[アルノツト報告]
本日決闘を終えた。
先日謎の剣士に決闘を申し込まれた。
彼女は何が意図で私に決闘を申し込んだのかほんとに不思議だった。
彼女が持っていた太刀、あれに何かを感じるとふと思った。
それが何かが分からなかったが、大きな何かを感じて それ を知ることになった。
しかし、そんなことを知らないときの私は、彼女を倒す覚悟を持ち、明日に備えた。
そして迎えた今日。私は決闘場所であるパークの平原に向かった。
前の日記(四章)には書いていなかったが午前の酉の刻(10時)に来ると彼女は言っていたので、それの前に来て待つことにした。昨日の不思議な感じのことを考えていたら、昨日と同じ仮面をつけて後ろ髪を縛った謎の剣士がきっちりと酉の刻に来たので、決闘を始めることにした。
彼女の説明によれば、竹刀を使い、一回でも体に先端が当たればそこで負けという取り決めになった。
フレンズに害が出ないように周辺にちょっとした柵をを作りそこでやることにした。
謎の剣士
「勝負です!」
カメラ
「わかりました。ではやりましょう。」
そうして戦いが始まった。
先手をとり、迫ったがやはり剣士だけあってよけられた。よけられた後竹刀が振り下ろされることが分かったのですぐによけ、自分の竹刀で受け止めた。はじいてから間合いを取り、また切りかかったがやはりよけられた。
カッ...カッ...と刀同士をあて約2時間。相手の集中力が切れたところを見計らい、彼女の胴に竹刀をあてた。
謎の剣士
「うぐっ...負けました。」
カメラ
「さあ、正体を明かしてもらうか。って、どこを見ているんだ?」
謎の剣士
「...危ない!」
カメラ
「...ッ!」
私の背後にビーストがいた。すぐに攻撃を仕掛けてきたので対応ができず死ぬかと思った。
次の瞬間、謎の剣士が私の前に立ち攻撃をブロックしたのと同時に、カツンと音が鳴った。
予備で持っていたフレンズ専用の薬を投げ、命中させて彼女の手を引き逃げた。
しばらく走った後、自分が声をかけて彼女が振り向いた瞬間、びっくりした。
仮面が割れ、顔がはっきり見えた彼女の顔は、どこかで見たことがあった。
謎の女
「あっ...」
カメラ
「君は、小さいころに見たことがある。...ロム?」
ロム
「そうよ。わたしはロム。」
カメラ
「ロム...あんた、以前行方不明になったんじゃないのかい?」
ロム
「そうなってるわよね。本当はあんたを探してたんだけど、見つけれなくてここまで来たの。」
カメラ
「ということは、あんたは行方不明じゃなかったのか?」
ロム
「そう。」
カメラ
「じゃあなぜ僕を探しに来たんだ。」
ロム
「ほんとはあんたについていきたいと思ったけど、その前にあんたが行っちまうもんだから私は失踪したかと思ったのよ!」
カメラ
「そうか。ならすぐいえばいいのに。」
彼女はロム。私がここに来る前に仲良くしていた友人だ。海谷君が来る前に彼から「行方不明になった」と聞いた。
カメラ
「なぜ仮面をつけていたんだ?」
ロム
「そうしないと私の素性がばれるじゃないか。」
なんだそれと思った。まあでも確かに海谷君も顔見知りだったからほかに見られてばれることがあるのかと思ったらだとは思うが、変わっていたのでばれることはないはずなのだが、それでも心配だったのかと思った。
とりあえず彼女をこちらへ招き、もっと細かく聞くことにした。
3月14日カメラ記