アライ
「早くここから離れないと・・・ なのだ…」
サーバル
「足がパンパンだよ」
かばん
「おつかれさま」
アライさんがカメラの影に身を隠るのと、
こうざんから降りてきた かばんたちがアライさんの前を通ってバスの方に向かうのは
ほぼ同時だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アライ
「フェネックは無事に『まんまる』を博士たちに渡せたのか?」
アライさんはフラフラと『ばすてき』を隠していた場所に戻った。
アライ
「フェネックは無事に未来に戻れたのか?
・・・アライさんは未来に戻れるのか?」
自分の判断は、あの場面では最善だったと確信している。
後悔はしていなかった。 しかし・・・
アライ
「うぅ… フェネックぅ・・・
もう二度と会えないのかぁ?」 orz
この世界に独り取り残されてしまった・・・
それを実感した途端、途轍もない心細さが襲ってくる。
?????
「アライさんに付き合うよ~」
アライ
「!?」
そこにはフェネックが立っていた。
フェネック
「そう言ったはずなのにさ~
ヒドいよ~ アライさ~ん」
アライ
「でも… それは・・・」
フェネック
「だから独りになんてしてあげないよ~
時空を越えてでも、ね~」
アライ
「どうしてなのだ!?
たった今、アライさんが未来に送ったはずなのだ!」
フェネック
「その通りさ~
『BTTF&BSTK』(Back To The Future & Back Skip The Kouzan)
未来に戻って、そしてまた『こうざん』に戻ってきたってわけさ~」
アライ
「ふぇねっくぅぅぅぅーー!?」
通報 ...
フェネックだけが先に未来に戻って…と思いきやすぐさま戻ってきて…
タイムスリップもののお約束ですねw
アライさん達は無事未来に戻れるのか!?
お約束を踏襲しつつオリジナリティーを出す
二次創作SSのオイシイところですよね。
もちろん一筋縄ではいきませんよ?