急な投稿開始。
[アルノツト報告]
その殺風景の景色を見て、私は喪失感でいっぱいだった。
先日、アルノツト自警団が夕方に平原を静かに偵察を行っていた時、不意に何かに気づいたように、隊員の一人が言った。
「カメラさん、嫌な予感がするんですよ。」
彼の予感というのは嫌だが予想が的中する。以前も偵察中に同じことを言った直後、大量のセルリアンが発生。フレンズが被害にあう事例が多発。今週でやっとなくなったろ思いきや、また嫌に当たる言葉が的中してしまうことになる。
偵察終了後に一応特殊装備をつけて夜間に再度その場所へ。そうするとやはりセルリアンが発生していた。夜間は夜行性のフレンズがたくさん行動する。フレンズたちには注意喚起をしていたのだが、話を聞きこぼしたフレンズは危険と知らずに踏み入ってしまった。
彼女らを必死に守ろうとしたがセルリアンに先手を取られ、フレンズ3人が被害にあった。
無残にもサンドスターを奪われ、記憶をなくした彼女らは何かあったのかというような目つきで私たちを見つめていた。
結局セルリアンは倒せれたのだがやはりそれは戻ることがなかった。
この仕事は気が強くなければないと思い知らされた。
殺風景となった現場である平原にはセルリアンが踏みつけていった草の後はまだはっきりと残っていた。折られてもなお不屈の精神でもあるのか新しい芽を出して生き生きと育っている草原の草をただただ見ていた。助けられなかったことで彼女らのフレンズがとしての人生は断ち切られた。それでもなんとも思わず見つめてきたあの顔をみると心が痛かった。まだやりたいことがあっただろう。私にすべての責任が集中したように、私の胸にはずっしりと何かわからない重さがあるような気がした。
自分がこの後説教されるわけでもなかったのに。
カメラ クモハ 1月31日記
自分が練ってねって練り続けた結果できたものです。ちなみに1月ぐらいから作り続けていて、この章は初めに自分のノートに書き込んだものの中で抜粋したものです。
道徳的な質問
この後私(カメラ君)はどうしたか?
国語的な問題
私の胸にはずっしりと何かわからない重さがあるような気がしたと書いてあるがそれは何か?
100字以内でまとめなさい。なお、句読点も一字とする。
(この問題は別に答えなくてもいいよ)
ほほう。
作者が物語中の主人公であり、語り部も兼ねているのか。
カメラ君はパークで何を見て、どんな経験をするのか?
全てのセルリアンから全てのフレンズを守るなんてのはどだい無理な話なのかもしれません
それにフレンズが動物から生まれたものだというのなら、セルリアンという天敵によって淘汰されるのもある意味自然の摂理の一つという考え方もあるかも
しかし、それは救えたかもしれない、抗えたかもしれないものと考えるとやるせなさがありますね