[アルノツト平和な日常。]
離陸直後、ポイントNAKABEを通過するため、機首上げを続けながら飛行していた。
上空1000ft(上空300m)
カメラ
「お三方、大丈夫かい?」
ドール
「私は大丈夫です。」
マイルカ
「私も大丈夫!」
ミーアキャット
「...き、気分が悪いですの。」
空水
「酔いにくくする魔法かけとけばよかったね。今やっても効き目がないから酔いを止める魔法使おうか。」
ドール
「おお!鳥のフレンズさんが飛んでますよ!」
カメラ
「うん?...ハッ!」
三人
「ほえ?」
鳥のフレンズを確認、よけるために旋回する。
三人
「うわぁ!」
空水
「あれは、ハクトウワシ?」
カメラ
「危うくバードストライクになるところだった...。」
ドール
「バードストライク?」
空水
「鳥が機首またはエンジンやプロペラに衝突して飛行状態が保たれなくなること。このせいで死傷事故が過去に出たこともあるんです。」
ミーアキャット
「ハクトウワシさんは自力で向かうと言って自分で行ってしまったのでどこに行ったかと思えば、ここを飛んでいたんですね。」
カメラ
「危なかった...。とりあえずコントロールに伝えて後で注意してもらおう。」
操縦を手動操縦からオートパーイロットに変更して、コントロール(当局)に事の顛末を話した。その後、ポイントNAKABEを通過したので別のポイントへ進むべく、巡航高度約32660ft(上空約9955m)に上昇し到達。
カメラ
「これからパークの中心付近上空を通過するから、窓見てもらってもいいよ。あ、あとシートベルトはとりあえずあれ以来は何もないから外してもいいよ。」
マイルカ
「はーい!」
ドール
「うぉぉ!建物がちっちゃく見えます!」
ミーアキャット
「すごいですの。」
マイルカ
「ねえねえ!別の場所に寄れないの?」
カメラ
「残念ながらそれはできないんだ。」
ドール
「どうしてですか?」
カメラ
「飛行機にも航路といういわば飛行機の道路が指定されてるから、決まった場所しか飛行できないんだ。外れてしまうと墜落しちゃう可能性もあるからね。」
ミーアキャット
「飛行機にも飛行機なりのルールがあるんですわね。」
空水
「そうさ。すごく前に飛行機が衝突事故を起こしたこともあるから、それを二度と起こさないために、ルールは存在するんだ。」
カメラ
「あと、僕らにはフライトプランがあって、細かく速度や時間が決まってるから、なおさら外れることなんてできないんだ。」
ドール
「そうなんですね。納得しました!」
カメラ
「あと30分で到着する予定だよ。しばらくは外見たり機内みてもいいからね。」
そうして海上飛行中に続く。
細かい描写(今回は飛行について)が入るとストーリーにリアルさが増しますね