けものフレンズBBS NEO

【フレンズ・NEO】[安価でSS] / 1332

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yuta(辰年ver) 2018/11/13 (火) 19:10:57

山道を進み続ける2人の目前に、さっきまでとは少し違う風景が広がり始める
山道にはおそらく窮奇が起こした風によって吹き飛ばされてきたであろう瓦礫の山が無数に転がっていた
グリフォン「こりゃひでーな。けんきゅうじょの上の方はふっとんじまったんじゃないのか?」
ライオン「手を貸してくれるのはいいんだけどさぁ~、もう少し加減して欲しいよねぇ~」

瓦礫の山の横を歩くライオンとグリフォン
グリフォン「クンクン・・・どうだ?何か匂いはするか?俺にはかび臭くてほこりっぽい瓦礫の匂いしか・・・」
ライオン「うーん・・・犬のフレンズほど匂いを探るのは得意じゃないんだよなぁ~」
そう言いながらも瓦礫のほうの匂いを嗅いでみるライオン

ライオン「・・・くんくん・・・!!」

グリフォン「どうした?」
ライオン「この中からフレンズのニオイが微かにする・・・」
グリフォン「なんだって!?ハクトウワシかヒポグリフか!?」
ライオン「・・・微かだけど、同じあたりからセルリアンみたいなニオイもするなぁ。」

グリフォン「・・・フレンズとセルリアン・・・ヒポグリフか!!?待ってろ、今助けてやるぞ!!」
グリフォンとライオンは瓦礫の山を二人でなんとか匂いのほうへ掘り進める・・・

ライオン「・・・これは・・・違うな」
グリフォン「え?違う?違うって何が・・・」

匂いの元まであと少しという所でそうつぶやくライオン。グリフォンは一瞬その言葉に不安を感じるが、ともかく匂いの元までたどり着くべく最後の瓦礫を持ち上げる

グリフォン「大丈夫か!ヒポグ・・・」

キマイラ「・・・・う・・・」
瓦礫の山から出てきたのはキマイラだった

グリフォン「こ、こいつ・・・!」
ライオン「・・・・」

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