間を呼ぶやつがいるんだ!あれに見つかってみろ!どんどん仲間を呼ばれて厄介だぞ!」
グリフォン「…チッ、面倒だが仕方ないな… なんとか避けて動くか。」
スナネコ「二人とも、なんだか楽しそうですね♪」
ツチノコ・グリフォン「どこがだッッ!!」
のののののののののののの
別の道を行く一行…
ツチノコ「こっちもダメか。」
のののののののののの
グリフォン「ここもだ…あっちへまわろう…」
のののののののののの
スナネコ「ねむくなってきました。」
のののののののののの
グリフォン「くそっ…まさかこんなに多いとはな。さっきから同じところをグルグル回ってる気がするぜ。」
ツチノコ「どんどん増えている…なんとか抜け出さないと囲まれちゃうぞ!!」
グリフォン「もういっそ見つかるの覚悟で正面突破するか?」
ツチノコ「ナニイッテンダー!そんなの無謀にもほどがあるだろ!」
グリフォン「じゃあどーすんだよ!」
二人が口論しあっている後ろで、スナネコはそんな事はどこ吹く風…
変わったモノが色々ある迷宮内に興味津々だった
【火災報知器】
◎
スナネコ「なんだろー、これ?」
ポチッ
ジリリリリリリリリリリリリリ!!
大きな鐘の音が迷宮内に響く!
音に反応してセルリアン達がざわつき出す
ツチノコ・グリフォン「なにやってんだお前ーーーーーーーー!!」
迷宮には魔物が潜む…3人の運命や如何に!?
あれからどれくらい走っただろうか、セルリアンを避け続け地下迷宮を散々右往左往した結果、グリフォンには自分たちが何処にいるかさっぱり分からなくなっていた。
グリフォン「ハアハアッ…なあ、ツチノコ、これ本当に出口に近付いてるのかよ…!?」
スナネコ「僕もうお家に帰りたいです…」
ツチノコ「ゼェゼェ…大分回り道をしたが間違いない、もうすぐ出口の筈だ!」
しかし火災報知器によって刺激されたセルリアンはしつこくグリフォン達を追い回していた、途中何度か木製の衝立を蹴破った気がするが流石にその程度で崩落することは無いだろう、迫り来るセルリアンは気になるが振り向いている余裕は無かった。
グリフォン「チクショウ、喉が渇くな…もっと飲んでおけば良かったぜ…」
ツチノコ「もうすぐだ!あそこさえ抜ければっ…!」
走り抜けた先にはこれまでの迷路からはかけ離れた広い部屋があった、そしてその奥には外からの明かりが射し込んでいる、しかし出口を前にして一行が目にしたものは大量のセルリアンだった。
ツチノコ「嘘だろ…」
グリフォン「後ろからも来てるぞ!どうする?!」
スナネコ「僕もう走りたくないです…」
セルリアンが回りを取り囲み徐々にその包囲を狭めて行く。
ツチノコ「ちくしょー、囲まれたぞ!」
グリフォン「くっそー、こうなったら一匹でも多く道連れにしてやる…!」
そこでグリフォンはあることに気が付いた。
グリフォン「…何だ?…水の匂い…!?」
ツチノコ「ああん!?こんな時に何だよ?!水がこんな所にあるわけ…いや、まさか…グリフォン!少しだけ時間をくれ!」
ツチノコが赤外線視認能力で辺りを探る。
グリフォン「どうしたっ?!ツチノコ!セルリアンの数が多すぎる!スナネコももう持たねえぞ!」
押し寄せるセルリアンに応戦するグリフォンだが流石に歩が悪い。
ツチノコ「…ある!確かに水だ…だがこれは…!いや、もう迷ってる場合じゃ無い!グリフォン!俺達を抱えて飛べるか!?」
グリフォン「ああ?!少し位なら…多分…!」
ツチノコ「グリフォン!スナネコ!俺が合図したら全力で床の一点を攻撃するんだ!いいな!」
一同「野生解放!」
三人の瞳に野生解放の証である光がぼうっと灯る。
ツチノコ「今だっやれ!ふんっ!!」
スナネコ「えい~!!」
グリフォン「うおらぁああ!!」
ズガガガッ!!三人の全力の一撃が床の一点に集中した直後、音を立てて床に亀裂が走る、それは次第に床全体へと広がって行き、ついには轟音を上げセルリアンを巻き込みながら崩れ落ち始めた。
