もっと しつこいかと思ったが、中継の尺の都合だろうか、
意外に早く解放された私が会場に着いた頃にはイベントは始まっていたが、まだ序盤だった。
客層は ほとんど親子連れ。
日曜日とあって客入りも多い。
敵将アライカーン「地球侵略は誰にお任せすればいいのだ!?」
秘書フェネクィーン「セロリアンに任せてみたらどうかな~?」
アライ「弟のパセリの無念を晴らすのだ!」
そう。 セロレンジャーの弟はクラスメートにシカトされ登校拒否に陥っていた。
セロレンジャーは正義とは何かに疑問を抱くようになっていたのだ。
反逆者セロリアン「お任せを。 行け! イノシシン!」
害獣イノシシン「ブモーー!」
リーダー・ニジ(人参)レンジャー「くそ! 強い!」
キャベレンジャー「大丈夫か? リーダー」
ゴボレンジャー「でも、なんか敵の攻撃もワンパターンな気がするんだよなぁ」
???「いいところに気が付いたな」
そこにタキシードを着てトマトの被りものに仮面を着けた、しゅっとした男が現れる。
レモレンジャー(女の子枠)「きゃー! トマト仮面さまーー!」
ーと、黄色い声を上げる。
トマト仮面「ヤツの攻撃は直線的だ! つまり...」
ニジ「よし! 全員バラけろ!」
イノシシン「ブモォ… 誰に狙いを定めれば...」
ニジ「今だ! 必殺・・・ ベジタブルスクランブル!!」
四方八方からの攻撃を受け、イノシシンは倒れる。
セロリアン「ふん!」
セロリアンはイノシシンを抱きかかえると、どこかに消え去った。
トマト「ふふ…」
トマト仮面もいずこかへと立ち去る。
レモ「ああん、トマト仮面さま~」
なかなか面白かったが、大人目線で観ていると
気恥ずかしいと言うか、むずがゆい気もするが・・・
スタッフが舞台のセットを片付け始めると、お客さんも ぞろぞろと帰り支度を始める。
ーと、別のスタッフがドラムを運び込んだり、マイクスタンドを設置する。
お客さんも「何が始まるの?」という感じで席に戻る。
どうやらサプライズライブでも始まるらしい。
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けものフレンズプロジェクトに関わった方々
けものフレンズNEOの管理人・住民の方々
スレ主のとまと仮面さん
<イラスト提供など>
ジャパ歪神さん
ふる奈さん
99902@b0782 さん
その他(二次創作をされている方々)
瀬名 秀明さん
(ストーリー構成は、氏の「八月の博物館」という作品を大いに参考にさせて頂きました)
そして、ここまで呼んでくれた あなた
皆さん、ありがとうございました。