さて、サバずきんと別れたワシミミズクは、そのまままっすぐかばあさんの家へ飛んでいった。
トントン とワシミミズクが戸をたたくと、
だぁ〜れ〜?
かばあさんの声が聞こえてきた。
ワシミミズクは主人公のような声をだした。
サバずきんで…だよ
カレーまんとジャパリ酒を持ってきたの…んだ
は はやく開けるのです
あら サバずきんじゃないの
かぎは開いているからはやく入っていらっしゃい
わたし今起きあがれませんの
それでは えんりょなく
ワシミミズクは戸を押し開けると、おふろで横になっているかばあさんに飛びかかった。
ワシミミズクは、おどろきのあまり気を失ったかばあさんの毛皮を取ると、あとはペロリとかばあさんを丸飲みにしてしまった。
それからワシミミズクは、かばあさんの毛皮を重ねて着て、おふろのなかへもぐりこんだ。
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