最初に ともえさんとお散歩に出掛けた場所でした。
ともえさんは、かばんさんとフリスビーの練習をしていました。
かばん
「ごめんね、遅くなっちゃって」
ともえ
「いえ、こちらこそ。
お忙しいのに付き合ってもらっちゃって」
2人はそんなことを言いながらフリスビーを投げ合っています。
ともえさんは見違えるほど上手くなっていました。
3人で としょかんに紅茶の淹れ方を習いに行った時、
庭でかばんさんに教わっているところを部屋から見たそうです。
私がカフェに遊びに行っている間も、ずっと練習を続けていたのです。
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アムイヌ
「ともえさんとは どういう関係なんですか?」
練習の邪魔にならないよう、離れたところにアムトラさんと#2人で座りながら
ずっと気になっていたことを訊いてみました。
アムトラ
「分からん…」
イエイヌ
「今まで ずっと一緒だったんでしょ?」
アムトラ
「いや・・・ ついこの間、出会ったばかりだからな。
それもなりゆきで、だ」
イエイヌ
「じゃあ、どうして一緒にいるんですか?
どう思ってるんですか? ともえさんのことを…」
アムトラ
「オレだって、ぜんぜん分からん」
そもそもアイツは考えが自由過ぎて・・・
今でも何を考えてるのか…」
イエイヌ
「それは分かりますぅ」
アムトラ
「オレは あの時『終わってもいい』と思っていた。
でもアイツはそれを許さなかった。
だからと言って『そう簡単に変わっていいのか?』と思った」
そう。 私も・・・
アムトラ
「オレは楽になりたかっただけなのかもしれない。
だがらといって、逆に自由を与えられてもどうしていいいか分からない」
わたしも『自由にしていい』と言われて不安に思ったものです。
ともえ
「だから一緒にこれからを考えよう!」 \(^o^)/
イエイヌ
「ともえさん…」
アムトラ
「終わったのか?」
ともえ
「なんで驚かないの!?」 \( ゚Д゚) /
むしろ ともえさんの方が驚いています。
イエイヌ
「私は耳が良いので…」
アムトラ
「匂いで…」
ともえ
「2人は感覚が鋭いフレンズなんだね!」