[アルノツト報告]
突然、そいつはやってきた。
今日も日課のセルリアンの討伐に出かけていた時のこと。
私が巨大な奴に遭遇していたのでいつものごとく蹴り上げて手持ちの刀で切り上げてズッタズタに切り裂いて今日も完了したかと思っていた。でも、何かおかしいと思った。
夕方だがやけに暗い。まだ日の入りまでは少し時間があった。
そう思ったら気が狂ったように吠えるフレンズがいた。いや、フレンズじゃない。あれはビーストだった。私の元へ急にくるものだから急いで飛び上がり、海谷君からもらったフレンズ専用の薬(刺して使う投げ薬(なにそれ))を使い、動きを封じた。
一件落着かと思いきやほかのビーストに囲まれていた。
これで終わりなと思った。死んでしまうんじゃないかと思った。
しかし、突然空から舞い降りた剣士が囲い込んでいたビーストの一人を静止させ、
「逃げろ!ここは危ない!!」
といった。その言葉を聞き、開いた隙間にに飛び込んだ。
逃げた後、剣士に名前を聞いた。
カメラ
「君は誰だ?」
???
「私は...いや言えない。」
カメラ
「なに?なんでだ。」
???
「まだ言うことじゃないんだ。」
名前は言えないと言うこの剣士。
外見や特徴から見ると女性のようだ。
私や海谷君以外で人は見たことがなかった。
仮面をかぶっていて素顔もわからない。
誰だ...この人は。
???
「それよりも、私はあなたに言いたいことがある。」
カメラ
「それはなんだ?」
???
「私はあんたに決闘を申し込む。」
カメラ
「何故だ?」
???
「理由は決闘する時だ。名前もその時に明かそうじゃないか。」
カメラ
「そうか。わかった。じゃああんたのその決闘を受けようじゃないか。」
そうして今、決闘の時を待っている。
彼女は本当になんだったんだ。突然現れて私を助け、決闘を申し込んだ。
本当に、何だったんだ...。
3月14日 カメラ記
ビーストまで出てくるかと思ったらそれも複数、
さらに謎の剣士まで・・・