ツチノコ「グリフォン頼む!」
グリフォン「よしっ!掴まれ!」
グリフォンはフラフラしながらも二人を抱えて無事に出口付近の安定した足場に辿り着く、眼下には崩落し大きく口を開けた大穴があった、さらにその下には激流が流れている、地下水脈だ。
グリフォン「あっぶねぇ…俺達の下にこんなのがあったのかよ…よく分かったなツチノコ」
ツチノコ「水の匂いがするって言うお前の言葉にピンと来てな、おそらく長い時間をかけて地形を削って空洞が広がったんだろ」
スナネコ「すごいですねぇ!…でもまあ…」
グリフォン「はあ、とにかく外に出ようぜ、もう狭いところは懲り懲りだぜ…」
三人は苦笑しながら地下迷宮を脱出した。
どうにかこうにか迷宮からの脱出に成功した3人は大きく息を吸った。
スナネコ「外ですね~。」
グリフォン「・・・・・出られたはいいが、やっぱりあついぞ。」
ツチノコ「さばくが暑いのは当たり前だ!でもここまで来れば、さばくちほーの出口は近いぞ。」
グリフォン「そうか、そいつを聞いて少しだけ気が楽になったな、ハハハ。」
ツチノコ「おまえ、さばくちほーを抜けてどこへ行くつもりなんだ?」
グリフォン「・・・としょかんって所に用があるんだ。お前知ってるか?」
ツチノコ「としょかんは知ってる。でも、としょかんに何の用だ?自分が何のフレンズか調べるのか?」
グリフォン「・・・いや、そうじゃない。」
グリフォン(・・・俺の目的は復讐・・・こいつらに正直に言うべきか?今までの事から考えても、あまり関わり過ぎると面倒な事にならないか?うーん、どうするか・・・)
ツチノコ「?」
グリフォンは少し迷ったが黙っている事にした。
グリフォン「何でもねえ、お前らには世話になったな」
ツチノコ「お、おう、もう行くのか?」
スナネコ「僕もとっても楽しかったです」
ツチノコ「これでも持っていけ、餞別がわりだ」
ツチノコはどこからともなくジャパリまんを取り出すとグリフォンに差し出した。
グリフォン「へへっ悪いな、助かるぜ!おっとそうだ…」
グリフォンはごそごそと懐をまさぐるとキラリと光る何かをツチノコに手渡す。
ツチノコ「こっ、これは…!ジャパリコインだ!!」
グリフォン「逃げ回ってる最中に拾ったんだ、お前にやるよ」
ツチノコ「おおお!良いのか?!いい奴だな!お前!!」
ツチノコは尻尾を激しく振りながら興奮している。
グリフォン「じゃそろそろ行くか、お前ら元気でな!」
ツチノコ「おう、お前もなー!」
スナネコ「また遊びましょ」
グリフォンは羽根を広げると『としょかん』を目指し空高く舞い上がった。
ざばくちほーを越えしばらく飛び続けていると大きな湖に出くわした、丁度空腹を感じていた上に喉も渇いていたグリフォンは少し休もうと湖の畔に降り立った。
辺りを見渡すと湖に浮かぶ小島には少し変わった小屋が建っていて、近くの岸には奇妙な穴が無数に掘られていた。
グリフォン「何だ…あの穴…?」
何か少し嫌な予感がしたグリフォンだったが、恐る恐る無数に大地に空く穴を覗き込んでみた
どうも一つ一つ深さや掘られている方向が違うようで、ごく浅いものもあれば異様に深く底が見えないものもあったり、別の穴とつながっているものもあるようだ
グリフォン「こいつは…セルリアンの仕業!?」
グリフォンは想像した。のたうち回りながら大地をえぐり取る大蛇のようなセルリアンの姿を…
きっと誰かがここで強大なセルリアンと一戦交えたのではないか?戦ったフレンズは、セルリアンはどうなった?
さばくちほーで消耗した分、次のちほーにいけば落ち着いて休養を取れると思っていたグリフォンだが見るからに難敵の予感に嫌が応にも緊張が走る
グリフォン「チッ…長居は無用ってことか…?」
一歩後ろに後ずさりをしたグリフォンの足元が崩れる!
