K_Albert
Kamera_Kumota
2020/04/27 (月) 11:56:03
[アルノツト報告]
帰着した俺とカムイ。
疲れはてて一日以上眠りについていた。
夢から飛び起きた俺は、持って帰った記憶をカメラに渡した。
カメラ
「おはよう。よく眠ったな。」
キュウセン
「ああ。あと渡し忘れていたが、これが記憶だ。見たところテープみたいだぞ。」
カメラ
「わかった。カコ博士を呼んでいるから僕が預かろう。って、その黄金色の塊は?」
キュウセン
「巨大セルリアンに衝突した隕石です。不思議なことに自分で動き回っていたんだ。」
カメラ
「ふしぎだな。とりあえず持っておけば?運気上がりそうだし。」
キュウセン
「そんな理由かよ。」
そんなこと他愛もないことを話していると、ある一報が届いた。
「報告!報告!緊急事態!!ビースト発生!!方角は百三十五度!南東方向!アンインチホー周辺で被害発生!」
キュウセン
「なんだと?俺が向かおう。」
カメラ
「おっと、じゃあこれを持っていきな。」
キュウセン
「これは?」
カメラ
「海谷研究所製サンドスター調整針。対象を抑えて腕の静脈に打ち込むことでビースト状態から解放することができる。抑え込みに成功したらそれを使うんだ。」
キュウセン
「了解。それじゃあ行ってきます。」
カメラ
「行ってらっしゃい。なにかあったらすぐ報告するんだよ。」
俺はすぐ向かった。南東方向、アンインチホー周辺であれば周囲を回っている可能性もある。
向かっているとセルリアンに阻まれた。そのセルリアンは、どこか何かで見覚えがあった。
キュウセン
「ん?このセルリアンってあの書物にあった奴かな?確か名前は、ロタリア型セルリアンだっけな。」
彼らの対処は先手を取ればOKだったはずだ。
とりあえず何も考えずに尻尾を斬り落として身体を斬り裂き、すぐ向かった。
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