【未来のぼうし】
[最終話] ~Aパート《それぞれの未来》-3~
<2019年4月末>
ヤベちゃんが突然 首相辞任を発表し、解散総選挙に打って出た。
2019年に入って、「首相辞任の意向、解散総選挙も視野に」という報道がなされたのだ。
首相は当初「自分はそんなことは言っていない」「ハメられた」と否定していたのだが、
側近や党の役員は「電話越しだったが、確かに聞いた」「あれは首相の声だった」と口々に言った。
マスコミやSNSでも情報が既成事実のように飛び交い、どんどん外堀が埋められていった。
すっかり周りを信じられなくなった首相は、行き付けのメイド喫茶に入り浸るようになり、
そこで
「周りが、時代がそれを求めているのよ! ドンと構えなさい!」と背中を押され、決断したという。
すると周囲は一転「皇位交代とカブる」「この時期は避けるべきだ」と進言・批判したが、
今度はヤベちゃんの方が聞く耳を持たなかった。
結果、与党は惨敗。
代わりに台頭したのは新井さん率いる「日本
(友朋は3月に発表された新年号。 国民同士は勿論、世界を「おともだち」として大切に、という意味で)
新井さんは大阪府知事を辞任。
「パーク 日本の危機なのだ!」&「困難は
過半数は取れなかったものの第一党を占め、連立与党を組むことで、首相の座に就いた。
のちに、この一連の動きに関しては、様々な陰謀論が まことしやかに囁かれたと言う・・・
(笛音&マーゲイさんたちの暗躍と、かばんちゃんたちの協力があったのは言うまでもなかった...)
新井さんは大阪都構想と、
そこは「ジャパリパークOH」と名付けられ、各ジャパリパークとも連携し、
フレンズや人の往来を完全自由化した・・・
それを受けて、かばんちゃんはパーク長に任命され、サーバルちゃんを呼び寄せた。
(オロク&オリクスさんはパークの警備長に就任した)
サーバル「じゃあ張り切って『さばんながいど』するね!」
かばん「大阪に『さばんなちほー』は無いよ…?」
・・・・・・・・・・・・・
ミライ「でもムリしてない? 慣れない ちほーでの暮らしは寿命を縮めるんでしょ?」
かばん
「ぼくも大丈夫です。
それに気に入ってますよ? 大阪。
ーというわけでミュージック スタート!」
ミライ「えぇ… この流れ続けるの?」