グリフォン「うおお、しまった!罠かッッッ!!」
静かなこはんに鷲獅子の咆哮がこだまする…
思いもよらず突然生き埋めになったグリフォンはかなり焦っていた。とっさに口元だけは手で覆い僅かな隙間を作ったが視界は塞がれ呼吸も思うようにままならない、自慢の怪力で土砂を払い除けようにも思った以上に土は厚く、土砂と密着した状態では十分な力を発揮するために必要な勢いもつけられない。こうしている内にも徐々に空気は失われ、更には正体不明のセルリアンが今にも襲ってくるかもしれない。
グリフォン「こんな所で終わってたまるか…くそ…もう息が……」
その時だった、地上を何かが動く振動が感じられた
プレーリー「そこに誰かいるのでありますかーっ?!…おかしいでありますな、確かに声が聞こえたのでありますが…」
ビーバー「プレーリーさん、本当に声が聞こえたっスか、俺っちには聞こえ無かったっスけど…」
プレーリー「う~ん…そんな筈は…」
近くに誰かがいる、そう思ったグリフォンは呼吸も絶え絶えに、それでも力の限り叫んだ。
グリフォン「俺はここだっ!頼む!出してくれぇっ!!」
踵を返そうとした二人の耳に微かにだが声が届いた。
プレーリー「やっぱり誰かいるであります!でも何処に…?!」
ビーバー「俺っちにも聞こえたっスよ!きっと生き埋めになってるっス!早く助けないと!」
プレーリー「あの崩れている所でありますか!うおおーっ、今助けるであります!」
プレーリーは急いで崩落場所に駆け寄ると勢いよく土砂を掻き出し始める、グリフォンは薄れ行く意識の中で何故かプレーリーの悲鳴を聞いた気がした。
グリフォン「うーん…うーん… ハッ!!ここは…!?」
グリフォンは気がつくと、どこかの建造物の中で横たわっていた。
グリフォン「何がどうなったんだっけか…確かセルリアンを避けようと思ったら地面が崩れて…それからどうなった?確か誰かの声が聞こえてきて…それから…うーん、思い出せねえ…」
グリフォン少し息を整えてから周りを見回してみたが、誰もいない。風の鳴く音と、鳥のさえずりだけが響いている。
ぼうっとしていると、遠くのほうから話し声が近づいて来た…どうやら2人いるようだ。
登ってくるような足音が近づいてくる…グリフォンは警戒した。
プレーリー「おおっ、目が覚めたでありますか!」
グリフォン「…ここは…?もしかしてあんたらが俺を助けてくれたのか?」
ビーバー「俺っちはアメリカビーバー、ビーバーでいいっスよ、ここは俺っち達の家っス」
プレーリー「私はオグロプレーリードッグ、プレーリーでいいであります!」
グリフォン「俺はグリフォンだ、危ない所を助けてくれて感謝す…え?!」
グリフォンが感謝の言葉を言い終える寸前、唐突にプレーリーに顔を掴まれる。
プレーリー「グリフォン殿でありますか!早速プレーリー式のご挨拶をさせていただくであります!ぶちゅ~~~~~!」
そして振り解く間も無く自身の唇にプレーリーの唇が重ねられた。
グリフォン「むぶぅ~~~~~~?!?!?」
グリフォンは突然の出来事に目を白黒させた。
ビーバー「…プレーリーさん、挨拶はそれぐらいにしてほしいっス」
そう言いながらビーバーが少し不満そうに二人を引き剥がした。
ビーバー「良かったっスねぇ、もう少し助け出すのが遅かったら手遅れだったっスよ…助けに行った筈のプレーリーさんまで埋まっちゃうし…」
プレーリー「うう…面目無いであります…ビーバー殿…」
グリフォンは思いもよらない出来事にまだボーッしている頭を左右に振った。
グリフォン「…まあ、とにかく助かったぜ、ありがとうな!」
プレーリー「いやぁ、お礼を言われる程の事では無いであります、そもそも私が掘った穴をそのままにしておいたのがまずかったのでありますし…」
プレーリーはばつが悪いのか少し口ごもった。
グリフォン「なっ?!あの穴ってあんたが掘ったのかよ?!俺はてっきりセルリアンの仕業かと…」
プレーリー「セルリアン?なんの事でありますか?」
ビーバー「セルリアンなんてこの辺りじゃ、殆ど見たこと無いっスねえ」
グリフォン「は~何だよ…緊張して損したぜ…」
『グ~~~~~~』
グリフォン「おっと、…そういや腹減ってたんだっけ…」
奇妙な穴を掘った主の意外な正体知ったグリフォンは、拍子抜けすると同時に空腹を知らせる音を小屋に響かせた。
ビーバー「そう思ってじゃぱりまんを貰ってきたッスよ、みんなで食べるッス。」
プレーリー「私もお腹がペコペコであります!
グリフォン「おおじゃぱりまんか!ありがてえ!」
プレーリー「私もじゃぱりまんが大好きでありますよ!グリフォンはんもひゃふぁりふぁんがふきでありまふか?」
ビーバー「プレーリーさん、口にものを入れながら喋るのはお行儀が悪いッスよ。ほら、こぼしてるッス…」
プレーリー「おお!ビーバー殿、面目ないであります!」
グリフォン「モグモグ…おたくらは仲がいいんだな。」
ビーバー「そうなんッスよ…」
プレーリー「このパークにいるフレンズ達はみんな仲良しであります!もちろんグリフォン殿も、もうご挨拶をさせてもらったらお友達でありますよ!」
ビーバー「…」
グリフォン「…ふーん、みんな仲良し…ねぇ」
プレーリー「グリフォン殿はどうしてこはんに来ていたのでありますか?」
グリフォン「…としょかんへ行くつもりなんだ。そこにいる何とかってヤツに話があるんだよ。」
ビーバー「としょかん?だったら、【博士】か【助手】の事ッスかねえ?」
グリフォン「博士?と、助手?…」(そういや用があるヤツの名前を知らないな)
のののののののののののののののの
グリフォン「じゃあ、俺はそろそろ行くぜ…世話になったな。」
ビーバー「もう行っちゃうんスか?この辺りはそうでもないけど、最近はセルリアンの数が増えてるみたいッスから気を付けてほしいッス。」
プレーリー「それでは、新しく考えたプレーリー式の別れの挨拶を…」
グリフォン「いい!挨拶はもういい!!」